第4回 自然だけどキレイに見えるアイシャドウの塗り方

こんにちは。salon de Saga manners主宰の嵯峨裕美子です。

大人の女性にこそ実践して欲しい、キレイに見えるアイシャドウメイクの秘訣をご紹介いたします。サロンにレッスンで訪れる大人の女性から、コロナ生活で外出することが少なくなり、アイメイクをしないことが多くメイクの仕方を忘れた!というお話をよくお聞きします。

メイクの仕方を忘れるだけではなく、メイクテクニックの低下に繋がており、いつもよりメイクにかかる時間も多くなったり、メイクを面倒くさく思う方もいるのではないでしょうか?
マスクの生活では目もとの印象は大切です。「自然だけどキレイに見えるアイシャドウの塗り方」を取り入れて、いつも素敵な自分をキープしましょう。

キレイに見えるアイシャドウは?

アイシャドウを使用するメリットは、目を大きく見せられることです。アイシャドウを使って目元に奥行きを作ることで、眉と目の間を短く見せられます。それにより、大きく魅力的な目を演出できるのです。また、目もとをキレイに見せるためには、塗るカラーも大切です。

ポイント1:肌なじみの良いカラーを選びましょう。

肌になじむカラーを選ぶことで、肌との境目がくっきりせず曖昧になりナチュラルに見えます。ナチュラルなベージュ、ブラウンやピンク、オレンジなどが代表的な肌なじみカラーです。

ポイント2:パーソナルカラーのアイシャドウを選びましょう。

パーソナルカラーを取り入れると、ヘアメイクやファッションに統一感が生まれ簡単に洗練された印象にみせることができます。最大限に自分を素敵に見せたい日にはぜひ役立て取り入れてみましょう。

また、最近はイエローベース、ブルーベースと紹介されているメイクアイテムが多く販売されています。自分の似合うベースを選ぶだけでも素敵な印象になります。

アイテムは?

アイシャドウを塗る際、どのようなアイテムを使用していますか?
ブラシ、チップ、指など、使うツールによって発色や質感などが絶妙に変化します。
ひとつのアイシャドウでさまざまな発色や質感を楽しむためには、アイテムがあるとよりレパートリーが広がります。アイシャドウを塗る際に便利なアイテムやおすすめのアイテム、使い方をご紹介します。

ポイント1

ブラシ:広い範囲を塗りたい時やソフトに仕上げたい時
ソフトな発色を楽しみたい時や、アイホールなどの広い範囲に塗りたい時は、アイシャドウブラシを使うのがおすすめです。小さいブラシは細かい部分にもなじませやすいため、パウダーシャドウもクリームシャドウも均一で美しい仕上がりになります。

ポイント2

チップ:しっかり発色させたい時
色をはっきり出したい時は、チップで塗るのがおすすめです。アイシャドウがまぶたにしっかり密着するため、見たままのカラーが楽しめます。
大きいチップは上まぶたに、細いチップは目のキワや下まぶたにアイシャドウをのせる時に使用しましょう。パウダーシャドウにもクリームシャドウにも適しています。

ポイント3

指:簡単に仕上げたい
時短でアイメイクを仕上げたい時や広範囲に塗りたい時は、「指」で塗るのがおすすめです。また、ラメやパールなどキラキラするアイシャドウを塗る際にも「指」を使用しましょう。カジュアルで抜け感のある仕上がりが楽しめます。

アイシャドウ「基本」の塗り方

アイシャドウにはさまざまな塗り方がありますが、まずは基本的な縦グラデーションの塗り方をご紹介します。
基本の縦グラデーションの塗り方に沿ってアイシャドウを塗ることで、自然でキレイな陰影を作ることができます。「アイメイクをしばらくしていない」「アイシャドウをキレイに塗れない」「アイメイクの印象を変えたい」という方は縦グラデーションの塗り方を試してください。

<アイシャドウの基本 縦グラデーション>

ポイント1:アイシャドウベースを塗る

アイシャドウベースをお持ちの方は、まずはアイホール全体にアイシャドウベースを塗ります。アイシャドウベースを塗ることで、アイシャドウの発色や持ちを良くすることが可能です。

アイシャドウベースをお持ちでない方や、もともと発色の良いアイシャドウを使用する場合はこの工程を飛ばしても大丈夫です。仕上がりの好みもありますので、アイシャドウベースは使用しなくても問題ありません。

ポイント2:アイホール

アイホール全体に明るめのカラーを塗ります。
アイホールとは、目頭から目尻にかけて半円状に囲んだ部分のことで、おおよそ眼球がある範囲と思っていただけると分かりやすです。

アイホールには明るめのベージュやホワイトに近いカラーなど、ハイライトカラーを入れて目元の立体感を出すのがポイントです。
明るめのカラーを入れることで次に塗るカラーが綺麗に発色するという効果もあります。

ポイント3:二重

アイホールより少し狭い範囲にメインカラーを塗ります。
二重幅あるいは目を開けたときに見える部分までメインカラーを入れます。こちらのメインカラーによって目元全体の印象が変わります。

アイシャドゥは3色以上が入っているパレット式がおすすめです。キレイな縦グラデーションで、目を大きく見せる方法を実践してみましょう。

ポイント4:ままぶたのキワ

上まぶたのキワ、下まぶたの目尻1/3に締め色を塗りましょう。
次は締め色を入れます。締め色はブラウン系のカラーが多いですが、ネイビーやブラックなども引き締まるので印象的な目元に仕上がります。

上まぶたのキワにライン状に締め色を入れ、下まぶたの目尻1/3に締め色を塗るのが基本的な塗り方です。
二重幅が狭い方は、上まぶたの締め色を入れすぎると二重幅がつぶれてしまうので、目の形によっては下まぶたの目尻のみでも大丈夫です。

最後に・・・
アイシャドウの役割として、目元に立体感を持たせることがあげられます。アイシャドウで目元に陰影をつければメリハリのある顔立ちを作ることが可能です。今週は「自然だけどキレイに見えるアイシャドウの塗り方」でビューティー更新をしてください!

嵯峨裕美子プロフィール
salon de Saga manners主宰スイスが誇る伝統のフィニッシングスクール、ヴィラ・ピエールフー(Institut Villa Pierrefeu)を卒業され、プロトコールマナーを基軸としたスクールに20年間、従事し専属講師、副学院長を努める。欧州、王室主催の舞踏会に多数出席。欧州社交界の経験から、受講生の実践の場としてモナコ王室「バラの舞踏会」やフランス「パリの舞踏会」、エルメス社主催「エルメスカップ」などの社交界に出席される方へ、テクニックや知識を伝え「教養を身につけ、人生を豊かに楽しむ。」ための講座やVIP研修を展開する。ホームページ http://salon-de-saga.com/
ビューティーアップレッスン「1月ビューティーDAY」開催 http://salon-de-saga.com/product/12/

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