第14回 きれいをキープ!ラグジュアリーメゾット 継続編

Part 3 ボディメイク ハンドケア編

こんにちは。salon de Saga manners主宰の嵯峨裕美子です。
これまでにたくさんのお客様のエチケット&プロトコールマナーからメイクやヘアスタイル、ファッション、パーソナルカラー&スタイル診断させていただいた経験をもとに、綺麗をキープする秘訣についてお伝えいたします。

7月からのコラムは「きれいをキープ!ラグジュアリーメゾット」をご案内いたします。
ケアを継続させる秘訣は、「愉しむ・無理をしない・◯◯しながら」をわたくしは長年続けています。24時間できる時に実践するのがポイントです。

本日のテーマは「Part 3 ボディメイク ハンドケア編」です。

エチケット&プロトコールマナーのレッスン時にお伝えしておりますが、普段の延長線に特別なイベントがあります。普段から身についていない方が、1回ほど練習しただけで、パーフェクトにできるのでしょうか?
ご自身の中で、頑張っているレベルではなく、その場に相応しい「大人の女性としてのマナーや立ち振る舞い」が年を重ねる上で必要になっています。
レベルの低下を黙認するのは簡単です。ですが人生100年時代、愉しみながら、その場に相応しい知性とエレガントさを身につけたものです。
今週もさらに魅力に磨きをかけて参りましょう♪

「Part 3 ボディメイク ハンドケア編」

ケアが行き届いた、美しい健やかな手元や指先はエレガントなムーブメントには欠かせません。手肌が手荒れでガサガサしていては、せっかくのネイルアートも映えなく、年齢が出やすい手こそ、普段から意識してハンドケアしましょう。

ハンドクリームやネイルオイルの王道ケアのほか、私が定期的に取り入れているのは週1回から2回はボディスクラブで手の甲の角質ケアをしたり、フェィス用の保湿や美白のパックも行っています。
手荒れがひどい時や、食事を作るときはハンドクリームではなく、オーガニックの食用の米油を手に塗るなど24時間体制でハンドケアを愉しんでいます。

また、日頃のお手入れに取り入れやすい、ハンドクリームを活用した手荒れの対策やスペシャルケア方法をご紹介します。

<ハンドケア 3ポイント>

  1. ハンドクリームを使う前に保湿化粧水でハンドケアをすれば、保湿効果がアップします。
  2. 爪も手肌の一部なのでケアを心がけましょう。
  3. ハンドクリームの後はハンドパックをすれば、手荒れの予防や改善が期待できます。

①化粧水で保湿力アップ

手肌のケアといえば、王道なのがハンドクリームです。手荒れやひび割れ、あかぎれなどが気になり、ハンドクリームをバックに携帯しているという人も多いのではないでしょうか。
ハンドクリームの塗り方ですが、ハンドクリームの前に保湿化粧水をなじませるひと工夫するだけで、効果がアップします。
顔のお肌をケアする時に、いきなりクリームをつけないのと同様に化粧水で手肌の表皮の角質層に水分を与え、その上にハンドクリームを塗れば、保湿効果がさらに高まり、乾燥による手荒れも改善されます。
手肌もよりしっかり乾燥肌対策を行うことが一歩進んだハンドケアになります。夏も意外と手が日焼けにより乾燥するので、試してください。
朝晩の洗顔後に顔に化粧水をつけると思いますので、その時に手にも化粧水をつけましょう。顔と同様に手もていねいにやさしく、押さえるようにしてなじませるのもポイントです。

②爪のケア

爪のケアも大切です。化粧水やハンドクリームをしっかり爪の周りや爪の付け根につけましょう。さらに、ネイルなどで乾燥が進む爪のケアには、キューティクルオイルなど爪専用の保湿剤をプラスすると、指先のコンディションがアップします。

③スペシャルケア(ハンドパック)

手に化粧水とハンドクリームを塗った後に、サランラップを手に巻いてハンドパックす
方法です。5~10分ほどそのまま置きましょう。
また、コットンやシルクの手袋をして、そのまま眠るのもおすすめです。
ハンドパックはハンドクリームの成分が浸透しやすくなり、手荒れがひどい時などに効果的です。手荒れが無くてもハンドケアとしておすすめです。

④ながらケア

時間にゆとりがないという人は、水仕事の際、ハンドクリームを塗って綿などの手袋をはめ、その上からゴム手袋をはめると、家事と手のケアができます。
食器がきれいになるだけではなく、手も美しくツルツルになります!

手はよく働いてくれる大切なパーツです。ハンドケアが行き届いた手元や指先は、エレガントなムーブメントには欠かせません。365日、“美しい健やかで美しい手肌”をキープして参りましょう♪

<嵯峨裕美子のラグジュアリーなモナコタイム NO.5>

モナコステイ中に訪れるレストランやパーティでは、生き生きとした素敵なマダムにお会いできる機会が多くありました。特に着席でのパーティでは、手はテーブルの上に置かれているので手元や指先の美しいマダムの動きに目を奪われます。
手の置き方や指先の一つ一つのムーブメントが映画のワンシーンのように美しく、見惚れてしまう事がありました。爪も派手なネイルアートではなく、フレンチネイルや王道のレッドカラーが多く、爪の長さは短めでした。

わたくしがモナコに最初の頃に訪れた時に驚いたのが、市場の中に、お肉屋さん、お魚屋さん、青果店と一緒にネイルサロンが並んでいました。365日、パーティが開催されるモナコだからこそ、家事を行いながらネイルケアも怠らないで、いつでもイベントに出席できる準備が整っていると感動しました。
この経験から、いつでもパーティやイベントに誘われてたら「是非、喜んで出席させていただきます!」とお返事ができるように、普段から自分の準備が整える習慣も取り入れています。

モナコ王宮広場からの写真 2019年

嵯峨裕美子プロフィール
salon de Saga manners主宰スイスが誇る伝統のフィニッシングスクール、ヴィラ・ピエールフー(Institut Villa Pierrefeu)を卒業され、プロトコールマナーを基軸としたスクールに20年間、従事し専属講師、副学院長を努める。欧州、王室主催の舞踏会に多数出席。欧州社交界の経験から、受講生の実践の場としてモナコ王室「バラの舞踏会」やフランス「パリの舞踏会」、エルメス社主催「エルメスカップ」などの社交界に出席される方へ、テクニックや知識を伝え「教養を身につけ、人生を豊かに楽しむ。」ための講座やVIP研修を展開する。ホームページ http://salon-de-saga.com/
ビューティーアップレッスン「1月ビューティーDAY」開催 http://salon-de-saga.com/product/12/

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