第41回「新NISAの成長投資枠の使い方」

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの阪田順子です。

来年から新NISAが始まりますが、活用のための準備は進んでいますか?投資枠が広がるので、いくら投資しようか、何で運用しようかと悩む人が多いです。特に、成長投資枠の活用はご相談をいただくことが多いので、今回は新NISAの成長投資枠の使い方について書いていきます。

つみたて投資枠と同じ投資信託で積立投資をする

成長投資枠は、つみたて投資枠と同じ投資信託で積立投資をすることもできます。
つみたて投資枠は年間120万円まで投資ができるので、毎月の投資額は10万円が限度です。毎月10万円以上、つみたて投資枠の投資信託で積立投資をしたい人は、成長投資枠を使って投資をするとよいでしょう。
また、何年かしてつみたて投資枠を使い切ってしまった場合も、その後は成長投資枠を使えば、同じ積立投資を続けることができます。

つみたて投資枠ではできない投資信託で積立投資をする

つみたて投資枠は金融庁が選んだ長期投資に向いた投資信託となっています。そのような投資信託は、リスクは少ないですが、その分リターンも少ないです。成長投資枠では、それ以外の投資信託、つまりリスクもリターンも高めの投資信託を運用することもできます。
また、リスクもリターンも低いけれどつみたて投資枠ではできない債券の投資信託も成長投資枠では運用できます。
ご自身のリスク許容度に合わせた投資信託を選べますし、積立投資だけでなく一括投資もできるので、自由な投資ができるでしょう。

株式投資で運用する

成長投資枠では株式投資もできます。
成長投資枠は年間240万円まで投資ができるので、少額でやるならその範囲内で短期投資を繰り返してもいいですし、安定している銘柄で優待や配当を狙った長期投資をしてもいいでしょう。
ただし、株式投資は投資信託よりもリスクが高くなります。リターンも高くなりますが、特に初心者の方は注意が必要です。

まとめ

成長投資枠は、つみたて投資枠でできる投資はもちろん、それ以外の投資もできますので自由度が高いです。
ただし、成長投資枠を必ず活用しなければいけないというわけではありません。つい年間投資枠を使い切らないと勿体ないと思いがちですが、無理な投資は貯蓄を減らしたり家計を圧迫したりすることになりかねないので注意が必要です。
ご自身の投資資金を確認して、余裕がある場合はぜひ有効活用していくとよいでしょう。

<阪田の独り言>

私は成長投資枠は株式投資で使っていく予定です。売買を繰り返したり、長期保有をしてみたり、どのやり方がお得になるか試してみようと思っています(^^)/

<プロフィール>

阪田順子/ファイナンシャルプランナー
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®超初心者向けマンツーマン投資サポーターとして、投資が「怖い」「難しい」「わからない」という方をマンツーマンでサポート。
知識がない、専門用語がわからない方でも投資をスタートできる、「資産運用講座」や「株式投資講座」が人気。投資で失敗し数千万円を失った身内を見て、投資は絶対にやらないと決めていたが、ファイナンシャルプランナー資格取得と同時に勉強のために投資を始める。
「失敗したらお金を失う」という不安を抱えながらのチャレンジだったが、適切な投資をすれば安定的にお金が増える、稼ぐことができることを実感する。
その後は本格的に投資について学び、年収を2倍以上にすることに成功。
お金があれば人生が豊かになるだけでなく、何かあったときも安心なため、投資を多くの人に始めてもらいたいと考え、以前の自分のように投資にネガティブなイメージや苦手意識を持つ人が投資を始められるようにマンツーマンでサポートをする講座を開始。投資で豊かな人生が送れる人を増やすために、ブログやSNSで情報発信も行う。
アメブロ:https://ameblo.jp/meromeromeronnu/
Instagram:https://www.instagram.com/jsfp2020/

 

 

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