台風シーズンの安眠対策

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
研修講師/薬剤師/睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会)埼玉県出身。薬科大学卒業後、営業職に従事。医療の現場で心を病む人が増加している現状を目の当たりにし、心理カウンセラー資格を取得。その後、睡眠問題を深く掘り下げるためメンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる中で、睡眠は心と体を元気にし、目の前のあなたに笑顔をもたらす!と確信を得る。
日本にわずか10名ほどしか存在しない『睡眠改善シニア指導員資格』を取得(H29年3月現在)。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』に関するセミナーや、講演活動、『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、企業研修・安全大会講演を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/
快眠サロン水月~mizuki~    https://mizuki-kaimin.com/新聞連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

はじめに

台風シーズンがやってきました。
気圧の変化による気象病由来の睡眠の質低下もあるのですが、それ以上に大型台風には睡眠を阻害する要因が存在するのです。

台風で眠れない

今日も台風6号が沖縄に接近しています。
台風当日眠れない原因として、「暴風の音で眠れない」という声が多くあがります。

2019年ウェザーニュースが実施したアンケート結果によると、台風通過ルート上の県民の70%以上の人が、時々目覚めたや、全然眠れなかったと回答をしています。

更に、この結果と、アメダスの風速を使って分析すると、風速15m/sが継続すると眠れない人が増加するということが分かりました。

風速15m/sというと、ビュービューと音を立てて吹く風と表現されます。20m/sになるとゴーゴーと鳴る風。
強い風の音は睡眠にとって無視できない騒音レベルとなります。

合わせて、台風による強風の音は、そよぐ風の音と違って、不安を掻き立てるものです。
過去の経験から、風と一緒に起こる危険なイメージを具体的に持っているということも理由の一つです。
更に、ビュービュー・ゴーゴー鳴る風には可聴域外の低周波音が含まれます。この低周波音が続くと不眠や不安をもたらすことが有ります。

更に、家が損傷しないかなど、実害に対する心配もしてしまうものです。

台風の通過する地域にお住いの場合はは、風が吹き荒れる風によって、眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。

自然を曲げることはできませんが、「音対策」をしてから眠る。という工夫を安眠するために実施してみてはいかがでしょうか。

まとめ

近年、台風による被害は拡大している印象があります。家屋などに対する根本的な対策はそれぞれの事情に合わせて必要でしょう。
眠れない夜を過ごさないための、簡単にできる対策として音を遮断する工夫も、合わせて取り入れてみてください。

それでは、今夜も良い眠りを・・・☆

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