Vol.54 50代女性が知って得する睡眠情報:美容と睡眠パート1

おはようございます。

人生、上手に寝たもん勝ち!2分間コラム。
さて、今年は、50代女性がこの先の50年も輝くための睡眠というテーマでお届けしていきます☆

今回は、『改めてゴールデンタイムとは?』をお伝えします。

22時~2時説は違います!・・・惜しい!のです。

「睡眠」の話になると、なぜか多くの皆さんは『時刻』を気にします。
時には『時刻』に縛られたり振り回されている人も。
「時刻」と「時間」は違います。
さらに言えば、「時間」に縛られる人もいます。時間もまた目安でしかありません。
時刻も時間もそして睡眠は人それぞれ。隣の人と私では生活スタイルの時刻も、必要な睡眠時間も異なります。
そのことをくれぐれも念頭に置いてくださいね。

「え?私、寝るの1時だからゴールデンタイム1時間しかないの?!」
そうおしゃる方も少なくないのです。
大丈夫です!安心してください。

今現在、美人を作るための睡眠ゴールデンタイムは、『寝入ってからの3時間』とされています。

私たちは多くの場合は、夜寝ます。大体22時から1時ぐらいの間が就寝時刻という人が多いのではないでしょうか?
そのことから、寝入ってから3時間の話が色々と経由されるうちに、22時から2時の間の3時間!それ以外の時刻ではダメ!に変容したと考えられます。

では、夜寝ようが昼寝ようが、どんな生活スタイルであろうが3時間寝ればゴールデンといえるのか?
それは違います。
ゴールデンタイムが、本当に美人つくりゴールデンとなるには条件があります。

☆基本は規則正しく。(ある程度でOK)
☆まあ大体は快眠だと感じている。
☆体調もオッケーラインだと感じている。
☆ショートスリーパーでない限り、ある程度の睡眠時間は確保している。
=3時間だけ寝ればよいは×
☆起床後に日光(強い光)を浴びている。且つ就寝前の時間帯は強い光を浴びいていない。
⇒例えば、昼夜逆転のお仕事の場合などは、この条件の実行が難しいことがあるのです。
すると残念ながら、セロトニン分泌の低下、メラトニン生成量の低下、メラトニン分泌の抑制、成長ホルモンの分泌低下が起こり、寝入ってから3時間が美のゴールデンタイムとは言えなくなる場合があります。
☆細胞を作るための栄養素を食事でしっかり取り入れている。
⇒蛋白質や脂質も必要です!アミノ酸無くして美は作られないと言っても過言ではない
のです!極端な節制は如何なものでしょう・・・
☆ストレスマネジメントはまあ出来ている。
☆美容に関する工夫もある程度している。
☆その他・・・

これらがクリアできていれば、寝る時間が遅いからダメってことはありません。
ただし、家のこと仕事のことやることいっぱいで寝る時間無いの!!
寝る時間が毎晩2時。もう寝なくちゃ!と思って布団に入る。起きる時間は毎朝5時。あーもう起きなくちゃ!本当はもっと寝ていたいのに。今日も寝不足。夜TV見ながらついウトウトしちゃうことあるのよね・・・これではダメ。

快眠は、~せねばならぬ思考=寝なくちゃ起きなくちゃでは身に着きません。
美を手に入れたいのであれば、生活スタイルの端々にあるムダな思い込みとムダな行動を整理整頓して、短い時間でも自分のための自分の美のための時間を確保する必要がある。

『あなたは、何のために眠りますか?』
私の講座・講演で必ず問う質問です。
そこに「美のため」が入る時、女性はさらに力が湧いてくるのではないでしょうか?

先ずは、光を浴びる・浴びないを正しく実施すること。
そして、寝入ってからの3時間、しっかり深い睡眠を取れる様、自律神経を整えることからスタート。
それから、食事の内容、運動、美容アイテムなど一工夫を。
~しなければならないを減らす、ストレスを減らす、自分に優しく心地よく♪

最高に有効なゴールデンタイムを今夜も迎えられると良いですね。
だって私たちってば、次の日の朝、化粧のノリが良いだけでも、気分よく一日がスタートするじゃありませんか!!

それでは、今夜も良い眠りを・・・「人生、上手に寝たもん勝ち!」

プロフィール

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
研修講師/薬剤師/睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会)

埼玉県出身。薬科大学卒業後、営業職に従事。医療の現場で心を病む人が増加している現状を目の当たりにし、心理カウンセラー資格を取得。その後、睡眠問題を深く掘り下げるためメンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる中で、睡眠は心と体を元気にし、目の前のあなたに笑顔をもたらす!と確信を得る。
日本にわずか10名ほどしか存在しない『睡眠改善シニア指導員資格』を取得(H29年3月現在)。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』に関するセミナーや、講演活動、『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、企業研修・安全大会講演を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。

新聞連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP