第3回 知らなくて損した!預貯金から納税?土地はどうなる?

不動産相続対策は何から始めるべきか?空家(空地)、築年数の古いアパートを相続した(する)がどうしたらいいのか?
頼れる親族がいない 親が認知症になったら?などなど様々な不安を抱えている方から多くのお話をお聞きします。
そんな中から「どんな方にも起こりえる相続の現実」についてのミニ情報をお届けします。
気になることが少しでもあれば早めの対策をしたほうがいいかも!!
法律もどんどん変わるしね!

親の遺産は土地と預貯金だけ。。

地方に在住のAさん、お父様が亡くなり色々調べたら預貯金と土地を相続することになったとか。

土地はどのくらいの評価があるのか??調べたことがなかったので早速調査したら、「相続評価としての土地の評価」は高いということがわかりました!
では、土地を売って税金を払おうと思ったらなんと!「現金先例」というのがありまずは現金で納税しないといけないらしい。。。

えー!そうなの?知らなかった!土地を売って払おうと思っていたのに。。

土地はどうしたら?

土地の評価は高いけど地方なのですぐに売れるわけではないようです。。
自分としては田舎の不動産だからいらないし、現金を残したいとおもっていたのに。

色々相談したけど相続系に詳しい税理士先生じゃないと細かいところまではわからないようです。。。
相続系&不動産関連は法律改正も多いし範囲が広いというのが理由らしいです。
相続&不動産に詳しい税理士先生をまた探してイチからお願いすることになりました!

現金を残すためにやることって?

現金を残すためには「早めに土地の評価を下げる」ことです。
具体的には、

<(ここに具体策をいくつかお願いします。)

土地も場所によっては、相続税評価額より時価が低くなっているところは以外とあります。
時価が低いため、相続した土地を売却してもそれだけでは相続税の支払いに足りなく他の預貯金等からも支払うことになる場合があります。

少しでも土地の評価が下がれば、相続税額も軽減することができます。
そのためには、評価を軽減できる土地かを確認する必要があります。
同じに見える土地でも、地形、間口、奥行、高低差、狭い道や私道、住環境などによっても評価は異なってきます。
なので、土地評価、相続に強い税理士さんにご相談することをおすすめします。

又、相続税評価額が時価より低い土地は、売りたい人は多くても買いたい人は少ない需要と供給のバランスがとれてないエリアが多いため、売却までに時間を要する場合があります。

不動産の相続後は、不動産を利用していなくても所有者としての管理義務が生じます。
又、固定資産税等の税金に維持管理コストが継続的にかかってきます。
相続税を支払っても相続した方がよいのか?生前にご売却された方がよいのか?
判断することも必要かと思います。

先ずは相続される不動産について、必要のある不動産なのか不要となる不動産なのか、現状について把握しておくことが大事かもしれません。

<プロフィール>

都内の不動産を中心に不動産業を30年。最近は相続案件を中心に活動している<相続マイスターのエス>です。

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