その日焼け止め、大丈夫? 海外で禁止されている成分が日本では普通に使われている!

鈴木マナミ
オーガニック企業IN YOU勤務。
最初のキャリアは、出版社。営業と編集を合わせて12年経験し、大手広告代理店に転職。
多くの方が、健康に楽しく暮らせる社会を実現したいと思いオーガニック事業に足を踏み入れる。現在、経営大学院にて、経営を学ぶ。

海外で禁止されている成分が、日本では普通に買える!

こんにちは。鈴木マナミです。
夏がやってきました!
暑い夏…。
ジリジリ照り付ける太陽…。
肌を直撃する日差し!

何とか逃れようと塗る日焼け止め。

その日焼け止め、大丈夫ですか?

実は、海外では禁止されている成分が、
日本で販売されている日焼け止めには含まれているってご存知ですか?

それらは、紫外線吸収剤として広く使われており、
もちろん日本では普通に購入することができるのです。

日焼け止めの仕組みとは?

そもそも、日焼け止めの仕組みをご説明すると、
日焼け止めの仕組みには2種類あります。

紫外線吸収剤と、紫外線散乱剤を使用したもの。
一般的に使われているのは、紫外線吸収剤です。

紫外線吸収剤は、肌の表面で吸収した紫外線を、化学反応で熱エネルギーに換え、放出し肌へ到達するのを防いでくれるものです。
しかし、化学反応が起きるため、肌への負担はどうしてもかかってしまい、敏感肌の方は刺激を感じることがあります。

しかし、紫外線吸収剤の影響は人体だけではないのです。
紫外線吸収剤に含まれる成分が、海の汚染やサンゴの白化の原因の一因であることが発表されました。

そのことから、ハワイなどの複数の国で紫外線吸収剤の使用を禁止し始めているのです。

紫外線吸収剤を禁止した国と禁止された成分は?

では、具体的に禁止された成分は何で、
また、禁止をしている国はどこでしょうか。

ハワイ

  • オキシベンゾン
  • オクチノキサート

パラオ

  • オキシベンゾン
  • オクチノキサート
  • オクトクリレン
  • エンザカメン
  • トリクロサン
  • メチルパラベン
  • エチルパラベン
  • ブチルパラベン
  • ベンジルパラベン
  • フェノキシエタノール

フロリダ キーウェスト

  • オキシベンゾン
  • オクチノキサート

オランダ領ボネール島

  • オキシベンゾン
  • オクチノキサート

アメリカ領ヴァージンアイランド

  • オキシベンゾン
  • オクチノキサート
  • オクトクレリン

オランダ領アルバ島

  • オキシベンゾン

このご時世、なかなか外国に行くことはできませんが、
すでに多くの国と地域が人々の健康と海を守るために動き始めています。

安いから、といって日焼け止めを選ぶのではなく、
しっかり成分で選ぶようにしたいですね。

日焼け止めについて、詳しく記事でまとめていますので、
是非ご覧になってくださいね!

https://macrobiotic-daisuki.jp/hiyakedome-5-273194.html

ノンケミカルな紫外線散乱剤の日焼け止めを選びましょう

日焼け止めを選ぶ時には、紫外線吸収剤を使用していないものを選びましょう。
特にオキシベンゾンとオクチノキサートが入っていないことがとても重要です。

冒頭で申し上げた通り、もう一つの種類でもある紫外線散乱剤を使っているものを選ぶとよいでしょう。
ただ、紫外線散乱剤でも酸化チタンや酸化亜鉛がナノ粒子の場合は、珊瑚に吸収される可能性があるようなので、成分表はチェックしてみてくださいね。

オススメの日焼け止めは、こちらの、日焼け止め下地クリーム。
無添加・農薬・紫外線吸収剤・合成防腐剤不使用なうえ、天然のスキンケア成分がたっぷりで、肌につけたまま寝てしまっても問題ないレベルなんですよ。

https://inyoumarket.com/category/_goods/860-1
是非お試しくださいね!

プロフィール

鈴木マナミ
オーガニックショップIN YOU Market運営担当。
「大切な人に薦められる商品だけしか置かない」をモットーに、オーガニックの商品にふれ続ける毎日。
けれど、実は入社前はオーガニックとは無縁の生活。だからこそ分かったオーガニック生活の楽しさをお届けします。
INYOUMarket以前は、出版社勤務を経て広告代理店を経験。

 

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