第5回「暗号通貨の定義とは」

美容室勤務、百貨店勤務を経て独立し、通信業、保険業、海外積立等に携わり、現在は自身で暗号通貨やFX、gold、カジノ等様々なジャンルに投資をしています。

暗号通貨の定義とは

◯不特定の者に対して代金の支払い等に使用出来、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる。
◯電子的に記録され、移転できる。

暗号通貨は特定の国に属さない通貨です。
万が一自分の国に良く無い事が起こった場合でも自分の資産を守れるのではないかと考える人が出てきました。
そして2009年、「ブロックチェーン」などの最新テクノロジーを背景に、世界初の仮想通貨ビットコインが誕生、取引が始まったというわけです。
実際に、キプロス危機の際にはビットコインが買われ、価格は急激に上昇しました。

そして、国境を越えた決済手段としても着目されています。

クレジットカード大手ビザは、暗号資産(仮想通貨)の一種で米ドルに連動するステーブルコインの「USDコイン(USDC)」による決済を認める方針を表明しました。
ビザは、仮想通貨決済プラットフォーム、クリプト・ドット・コムで試験運用をしており、今年中により多くのパートナーにこの選択肢を提供する計画だと説明しました。
同業のマスターカードや、銀行BNYメロン、投資会社ブラックロックなどもデジタルコインを支持しており、暗号資産が投資対象として定着するとの見方もでています。

ビザの暗号資産部門の責任者は「世界中の消費者の間でデジタル通貨にアクセスしたり保有・使用を望む声が高まっている」と述べました。
ビザによると、デジタル資産銀行のアンカレッジと提携し、クリプト・ドット・コム上でUSDCを使った初の決済を行いました。

今月は特に暗号通貨のボラティリティが激しいですね。
イーロンマスク氏の発言が大きいと思います。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2月以来の大幅な下げを記録する見通し。
数カ月にわたり、マスク氏の発言を受けて乱高下しています。
ビットコインは2月にテスラが15億ドルを投資したことが明らかになり5万ドルを突破した。
しかし、マスク氏は今週、環境への懸念を理由にテスラ車の購入でビットコインを使った支払いの受け付けを停止。
ビットコインは急落しました。

こうした暗号通貨の急変動を受け、規制当局の監視が強まっています。
ブルームバーグは13日、世界有数の仮想通貨取引所バイナンスの調査の一環で、米司法省と米内国歳入庁(IRS)が同社のビジネスに詳しい個人に情報提供を求めていると報じました。

この乱高下の中、収益を得た方も損失を出した方もいるでしょう。

“分散型金融”って?

最近はDeFiを活用して収益を獲得する方が増えています。

DeFiは「Decentralized Finance」の略で日本語訳では“分散型金融”と言われています。
DeFiは、さまざまな種類のサービスが存在し、分散型取引所のDEXや暗号資産を貸し借りするレンディングサービス、保険、決済、ファンドなど多種多様です。
Defiの仕組みは、ブロックチェーン技術をさらに進化させたもので、中央集権型システムを必要とすることなく、自律的に金融資産の管理を行うことができます。

DeFiのメリットの一つは「DEX(Decentralized EXchange:分散型暗号資産取引所)」と呼ばれる暗号資産の取引所においては、利用者は自ら管理し、資産を預ける仕組みになっていなません。
例えば、暗号資産取引所や証券取引サービスを利用する際、取引より先に日本円を入金するなど自らの資産を預けることが一般的ですが、DEXでは先に自分の資産を預けることなく、直接ユーザーのウォレットから取引を行います。
そのため、事業者が倒産するなどのリスクを軽減していると言われています。

3.分散金融を活用して稼ぐ方法とは?

Defiを活用して稼ぐ方法はいくつかあります。

◯Defiの仕組みを利用した対象銘柄のトークンを購入して稼ぐ

DeFiでは基軸となっているイーサリアムや、取引所が配布を行っているガバナンストークンは全て取引所で売買をされています。
また、近年では急激な価格上昇を遂げている通貨もありますので、それらの通貨を保有することによる為替差益を獲得することが可能です。

◯ Defi レンディングサービス

貸し手と借り手をスマートコントラクトの技術を使って結びつけるのが特徴です。
イーサリアム上で稼働している分散型取引所でユーザー同士で仮想通貨の貸し借りをすることが出来るレンディングプラットフォームです。
普通の仮想通貨取引所はユーザー同士で仮想通貨を売買する場ですが、こちらのプラットフォームは貸し借りをする場のため、金利が発生し、借りた人は利息を払い、貸した人は金利を受け取ることができます。
中央集権型の取引所とは異なり管理者がいないため、貸し借りはスマートコントラクト(契約の自動化)によって行われます。
そのため、迅速な手続きと低い手数料での取引を実現することが可能です。
持っている仮想通貨をレンディングすることで、利益を狙うことが出来ます。

現在のDeFiブームの火付け役とも言われるのが、「イールドファーミング(Yield Farming)」と呼ばれる新しいタイプの運用モデルです。
イールドファーミングとは、暗号資産やステーブルコインを上記で説明したレンディングやDEX(分散型取引所)などのDeFiサービスに貸し出したり、流動性を提供することで、報酬として利息や手数料を受け取る運用方法です。
銀行にお金を預けると金利の分だけ利息がもらえますが、それの暗号通貨バージョンと考えてもらえると理解しやすいと思います。
このイールドファーミング内で利用されるDeFiトークンは、仮想通貨の投資家たちの間で絶大な人気を集め、複数の銘柄が短期間で数倍の価値になるほど高騰しました。

今回はDeFiのお話をしましたが、もちろん投資ですのでリスクが生じる事があります。
知識を付けて投資をしていきましょう。

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