GWが実行のチャンス?!マイベスト睡眠時間を知る方法

はじめに

今回のコラムはマイベスト睡眠時間の計り方について。実践には普段だとちょ~っとハードル高いので、GWは長旅に出る予定はない!という方は、実行に移すチャンスです。
長期の休みではなく数日の休みという方も、上手に睡眠活用に使えば、GW明けからのパフォーマンスが変わるはず。そんな方法を今回はお届けします。

マイベスト睡眠時間の計り方とオマケテク

今年のGWは最長11連休だとか。長期の旅行に出る人、何もしないでとにかくゴロゴロする人、いやいや私は仕事です!という人、皆さん予定は人それぞれではありますが。
≪A≫ 長期休暇で旅などの予定を入れていない人
≪B≫ 長期休暇で半分は旅に出ちゃうけど半分は家でのんびりな人
≪C≫ 2、3日程度のお休みで旅には出ない人
の3パターンに分けてお伝えします。

≪A≫
前夜: 睡眠の準備です。できるだけ寝室は真っ暗に。できるだけ無音に。難しい人は耳栓を準備して床に就く。目覚ましはかけない。布団に入った時刻ではなく、入眠した時刻(大体で可)を覚えておく。
1日目: 勝手に起きるまでひたすら寝る。起きたら入眠時刻と起床時刻をメモ。活動開始。できるだけ運動量&PCスマホ作業量は普段の日と同等レベルにして過ごす。いつもの時間に寝る。
2日目: 同様に過ごす。普段よりダラダラし過ぎ&激しい運動をし過ぎないこと。
3日目: 同様に過ごす。決していつも以上に夜更かしはしないこと。
4日目: 3日目と同じぐらいの時刻に目覚めるようになるか?を見る。同様に過ごす。
5日目: だいぶ起きる時刻が一定してくるはず。4日目と同じ時刻であれば、就寝時刻と起床時刻から、今の自分に必要な睡眠時間を計算する。
6日目: 5日で一定しない人はさらに1日追加する日。
7日目: 割り出した時間をもとに、普段の起床時刻に合わせ、就寝時刻と起床時刻を決めて慣らしを開始。
8日目: MYベストを体に覚えこませる。
◆日中の活動に問題がなければ、正確に近い今の私のMYベスト睡眠時間が出ます。

≪B≫
帰宅後: いつもより1時間早めに就寝。A同様に入眠時刻を覚えておく。いつもより1時間遅く起きるよう目覚ましはセットしておく。合計2時間のプラス睡眠時間確保。
1日目: 入眠時刻と起床時刻をメモ。寝足りない場合は好きなだけ昼寝。ただし夕寝はしない。日中の過ごし方はAと同様。
2日目: 2日目同様に過ごす。
3日目: 2日目に昼寝が無ければ、2日目の入眠時刻から起床時刻を引いて計算。普段の起床時刻から逆算して就寝時刻を決めて床に就く。2日目も昼寝をした人は、計算を4日目に先送り。
◆睡眠負債のたまり具合次第ですが、だいだいこのぐらいが良いがわかります。

≪C≫
マイベスト睡眠時間を知りたいと思っている時点で、実は睡眠負債がたまっている可能性があります。なぜなら、毎日快眠の人は、そもそも自分にはどのくらいがベストかわかって生活スケジュールを組み立てています。寝不足な日はあったとしても独自の解消方法を持っています。まずは睡眠負債の解消に2日間使いましょう。出勤後の調子が向上すれば、睡眠状態の改善がはかれ、大体このぐらい寝ると調子が良いがわかってきます。

まとめ

必要な睡眠時間は個人差がありますし、年齢とともに変化します。今の自分にとって必要な睡眠時間は?長期休暇を切っ掛けに調べてみるのも健康維持にとって良いことかもしれません。

それでは、今夜も良い眠りを・・・☆

プロフィール

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
薬剤師/睡眠改善インストラクター(H29年現在)薬科大学卒業後、営業職に従事。その後メンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる。2011年独立。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』や『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、セミナーや講演、企業研修を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。
スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/
快眠サロン水月~mizuki~   https://mizuki-kaimin.com/
新聞コラム連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

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