鈴木マナミ オーガニック企業IN YOU勤務。 最初のキャリアは、出版社。営業と編集を合わせて12年経験し、大手広告代理店に転職。 多くの方が、健康に楽しく暮らせる社会を実現したいと思いオーガニック事業に足を踏み入れる。現在、経営大学院にて、経営を学ぶ。 |
入浴剤って何でできているの?
こんにちは。鈴木マナミです。
8月を過ぎると、急に肌寒くなりましたね。
まだ、暑くなる日もあるようですが、めっきり秋めいてきました。
そんな季節は、ゆっくりとお風呂に浸かりたくなりますよね。
あなたは、どんな入浴剤を使っていますか?
入浴剤の原材料を見てみると、びっくりするほどワケワカラナイ原材料が並んでいます。
ほとんどがケミカルな原材料で作られています。
入浴剤の原材料を調べてみると、下記のような説明がされています。
炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩と有機酸類を組み合わせて配合し、保湿剤、色素、香料、その他の成分を添加したもの。
https://jbia.org/knowledge2.html
入浴剤に使われている成分には、合成界面活性剤と呼ばれるものが含まれております。
値段が安いものであればあるほど、その割合は多くなってくるでしょう。
また、タール色素と呼ばれる色素などは、海外では発がん性があるなどと、警鐘が鳴らされている物質だったりします。
肌が弱い人は入浴剤を使えない、とよく聞きます。
つまり、それだけ肌に負担がかかる、ということですね…。
では、合成界面活性剤とは何でしょうか?
合成界面活性剤って何?
以前、洗濯物のお話で「界面活性剤」について少し触れました。
梅雨の季節に考える、「洋服に優しい」洗剤のこと
https://kagujyo.info/column/organic/2021/07/03/5297/
そこでお話した通り、界面活性剤とは、本来交じり合わないはずの水と油を混ぜることができる働きをします。
入浴剤でも同じこと。
本来交じり合うことのない成分を、簡単に混ぜるために使われています。
原材料は石油など。
洗剤などのようにただ汚れを落とすだけならまだよいのですが、合成界面活性剤によって肌のバリアゾーンを破壊されてしまい、肌が荒れてしまう…ということもあります。
また、バクテリアによって分解されることがないため、川や海に流出されたときに環境ホルモンによる生態系への影響が問題視されています。
もちろん、影響のないように研究して作られてはいますが、
長い期間、肌のこと・健康のこと・何より環境のことを考えるのなら、オーガニックという選択肢を是非考えていただけると嬉しく思います。
もっと詳しく成分について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
「敏感肌用」という安全そうなパッケージにご注意を!化学工業品と化した入浴剤の実態と身体への影響
https://macrobiotic-daisuki.jp/nyuyokuzai-kiken-52464.html
肌に良い入浴剤の選び方
基本的に入浴剤は、原材料を見て、不自然な色素や成分が入っていないものを選ぶことが一番だと考えています。
そのうえで、選び方としては、
- 自然由来の植物エキスが入っている
- 無添加のもの
(ケミカルなものが入っていない)
というのがポイントだと思います。
ポイントとしては少ないと感じるかもしれませんが、「余計なものがない」というのが最大の大きなポイントです。
また、アレルギーをお持ちの方などは、入浴剤をほんの少量、肌につけて問題がないかをチェックしてもいいかもしれません。
特に植物由来のものは、どんなに良いものでも注意が必要です。
IN YOU MARKETでも、オススメの入浴剤を販売しています。
特にオススメなのがこちらの「バスタイム」。
Mineryミネリーバスタイム|完全オーガニックのミネラル入浴剤
https://inyoumarket.com/category/inyou/636-1
重炭酸・精油・オート麦配合、完全オーガニックのミネラル入浴剤です。
本当に肌がしっとりとしていて、めちゃくちゃオススメです。
入浴剤が気になる季節だからこそ、安心できる入浴剤を是非選んでくださいね。
IN YOU MARKET
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プロフィール
鈴木マナミ
オーガニックショップIN YOU Market運営担当。
「大切な人に薦められる商品だけしか置かない」をモットーに、オーガニックの商品にふれ続ける毎日。
けれど、実は入社前はオーガニックとは無縁の生活。だからこそ分かったオーガニック生活の楽しさをお届けします。
INYOUMarket以前は、出版社勤務を経て広告代理店を経験。
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