《和文化》カルチャーセンターを楽しもう (1)

こんにちは!
笛の福原百麗(ふくはら ひゃくれい・藤本博子)です。

楽器を習ってみたいなと思った時、一番気軽に習える場所がカルチャーセンターです。
朝日、読売、NHKなど、大手マスコミ系のカルチャーセンターがよく知られています。
他にも、島村楽器、宮地楽器、ダク、フルートのムラマツなど、楽器屋さんのカルチャーセンターも気軽に入門できます。

そのようなカルチャーセンターでしたら、たまたまの通りすがりや思いつきで、「やってみたいんですけど・・」と訪ねられても、きちんと案内、対応してくださるはずです。(お客様ですからね)
私の笛の師匠もいくつかのカルチャーセンターで教室を担当してらっしゃって、私は横浜のよみうりカルチャーで、姉弟子さんと交代で助手を務めさせて頂いております。

ここ数回ほど、師匠が舞台の本番などでご都合悪く、私が代理でお稽古させて頂いているのですが、先日たまたま、その後に発表会本番のピアノ合わせの予定があったため、フルートも持参していたのです。

すると、生徒さん達が食いついてきました。
「フルートを聴きたい!」と。

その日は師匠もいらっしゃらなかったので、これ幸いと特別授業と化し、皆さんに大いに楽しんで頂きました。

・篠笛と洋楽器フルートとの違い
・材質で異なる音
・似ていて違う演奏法 等々

和楽器の生徒さんは年配の方が多いため、色々な趣味をお持ちだったり、習い事の経験をお持ちです。
・クラシック音楽を聴くのが好きな方、・オカリナを演奏される方、・昔フルートを習おうと楽器を買ったけれど、独学できず挫折した方 など
生徒さん達も色々な体験を話してくださり、質疑応答大会にもなりました。

皆さんのお話を色々お聞きして、私も驚かされることがいくつかありました。

極端な事例ですが、これは和と洋の根本的な違いをよく表していると思います。
和楽器は神社などのお祭りのように、草の根的に広がり、継承されてきた面があります。メソッドなどというものもなく、見よう見まねで適当に教え、教わってやってきたものです。
ですから、経験のない三味線奏者が「笛の人はここに口当てて吹いてっから、そこにフーってやれば音が出るんじゃね?」という荒っぽい指導もあり得る話なんですね。

皆さんは、ぜひそのような所で時間とお金を無駄にせず、興味を持たれた場合は、気軽にカルチャーセンターを覗き、きちんと授業を見学して、合う先生を見つけて、チャレンジしてくださいね。
もし、楽器をやりたいけど何の楽器をやったらいいか迷っているという方は、大手のカルチャーセンターは洋楽器も和楽器のクラスもありますので、色々なクラスを見学してみてください。そこで色々見学してから楽器を決めて、
他のカルチャーセンターと比較してみるというのもありかと思います。

●ストアカ(Street Academy)では「篠笛体験講座」をリクエストベースで開設しております。

https://www.street-academy.com/myclass/38288?

●個別にお稽古のご希望、ご相談等ございましたら、こちらまでどうぞ!

ワード・スピリット 藤本博子
wordspirit.curation@gmail.com

 

藤本博子(福原百麗)

伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。

これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。

現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。

一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。

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