神楽坂女子倶楽部、和文化「かぐや姫チーム」、笛の福原百麗
(ふくはら ひゃくれい・藤本博子)です。
いよいよ新年度になりましたね〜
桜の開花も今年はだいぶ早かったですね。
先週末は、都内はもうダメかな?と思ってましたが、江戸川区の新川ではちょうど満開!
この川(運河)添いにある江戸川区の「新川さくら館」で4月1日(日)に「新川千本桜まつり」が開催され、大変な賑わいでした。
遠くにスカイツリーも望めて、川には風流なお花見和船も出て、屋台には行列も!
川沿いでは、庭先でバーベキューを楽しんでいらっしゃるお宅もあり、これぞ「日本の花見!」という風情。
私も初めて来させていただきましたが、ここは都内でも穴場ですね!
賑やかだけど、疲れない! 程よい賑わいで、本物の芸能も楽しめる!
この「新川さくら館」の目の前にかかる桜橋は、ステージになるほどの幅広い橋で、そこではステージショーが開催されました。
地元の葛西囃子や寿太鼓、おしゃらく、三遊亭絵馬さんの紙切り演芸、最後は「新川さくら館」館長であり、お江戸玉すだれの家元でもあられる佃川燕也社中による賑々しい玉すだれで締めとなりました。
私は賑やかなパフォーマンスに挟まれ、しっとりと篠笛を演奏させていただきました。
お聞きくださった方に質問してみたのですが、地元の葛西囃子をよくご存知ない方が多いようでしたが、葛西囃子って実はすごい重要な祭囃子で、神田囃子とか江戸の祭囃子のルーツとも言われてるんですね。
私が住んでおります千葉県の佐倉にも、立派な山車の出るお祭りがあるんですが、その佐倉囃子も葛西囃子の流れを汲んでいて、葛西囃子がなければ、千葉県、茨城にもお祭りができなかったかもしれない!
それほど重要な江戸祭囃子の原点、地元なんですね。
趣味クラブのものとは全然違うんですね! 本当に敬意を表したい気持ちです。
さて、私の篠笛ですが、
橋の上でバックにスカイツリーをのぞみ、満開の桜に囲まれて、絶好のロケーションでしたが・・・
なかなかに強い風が吹きまくり、お聴きづらい部分が多々あったことはお詫びせねば、、と思いますが、第4回のこのイベントで天候も桜の咲き具合もピタッと条件がベストで揃ったのは、今年はじめてたそうで、気持ちの良い野外で吹かせていただけたのは本当にありがたいことでした。
参考までに、
篠笛は軽くて持ち運びも便利ですから、野外のお花見の宴席でぜひ吹いていただきたいなと思います。
ただ、風の強さと風向きにはご注意を!自分の右手から風がきたら、音が出ません!
(息の流れと逆流になるので)
自分が下手で出ないんじゃなくて、風向きですから、体のポジションを変えて見れば大丈夫ですよ〜
これから桜のシーズンを迎えられる、北陸や北関東、北日本の皆さま、どうぞ春を楽しまれてくださいね〜〜
木沢いずみ
梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。
2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。
以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。
また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。
藤本博子(福原百麗)
伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。
これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。
現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。
一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。
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