目覚ましに最適な音とは?

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
研修講師/薬剤師/睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会)埼玉県出身。薬科大学卒業後、営業職に従事。医療の現場で心を病む人が増加している現状を目の当たりにし、心理カウンセラー資格を取得。その後、睡眠問題を深く掘り下げるためメンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる中で、睡眠は心と体を元気にし、目の前のあなたに笑顔をもたらす!と確信を得る。
日本にわずか10名ほどしか存在しない『睡眠改善シニア指導員資格』を取得(H29年3月現在)。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』に関するセミナーや、講演活動、『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、企業研修・安全大会講演を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/
快眠サロン水月~mizuki~    https://mizuki-kaimin.com/新聞連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

はじめに

目覚ましを使って起床する方の中には、スマホのアラーム機能を利用される場合も多いのではないでしょうか? そこで今回は快適な目覚めのための音の選び方をご紹介しようと思います。

目覚まし音の選び方

大前提として、『自分が心地よいと感じる音』であること。が上げられます。

いわゆるジリリリリ!!というような、どちらかというと衝撃的な目覚まし音は、目覚めさせると言う意味ではもちろん効果はります。

「気持ちの良い目覚め」につながるかというと微妙です。最初から大きな音いわゆる衝撃音で起きる場合、音に驚いて起きる状態になります。
・焦る。
・起きたくないのに起きなくてはいけない合図として脳に刷り込まれてしまう。
このような事が起きがちではあります。

様々なデータがありますが、以下のようなタイプの音が、快適な目覚めにつながると言われています。

◇明るい、気分の上がる音・曲
◇徐々に音量が上がる
◇徐々にアップテンポになる
◇歌詞がある場合はポジティブな内容
◇BPM100~130のテンポの曲
◇ずっと同じではなく、たまに変える
◇耳元ではなく離れたところで鳴る⇒止めるためにはベッドから出ないといけない!

因みに、ケンブリッジ大学と、ニューヨーク市立大学と、Spotifyの共同研究で出した、WAKE UPプレイリストの情報⇓
https://open.spotify.com/playlist/3uz1GV5nKYM4XPhBJagqgy?play=true&utm_source=open.spotify.com&utm_medium=open
日本の目覚まし楽曲のランキングなどもサイトを探せば出てくるので、曲探しの参考にしてみてください。
また、iPhoneのアラーム音でオススメなのは、「ストラム」だとか。

ただ、目覚めの気持ちよさを求めない、緊急的に目覚める、確実に目覚めることを求めるならば、
「大きめな音」且つ「人の話し声」又は「不安を掻き立てる音」であることが効果的。
ある実験では、Cdim の和音(不安と感じる音)では、目覚め効率が最もよく、聞こえなかった被験者は一人もいなかった。

まとめ

目覚めの気分が一日を左右する!と言ってもいいかもしれません。少なくとも、気持ちよく一日をスタートしたいものです。単なる目を覚ますだけの道具ではなく、気持ちよく起きるための道具と考え、目覚まし音を選ぶのも快眠の工夫ですね。

それでは、今夜も良い眠りを・・・☆

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