第3回 若見えシャドウテク!

こんにちは。salon de Saga manners主宰している嵯峨裕美子です。

大人のアイメイクは「品格」が大事なポイントです。
若い頃のようにただ濃いだけのメイクでは、大人の上品さを生かすことはできません。
品格があり、今のトレンドも取り入れ、魅力的な目元をつくためには、今までのメイクの習慣を捨てて、今の年齢に合わせながら、トレンド情報を取り入れる必要があります。
今回は「若見えシャドゥテク!」で、大人の女性だからこそ知っておきたいアイメイクのテクニックをご紹介します。

若見えシャドウテク!<ポイント1 色味>

「若見え」という視点でアイメイクの方法を見直すことも大切です。

注意点

1)色味のないメイクでは疲れて見えたり、老け見えしてしまいます。
2)色の濃いブラウンやゴールドのアイシャドウは、年齢が出てきたまぶたを疲れた印象にさせることもあります。
3)ギラギラしたラメのアイシャドウに、太いアイライン、マスカラをたっぷりの濃すぎるアイメイクは古くさい印象をあたえ、年齢よりも上に見られてしまいます。

アイメイクは濃すぎずヘルシーに仕上げることによって、ちょうど良いバランスになります。アイシャドウには、ピンクより甘くなく、ブラウンよりも明るいオレンジ系を選ぶことで、まぶたの印象が若々しくなります。また、ブラウンもイエローベース、ブルーベースと似合う色味が違います。

若見えシャドウテク!<ポイント2 引き算アイメイク>

アイシャドウでしっかりと目元に立体感をつくり、引き締めるアイメイクをされている方が多いのですが、約効果になります。締め色のアイシャドウをしっかり塗ってしまうと、まつげが濃い色に重なってあまり認識できません。それでも目力は出るかもしれませんが、大人の品格ある目力はなりにくく「若見え」にはなりません。
水彩画のような透け感のあるアイシャドウなら、まつげをくっきりと際立たせる効果が出ます。

「若見え」アイシャドゥの塗り方

1)アイホール

アイホール全体に明るいベージュ(肌なじみの良いベージュ)を塗ります。まぶたのくすみが明るくなります。

塗り方:まぶたの中央にアイシャドウをおいて、アイホール全体にのばします。

2)アイホール半分

甘くないピンクやオレンジ系のアイシャドウを塗ります。
アイホールの半分くらいの幅に、甘くないピンクやオレンジのアイシャドウを塗ります。

塗り方:まぶたの半分の中央にアイシャドゥをおいて、アイホール半分にのばします。
ちょうど黒目の上あたりから、車のワイパーのようになじませます。このとき、黒目の上がいちばん濃く、目頭と目尻に向かうにしたがって自然と淡くなるようにぼかしましょう。自然なグラデーションがついて、肌なじみがアップします。

3)アイラインをぼかす

ブラウンのアイシャドウでアイラインをぼかします。

塗り方:アイラインを引いた上から、アイシャドウの濃いブラウンをアイシャドウチップに取り、ラインをぼかしましょう。自然なグラデーションで目が大きく見えます。

*涙袋(下まぶた)
下まぶたにアイホール全体に使用した、明るいベーシュをスッとひと筋、アイシャドゥをのせます。

塗り方:下まぶた用に、上まぶたにのせたのと同じアイシャドウをチップ、または綿棒にとり、黒目の下におき、目尻側、目頭側へとぼかします。
涙袋分の幅になるようにのせるのがポイントです。

若見えシャドウテク!<ポイント3 若見え>

1)肌のツヤ

肌にツヤを出すためには、スキンケアで十分うるおわせましょう。目はアイクリームやクリームの重ね付けで、しっかりとナイトケアで潤いキープ。
また、ファンデーションは極力薄づきにして、素肌を透けさせることがポイントです。

2)くすみ

目の周りのくすみを消すだけで、「若見え」になります。
特に目尻下の赤みやくすみはしっかりとカバーするのがポイントです。

3)メイク順

メイクは目から始めるとどうしてもアイメイクが濃くなります。眉から始めると骨格がきわだち、目が強くなりすぎず、全体にナチュラルに仕上がります。

「老け見え」の原因
・目の周りのクマをカバーしていない
・アイラインをひかずにアイシャドウだけで仕上げる
・ブラウン系のアイシャドウだけで仕上げてしまう

パーツごとに若見せメイクのポイントをおさえるだけで、もっと若々しく素敵なメイクができるようになります。今週は「若見えシャドゥテク!」でビューティー更新をしてください!

嵯峨裕美子プロフィール
salon de Saga manners主宰スイスが誇る伝統のフィニッシングスクール、ヴィラ・ピエールフー(Institut Villa Pierrefeu)を卒業され、プロトコールマナーを基軸としたスクールに20年間、従事し専属講師、副学院長を努める。欧州、王室主催の舞踏会に多数出席。欧州社交界の経験から、受講生の実践の場としてモナコ王室「バラの舞踏会」やフランス「パリの舞踏会」、エルメス社主催「エルメスカップ」などの社交界に出席される方へ、テクニックや知識を伝え「教養を身につけ、人生を豊かに楽しむ。」ための講座やVIP研修を展開する。ホームページ http://salon-de-saga.com/
ビューティーアップレッスン「1月ビューティーDAY」開催 http://salon-de-saga.com/product/12/

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