梅雨の季節に考える、「洋服に優しい」洗剤のこと

鈴木マナミ
オーガニック企業IN YOU勤務。
最初のキャリアは、出版社。営業と編集を合わせて12年経験し、大手広告代理店に転職。
多くの方が、健康に楽しく暮らせる社会を実現したいと思いオーガニック事業に足を踏み入れる。現在、経営大学院にて、経営を学ぶ。

洋服が傷むのは、ナゼ?

こんにちは! 鈴木マナミです。
7月に入りましたが、すっかり梅雨空ですね。
洗濯ものを干すタイミングもありません…。

今日は、洗濯物のお話をしたいと思います。

せっかく買ったお気に入りのお洋服、何回か洗ったら、傷んでしまってもう着ない…。

そんなこと、結構ありませんか?

そもそも洋服って、どうして傷んでしまうのでしょう。

その原因は洋服を洗濯するときの摩擦。
だから、繊維に対して優しい洗剤を選ぶ必要があるのです。

一般的なおしゃれ着洗いの洗剤は、中性洗剤ですよね。
洗浄力が低い反面、繊維には優しいのが特徴です。

「洗濯」の仕組みって?

オーガニックな商品に触れていると、地球や、自然への影響について考えることが多々あります。

子供の頃、ショッピングモールか何かである実験を目にしました。
お水に色水を入れたら、
その水が元の透明の水になるにはどのくらいの水が必要になるのか、というもの。

透明の水になるには、投入した色水の、何倍もの水が必要、という実験でした。

これはそのまま洗濯にも当てはまります。
洗濯をするということは、水と洗剤を混ぜて海に返す、ということ。
たった少しでも、それが自然にとって歓迎されないものであった場合は、それを元に戻すには何倍もの労力が必要になってくるのです。

そもそも、洗剤は、「界面活性剤」の力を使っているものが多いです。
界面活性剤とは、本来交じり合わないはずの水と油を混ぜることができる働きをします。

油や汗の汚れを、界面活性剤の力で繊維の汚れまでしみこみ、汚れをはがし、
その汚れを乳化させて分散・取り除くことができるのです。

でも、界面活性剤にはあまり良いイメージを持たれていません。
自然への影響だけではなく、健康面へのリスクを含めた、人体への懸念が多方面から示唆されています。

もちろん、即座に影響がでるものではありません。
しかし、ひとつの事実として洗剤を選ぶ際には意識してみていただけると嬉しいです。

界面活性剤にも「天然」がある!

さまざまな懸念が指摘されている界面活性剤ですが、実は「天然」のものがあるのをご存知ですか?

毒性などが指摘されているのは「合成」のもの。
天然のものは、当然ながら自然界にあるものなので、安心です。

天然界面活性剤として有名なのが、サポニン。

お米や大根を煮た、ゆで汁で食器を洗うと、洗剤なしでも油が落ちる、って聞いたことありませんか?
これらには大豆サポニンが含まれており、天然の界面活性剤で油汚れも落とせるんです。

お米や、大根や、大豆などを煮ると、泡が出ますよね?
あの泡もサポニンの働きです。

また、ソープベリー(ソープナッツやランドリーソープとも)というナッツにもサポニンがたっぷり含まれており、ナッツと一緒に洗濯をすると、しっかり油汚れが落とせるのです。

身近だからこそ、洗剤は環境を大切にしたものを選んでいきたいですね。

IN YOU MARKETでも洗剤をいくつか取り扱っております。
どれも自然に優しいのはもちろん、肌にもとっても優しいですよ!
ぜひ、お気に入りの洗剤を見つけて愛用してみてくださいね。

IN YOU MARKET
洗剤一覧
※システムの都合上、洗剤以外の商品も含まれる可能性がございます
https://inyoumarket.com/search?category=0&keywords=%E6%B4%97%E5%89%A4

プロフィール

鈴木マナミ
オーガニックショップIN YOU Market運営担当。
「大切な人に薦められる商品だけしか置かない」をモットーに、オーガニックの商品にふれ続ける毎日。
けれど、実は入社前はオーガニックとは無縁の生活。だからこそ分かったオーガニック生活の楽しさをお届けします。
INYOUMarket以前は、出版社勤務を経て広告代理店を経験。

 

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