はじめに
朝起きたら腰が痛い。体型、体重、筋肉対してに寝具が合っていないこともその原因の大きな理由ではありますが。少しでも軽減するためには、筋肉を弛めてから眠りにつくこと。ガッチガチのままだと回復効率は悪くなります。今回は簡単効果的なストレッチを一つ二つご紹介します。
ゆるめるのはお尻と背中
思っている以上に固まっているのが背中かもしれません。PCやスマホに向き合う時間が増えて肩は丸まっています。
肩甲骨周りががゆるんで開くようになるとしっかりと寝返りが打てるので腰への負担が軽減します。
そこでおすすめの背中(肩)ストレッチを2つ。
- ストレッチポールに背骨を沿わせて載せて横になる
- 腕を真横に(無理のない角度で)開く
- 出来るだけ反り腰にならないように意識する
- しばらくそのまま。胸側が伸びている感じを味わう
ストレッチポールが無い人は
- 布団に横になる
- 手を頭の下で組む
- 肘を外側に広げる
- 背中は浮かないように布団に押し付けるイメージで
寝返りが打てるかどうか?は腰にとって重要です。そして寝がえりは肩(背中の筋肉)も使っています。
腰の痛みについては、実はお尻のコリをほぐすと効果的。
- 真っすぐ椅子に座て右足を左腿の上に載せる
- 右膝裏に右肘をひっかけて
- 息を吐きながらゆっくり上体を前に倒す
- お尻が伸びていることを感じながら10秒キープ
- 反対側も同様に
テニスボールやゴルフボールなんかでお尻筋の敢えて痛い所をぐりぐりするなんて荒業もあります。
いずれも、リラックスした気分で、無理のない範囲で為してくださいね。
まとめ
腰は要。寝る前の準備が翌日のパフォーマンスを変える。ちょっとでもほぐして血流良くして、そして寝返り打てる体になって準備万端眠ってみましょう。良い一日のスタートが切れるように。
それでは、今夜も良い眠りを・・・☆
プロフィール
Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー) 代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ) 薬剤師/睡眠改善インストラクター(H29年現在)薬科大学卒業後、営業職に従事。その後メンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる。2011年独立。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』や『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、セミナーや講演、企業研修を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。 スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/ 快眠サロン水月~mizuki~ https://mizuki-kaimin.com/ 新聞コラム連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。 *著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社) |
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