Vol.58 50代女性が知って得する睡眠情報:外出自粛の今こそ上手に寝たもん勝ち!

おはようございます。

人生、上手に寝たもん勝ち!2分間コラム。
さて、今年は、50代女性がこの先の50年も輝くための睡眠というテーマでお届けしています☆

今回は、免疫と睡眠に続き、新型コロナで諸々自粛の今がチャンス!睡眠活用術話第二弾!としてお送りしたいと思います。

睡眠不足を抱えたそこの貴女、ウイルスには勝てません!!

言い切ってみましたが、本当にリスクは上がるのです。
勿論、新型コロナは新型ですから、データの蓄積はありません。が、感染症というくくりで見ればそれは残念ですが紛れもなく事実です。
一般的に5時間未満の睡眠では、約4.5倍風邪にかかりやすくなる!など、どんなリスクがあるのか?というお話は、Vol.55 https://kagujyo.info/vol-55/でさせて頂きました。

また、睡眠活用の目的としては、自分の持つ免疫力を落とさない&しっかり発揮させる!目的だけでなく、『ストレスを軽減させる』効果が実は大きい!のです。

今私たちは刻々と変わる状況、それに伴う様々な情報にさらされ右往左往。
外出自粛やテレワーク、子供や夫が家にいる?!など普段とは違うライフスタイル。
私も実際、講演のお仕事は全てキャンセル!収入ゼロ状態。お金に対する心配。
などなど・・・カグジョの皆さんも多かれ少なかれ、戸惑い、不安、焦り、苛立ち、悲しみ、
精神的なストレスいつにもまして増大しています。
コロナ鬱なんて言葉も出てきています。
この精神的「ストレス」が実は一番厄介!免疫力低下にもつながりますし、心・体の不調につながります。
病気とストレスのつながりはもはや明確。

『必要な睡眠時間』は人それぞれです。一般的には(ショート・ロングスリーパー除く)6~9時間です。個人差がとてもあるのです。
これもあくまで一般的にというお話になりますが、免疫力を落とさない・十分に働かせるためには、7~8時間は睡眠時間を確保した方が良いと言われています。
ただし、時間(長さ)だけでなく質も合わせてです。深い睡眠だけ・浅い睡眠だけでは×

そこで、外出自粛で自宅にいる時間が長くなっている今だからそこチャンス!と捉えて、
貴女の睡眠を見直して、『ウイルスと戦える体づくり&ストレスに強い器づくり』をしてみませんか?

1)まずはその、睡眠不足・睡眠負債=睡眠の借金を返済しよう!
先ずは、睡眠負債のリスクチェックを!
私のリアル講座は今は自粛中ですので…NHKの睡眠負債特集などネットを活用されるのが良いかもしれません。
そこでリスク中以上になってしまった人は特に早めに返済を!
睡眠負債の返し方はコチラhttps://sleep-perform.com/2018/05/29/technicue-1/

2)寝る前のリラックスタイムを習慣化しよう!
質の良い眠りを得るための秘訣です。体も心もゆるめられるか?がカギ。
ストレッチやヨガ、軽い運動、深呼吸など体をほぐしゆるめる方法、好きな音楽を聴いたり、香りをかいだり、瞑想したり、暖かい飲み物飲んでほっとしたり。なんでもいのです。
特に今は、「ぬるめの長めでお風呂に浸かる」は是非実践してほしいところ。体温の上げ下げで免疫力アップにもつながります。

そして、この寝る前リラックスタイムに入ってから入眠までの間に最も大事なこと。
コロナ関連の情報はシャットダウン!です。寝る前は、気にする・口にするのは必要最低限にとどめましょう。
そう、ストレスの素は手放しましょう!
自分のメンタルコントロールの練習にもなります。

3)せっかくなので、マイベストor ベターな睡眠時間を探ってみよう!
せっかく自宅にいる時間が長いのです。この機会を利用して私はどのくらい寝ると調子よい?を見つけてみませんか?
手順は次の3パターン。
①就寝時刻を固定。数日間目は自然に目覚めるまで寝る。4、5日すると、目覚める時間が一定になってくる。⇒お仕事がなければ実践できるんですけどね・・・より正確にわかります。
②起きる時間はずらさず、就寝時刻を変えてみる。⇒こちらがオススメかな。
「今の私は大体このくらいの時間が必要」が分かっていると、この後もたとえ寝不足や徹夜する日がたまにはあっても、だいたいは基本を確保できれば心身共に元気でハッピー♪でいられます。

ただし、今は外出自粛などに伴い活動量・運動量が低下している場合もあります。すると寝付きにくかったり、必要な時間が短くなったりすることも考えられます。
この自粛期間は、軽いながら運動など、出来る形で運動をしておいた方が良いですね。

万が一、ウイルスに感染したときにでも戦える体をキープしておくこと。そのためには寝不足はもってのほか!
そして、すでに睡眠負債を抱えていたとしたら、返済するまでには数日かかります。
今すぐ睡眠改善に取りかかる必要があるのです。
睡眠はエネルギー保存の状態、疲労回復だけでなく、脳内のストレスの軽減・消去も行われています。
それには睡眠のリズムを整えること。質を向上させること。それには最低数週間かかります。

今こそ、自身の睡眠を見直す機会にしましょう!
そう、今からは、上手に寝たもん勝ち!なんです。

それでは、今夜も良い眠りを・・・「人生、上手に寝たもん勝ち!」

プロフィール

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
研修講師/薬剤師/睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会)

埼玉県出身。薬科大学卒業後、営業職に従事。医療の現場で心を病む人が増加している現状を目の当たりにし、心理カウンセラー資格を取得。その後、睡眠問題を深く掘り下げるためメンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる中で、睡眠は心と体を元気にし、目の前のあなたに笑顔をもたらす!と確信を得る。
日本にわずか10名ほどしか存在しない『睡眠改善シニア指導員資格』を取得(H29年3月現在)。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』に関するセミナーや、講演活動、『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、企業研修・安全大会講演を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。

新聞連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

 

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