阪田順子/ファイナンシャルプランナー 1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®超初心者向けマンツーマン投資サポーターとして、投資が「怖い」「難しい」「わからない」という方をマンツーマンでサポート。 知識がない、専門用語がわからない方でも投資をスタートできる、「資産運用講座」や「株式投資講座」が人気。

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの阪田順子です。
2023年も始まりました。今年はお金に関する目標などは立てましたか？
昨年の12月30日に、岸田首相が東京証券取引所の大納会に出席し、「来年は資産所得倍増プラン元年として、貯蓄から投資へのシフトを抜本的に進めていく」との方針を示しましたね。それが良いか悪いかは別として、投資をしないと本当にこの先の生活が厳しいということが読み取れます。あなたはもう投資を始めていますか？
さてさて、そんなわけで既に投資が必要な時代なわけですが、闇雲に投資をすればいいというわけではありません。投資はお金が増える可能性もありますが、お金が減る可能性もあるからです。投資でお金を減らさないためにも、ぜひ取り入れてほしいのが「コア・サテライト運用」というものです。コア・サテライト運用は「守り」と「攻め」を組み合わせた運用方法です。今回は、コア・サテライト運用について、詳しく解説させていただきます。

コア・サテライト運用とは？

コア・サテライト運用は、運用資金を「守り（コア）」と「攻め（サテライト）」に分けて、それぞれ目的に合った商品に投資する方法です。守りの部分はできるだけ資産を減らさないために安定した運用をし、攻めの部分はリスクをとって高いリターンを目指す積極的な運用をします。守りと攻めの投資をバランスよく組み合わせることで、過度なリスクを回避しながらリターンの上積みをめざすのがコア・サテライト運用です。
なお、コアとサテライトの比率は年齢や投資経験などにもよりますが、資産の7割〜9割がコア資産、残りの1割〜3割をサテライト資産とするなど、コア部分を多く持つことがおすすめです。

コアにおすすめの投資

守りとなるコアの部分は安定した運用ができる投資商品で、長期分散投資で運用することをおすすめします。長期的に運用することで、価格の振れ幅が次第にならされて小さくなり、安定的な運用になると考えられています。また、ひとつの商品だけに集中投資するのではなく、さまざまな地域や資産に投資を行うことで、リスクを分散させることができます。
コア資産では、現金預金、定期預金、投資信託でもインデックスファンドやバランスファンド、個人向け国債、米国債、不動産などに投資しましょう。また、つみたてNISAやiDeCoも積極的に活用するとよいでしょう。

サテライトにおススメの投資

攻めとなるサテライトの部分は、お金が減ってしまうリスクが高いけれど、お金が増えるリターンも高い商品に投資をするのが一般的です。そのため、サテライトの部分に投資する資金は、余剰資金であることが重要です。そして、できるだけリスクを抑えるに越したことはないので、分散投資をするなどしてリスク管理をしていきましょう。
サテライト資産は、株式投資や投資信託のアクティブファンドなどがおすすめです。投資に慣れている人は、FXや暗号資産を取り入れてもよいでしょう。

まとめ

コア・サテライト運用は、守りのコア資産と攻めのサテライト資産を持つことで、お金を減らさずに増やす運用を目指すのです。銀行や生命保険会社などの機関投資家（運用のプロ）も実践している投資戦略ですので、非常におすすめの運用方法になります。
まだ資産運用を始めていないという場合は、コアの部分の運用から始めていきましょう。既に資産運用をしている場合は、投資商品を見直したり、コアとサテライトとなるものの比率を考えたりしてみてもよいでしょう。

＜阪田の独り言＞

私は株式投資が趣味なので、コアよりもサテライト部分が多くなってしまってます(^_^;)
今年もまだまだ相場が不安定なので、もう少しコア部分を増やしていきたいなと思います！

＜プロフィール＞

投資で失敗し数千万円を失った身内を見て、投資は絶対にやらないと決めていたが、ファイナンシャルプランナー資格取得と同時に勉強のために投資を始める。
「失敗したらお金を失う」という不安を抱えながらのチャレンジだったが、適切な投資をすれば安定的にお金が増える、稼ぐことができることを実感する。
その後は本格的に投資について学び、年収を2倍以上にすることに成功。
お金があれば人生が豊かになるだけでなく、何かあったときも安心なため、投資を多くの人に始めてもらいたいと考え、以前の自分のように投資にネガティブなイメージや苦手意識を持つ人が投資を始められるようにマンツーマンでサポートをする講座を開始。

投資で豊かな人生が送れる人を増やすために、ブログやSNSで情報発信も行う。
アメブロ：https://ameblo.jp/meromeromeronnu/
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