木沢 いずみ 三軒茶屋で15年、梅酒と地元青森の食材を使った創作料理を出す、カフェバー tuakjam【トゥアックジャム】を経営。 地元の野菜を仕入れ、体に良い料理、空間を提供。日々、集まったお客さんとの会話も楽しめるのも、お店の人気のポイント! https://tuakjam-cooking.crayonsite.net |
目次
不眠はなぜ起こるのか
カグジョ世代の女性のお悩みのひとつでもある「不眠」
●夜なかなか寝付けない
●夜中に目が覚める
●眠りが浅い
●熟睡感がなくスッキリしない
●昼間眠くなる
などの、症状に心当たりありませんか?
これらは、女性ホルモンの分泌の急激な低下により、自律神経が不安定になることで、睡眠を司どる間脳が影響されることが原因と考えられているんです。
また、更年期のからだの変調や、家庭や仕事の環境変化によるストレスが、不眠の原因になっていることもあります。
冷えを感じる方は、手足を温めるような対策を、頭痛には、鎮痛剤やリラックス効果のあるアロマや飲み物を飲んでみるなど、自律神経のバランスを整えることを心がけ、常にリラックスした状態を意識しましょう。
そして、日々の
●運動
●食事
●休息
といった、基本的なことがとても大切なのです。少し立ち止まって、生活習慣を見直してみてもいいと思います。
大豆の栄養価
良い眠りを心がけたいですよね。女性ホルモンの減少が原因でもあるので、補ってくれる食材が「大豆」です。
イソフラボンの摂取をしましょう!
大豆イソフラボンは、納豆や豆腐、味噌などの大豆食品に含まれる成分です。女性ホルモンのエストロゲンに似た形をしていることから、体内での女性ホルモンのような働きをしてくれる女性にとって、嬉しい成分なのです。睡眠の質を改善してくれる効果が期待できます。
その他にも、タンパク質やビタミン、ミネラルなど栄養素がバランスよく含まれているため、毎日摂取してほしい食品です。
骨粗鬆症の予防もしてくれますし、悪玉コレステロールを排除してくれる役割も担っています。更年期障害の予防も期待できます。大豆イソフラボンを多く摂取している人は、更年期障害によく見られる
●ほてり
●のぼせ
●発汗
などの症状が見られにくいとされています。
おとな女性への美容効果
エストロゲンの「美しい肌を保つ美肌ホルモン」の働きを大豆イソフラボンが補い、ハリツヤのある美肌を作ってくれます。
また、肌のターンオーバーを促進させる効果もあるため、保湿力もアップします。
薄毛や、髪のパサツキの改善効果も期待できます
おすすめ食材で、お手軽なのが、「枝豆」です。ビタミンAやCを含んでいる大豆はあまり多くないのですが、枝豆はビタミンA,Cをきちんと含んでおり、大豆に比べるとカロリーも低いので、ダイエットにも適しています。
食べ方の目安としては、70~75mgが理想とされます。
●豆腐一丁(60mg)
●納豆1パック(35mg)
●豆乳200ml(50mg)
一度にたくさん食べるのではなく、何回かに分けて食べることをおすすめします。
そして、納豆は朝よりも夜に食べることで、肌が活性化され、成長ホルモンの分泌を促してくれたり、細胞の再生を促したり、むくみを解消してくれます。
快眠をサポート♪ “大豆”レシピ
「具だくさん大豆スープ」
[材料 2名分]
大豆(水煮) 50g
玉ねぎ 1/2個
人参 1/3本
オリーブオイル 大さじ1
水 400ml
コンソメ 1個
塩 小さじ1/3
胡椒 少々
パセリ 少々
[作り方]
① 玉ねぎ、にんじんを1センチ角に切る。
② 鍋に水をいれ、沸かし、にんじん、玉ねぎをいれ、コンソメ、塩、コショウで、味を整える。
③ 大豆を入れ、オリーブオイルも入れ、さらに弱火で5分ほど、加熱する。
④ 器に盛り付け、パセリをかけて、完成。
「いろどり豆のツナひじきマヨ和え」
[材料 2名分]
乾燥ひじき 大さじ1.5
ミックスビーンズ 1缶
冷凍むき枝豆 40g
ツナ缶 1缶
マヨネーズ 大さじ1
砂糖 小さじ1
酢 小さじ2
粉チーズ 小さじ1
コショウ 少々
[作り方]
① ひじきを水で戻しておく。
② 枝豆も解凍しておく。
③ ボウルに、水気を切った、ひじきと、えだまめをいれ、ミックスビーンズ、ツナもいれる。
④ マヨネーズ、砂糖、酢、粉チーズをいれ、混ぜ合わせる。
⑤ 器に盛り付け、コショウを少しふりかけ、完成。
「大豆とごぼうの甘辛煮」
[材料 2名分]
ごぼう 中サイズ1本
蒸し大豆か、水煮 1/2袋
片栗粉 大さじ
サラダ油 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
白ゴマ 少々
[作り方]
① ごぼうを綺麗に洗い、2センチ幅に切る。
② 大豆とごぼうを片栗粉にまぶしておく。
③ しょうゆ、みりん、砂糖を合わせておく。
④ サラダ油を熱し、ごぼうと大豆を炒める。
⑤ 火が通ったら、合わせた調味料をいれ、煮からめる。
⑥ 器に盛り付け、ごまをふり、完成。
今回は、女性に嬉しい成分たっぷりの、大豆メニューをご紹介いたしました!
これで、安眠できるとわたしも嬉しいです!
普段あまり使わないかもしれませんが、一度使うと、おいしさと手軽さに感動するかもです。
シンプルなものは、いい食材を使って、体を労わりましょう。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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