秋のアートとごはん

木沢 いずみ
三軒茶屋で15年、梅酒と地元青森の食材を使った創作料理を出す、カフェバー tuakjam【トゥアックジャム】を経営。
地元の野菜を仕入れ、体に良い料理、空間を提供。日々、集まったお客さんとの会話も楽しめるのも、お店の人気のポイント!
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

芸術の秋を開催!

皆様、こんにちは。食のコラム担当の木沢です。11月に入りましたね!もう、今年も2ヶ月!早いですね。
紅葉も見頃を迎える場所もあり、楽しみが増えますね。私も、岩手の八幡平と、青森の奥入瀬渓流、蔦沼の紅葉を見てきました。本当にきれいで、感動しました!
東北は寒くなるのが早いので、色づくのも関東より早いので、一足先に秋を感じてきました。
東京でも、なにかイベントをやりたいと思っていて、9月から、コロナでできなかったイベントをやり始めました。
苔玉づくりのワークショップや、料理教室、占いと開運フードイベントと、目白押しでした。
今後は、クリスマスリースを作ったり、占いイベントも予定しております。
11/3の文化の日には、「自分なりのアートを作ってみよう」ということで、アーティストの講師を迎え、モノクロ写真にアクリル絵の具や、切り抜きなどを使って、コラージュを作るワークショップをやります。私の店は、飲み屋なので、飲みながら、アートを作っていくという、他にはない企画をやっていきます。
おかげさまで、毎回イベントも満席になります。皆さん、活動的になる季節なのでしょう!!
動くと、未来は変わります。やってみたいこと、やれなかったこと、やってみませんか?
この、コラムで書いてる占いの先生とのイベントは、コラムでご紹介しているレシピで料理やスイーツをお出ししています。普段、ここでしかお目に書かれない、見てくださってる方たちとの交流にもなるので、私は、毎回楽しみでしょうがないです。
食と何かをコラボして、形を作っていくことをしているので、皆さんも、ぜひ、一歩踏み出して、それぞれの「かたち」を作っていってほしいと思います。
自分なりの「芸術の秋」」開催してみませんか?

秋から冬への体の準備

寒くなると、なんとなく、疲れやすかったり、頭痛がしたり、眠くなったりなど、体の不調が続く方もいるのではないでしょうか。
この、体調不良、原因は「寒暖差疲労」が挙げられます。
「寒暖差疲労」とは、体が、寒暖差によって、疲労が蓄積した状態です。季節の変わり目に大きな気温の変化があったり、朝と夜で気温差が激しかったりすると、体は寒暖差を感じて疲労を溜め込んでしまうのです。
人の体は、暑いと汗をかくように、外気温の高さに応じて、体温調節を行う機能が備わってます。この体温調節の役割を担う神経が「自律神経」ですが、この自律神経が正常に働くためには、一定以上のエネルギーが必要です。気温差が大きいほど、このエネルギー消費も激しくなります。そういったことで、体が疲れてしまうのです。
暖房機能も使うので、外気との気温差も激しく、体が何度も、熱を作ったり、放出したりして、必要以上にエネルギーを使います。自律神経が乱れ、自分が思うより体が冷えやすくなってしまいます。
肩こり、めまい、顔のほてり、食欲不振などの症状があらわれるかもしれません。
なるべく、体温を一定にしていくことが大切なので、着るものの調節も大事ですし、冷たい飲み物は控え、温かい飲み物をとる習慣をつけることも大事です。朝起きて、白湯を飲むのも効果的です。体の内側からじんわりと温めていきましょう。

秋の味覚「蕪を使ったレシピ」

「蕪の葉ふりかけ」

[材料 2名分]

蕪の葉 100g
ちりめんじゃこ 20g
ごま油 大さじ1
生姜 2センチ
しょうゆ 小さじ1
みりん 大さじ1

[作り方]

① 蕪の葉をあらみじん切りにする。生姜もみじん切りにする。
② フライパンにごま油を熱し、じゃこを炒め、生姜をいれ、蕪の葉をいれ、しんなりするまで炒める。
③ しょうゆとみりんを加え、汁気がなくなるまで、炒めて、完成。

※ そのまま食べておつまみでもいいですし、おにぎりや混ぜご飯にしても美味しいです。豆腐の上に乗せるもの美味しいです!

「蕪と海老のとろとろ煮込み」

[材料 2名分]

蕪 4個
海老 殻付き 6尾
しめじ 1/2パック
えのき 1/2パック
片栗粉 大さじ1

料理酒 大さじ1
塩 少々
だし 2カップ
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ1

[作り方]

① 蕪は、茎を2センチくらい残して、葉を切り落とし、皮を向いて縦半分に切る。葉は、さっと茹で、幅1センチに切る。
② 海老は、殻をむき、背わたを処理して、ざく切りにする。ボウルに入れ、酒、塩をふって、下味をつける。
③ しめじ、えのきは、根本を切り、ほぐしておく。 えのきは半分に切る。
④ 鍋に、だしとみりんとしょうゆ、蕪をいれ、火にかけ、蕪に少し火が通ったら、海老ときのこを入れる。
⑤ 海老の色が変わったら、水で溶いた片栗粉を加え、とろみをつける。蕪の葉もいれて、混ぜ合わせる。
⑥ 器に盛り付け、完成。

「れんこんと蕪の焼き野菜サラダ」

[材料 2名分]

蕪 3個
れんこん 100g
ねぎ 1/2本
ちくわ 2本
オリーブオイル 大さじ1
酢 大さじ1
めんつゆ 大さじ1/2

[作り方]

① 蕪は、くし切りにする。れんこんは6ミリくらいの半月切りに、ねぎは、斜め薄切りにする。ちくわも斜め切りにする。
② フライパンにオリーブオイルを熱し、野菜を焼き目がつくように焼いて、ちくわも炒める。
③ 酢とめんつゆは合わせておく。
④ 器に盛り付け、たれをかけて、完成。

今回は、「蕪」をテーマにレシピをご紹介いたしました。
体も温まりますし、旬の野菜ですので、体を整えるのにいい食材です。
体の内側から、温めて、冬を迎える準備を整えましょう。
お読みいただきまして、ありがとうございました。

プロフィール

青森県出身。航空会社勤務を経て、イタリアン、アジアン料理、梅酒バーで修行し、2007年に、自身の店 [tuakjam]トゥアックジャムを三軒茶屋にオープン。
地元青森の食材を使った創作料理や、おつまみを提供。ちょっとかわった梅酒や店主こだわりの焼酎が飲める。
店主もだいたい飲んでるので、ひとりで来ても安心。一緒に飲める家のような店。
武士の食卓で、和食伝承士を取得。和食の料理教室を独自に開催。今後は、定期的に開催するよう、準備中。
三軒茶屋のバーは、ひとりでくるお客様が多いので、大人の放課後みたいなイメージのお店。ごはんも食べられるので、独身率高め。年齢層は30〜40代をメインに、幅広い。

定休日→日曜日
営業時間→17:00〜24:00

■ホームページはこちら
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

■インスタグラムはこちら
https://instagram.com/tuakjam?r=nametag

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP