世界睡眠の日(World Sleep Day)に睡眠を振り返ってみよう!

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
研修講師/薬剤師/睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会)埼玉県出身。薬科大学卒業後、営業職に従事。医療の現場で心を病む人が増加している現状を目の当たりにし、心理カウンセラー資格を取得。その後、睡眠問題を深く掘り下げるためメンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる中で、睡眠は心と体を元気にし、目の前のあなたに笑顔をもたらす!と確信を得る。
日本にわずか10名ほどしか存在しない『睡眠改善シニア指導員資格』を取得(H29年3月現在)。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』に関するセミナーや、講演活動、『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、企業研修・安全大会講演を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/
快眠サロン水月~mizuki~    https://mizuki-kaimin.com/新聞連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

はじめに

2021年3月19日は【世界睡眠の日】
日本でも睡眠に関する様々な情報が沢山のメディアを通じて発信されます。
70%の人が睡眠に不満を持つ不眠大国ニッポン。世界的なコロナ禍の中、昨年・そして引き続き今年も今までにないライフスタイルの変化でさらに睡眠に問題を感じる人が増えています。
実際このコロナ禍で約63%の人が睡眠質の低下を感じているというデータも出ています。
この日を切掛けに、貴女もちょっとご自身の睡眠を振り返ってみませんか?

世界睡眠デーとは

【世界睡眠の日】は世界睡眠学会(WSS)が睡眠啓発のために実施している記念日です。
今年は、3月19日
そして来年は3月18日が予定されています。

今年のスローガンは、「規則正しい睡眠、健康的な未来を」です。

始まりは、「睡眠は個人の健康と幸福にとって重要度は高くない」という考え方に反対を唱えるために睡眠医学や研究分野に関わる医療関係者や医学界メンバーが世界睡眠の日を開始しました。
睡眠医療関係者に向けて情報提供やディスカッション、啓蒙活動をすることがスタートでした。

例えば、睡眠を削って頑張るのが美徳!や、寝ているのは怠け者!や、寝なくても死にゃあしない!という考え方が日本でも続いてきたと思います。
しかし今や、睡眠と健康そして幸福度の関係は切っても切り離せないものだということが医学界でも常識になっています。

日本ではここ数年でやっと、国民に睡眠に対する意識が上がってきたところです。

我々睡眠に関わるものは、医者も研究者も布団屋さんも私のような講師も、本気で皆さんの健康と幸福のために睡眠を考えよう!と日々啓蒙活動に力を入れています。

今年のテーマは特に「規則的な睡眠」について。
世界睡眠協会の「健康的な睡眠を達成するための10のステップ」を紹介します。

私のつたない英語力を基に解説しますと・・・(間違っていたらごめんなさい)

  1. 就寝時刻・起床時刻を決めよう!
  2. 昼寝は45分を超えないように!
  3. 寝る4時間前からお酒とタバコは控えよう!
  4. カフェインは6時間前まで!
  5. 夕飯の脂っこいものや辛い物、糖分の高い物は4時間目までに!軽食は許す!
  6. 運動は必要。でも寝る前はNG!
  7. 快適で心地よい寝具を選ぼう!
  8. 寝室の温湿度環境は最適に保とう!換気も大事!
  9. 気になる&睡眠を邪魔する音や光は出来る限り避けよう!
  10. 寝床はねるとこ。仕事や娯楽を持ち込まない!眠りとセックスだけのスペース!

貴女はどのくらい実行できていますか?

貴女の睡眠は大丈夫?

自粛やテレワークで今までと生活リズムがガラッと変わった人も少なくありません。コロナにたいする漠然とした不安や経済的な問題への悩みを抱える人も増えました。
今の貴女の睡眠や精神状態は大丈夫?
先ずは、この睡眠の日の情報を切っ掛けに、ご自身の今をチェックしてみませんか?
以下は参考までにご紹介します。
厚生労働省が提供する、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト【こころの耳】のHPです。
是非、チェックを活用してみてください。
https://kokoro.mhlw.go.jp/tool/tool-worker/

健康で元気に笑顔で働くために、そしてこの先30年も女性として私として輝き続けるために、睡眠はとっても大切です。

まとめ

大人も子供も、男も女も、日本人も外国人も、だれにとっても睡眠は重要だということが分かります。そして現状では残念ながら世界中の人の何割かは睡眠に問題を抱えているということも。。。
先ずは自分自身を整える。そのために睡眠の質向上に取り組んでみませんか?

それでは、今夜も良い眠りを・・・☆

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