ご存じですか「幸せ偏差値」

代表 小野寺敦子/ 心理学博士

目白大学 人間学部心理カウンセリング学科教授
同校 心理学研究科大学院修士課程
スレスフルな社会生活に果敢に立ち向かっている現代人は誰もがメゲたり、凹んだりします。その理由もメカニズムもさまざまです。 「エゴ・レジリエンス」とは、日々のストレスをうまく調整して元気な自分を維持する力、誰もが持っているパーソナリティの弾力的な力です。「エゴ・レジリエンス」を高めることで自我のバランスをとる力が強化され、メゲても凹んでも、すぐに立ち直ることができるのです。
エゴレジ研究所の小野寺と畑が、「エゴ・レジリエンス」関連のお役立ち情報を提供し、あなたの元気をサポートします。

GM 畑 潮/心理学博士

国や大手調査会社など様々な専門機関で「コロナ×幸福度」に関する様々な調査が行われ、注目を集めています。このような背景を受け、「幸福学の第一人者」慶應義塾大学大学院 前野 隆司教授と「神メンタル」シリーズ累計20万部突破のベストセラー作家 星 渉氏が、コロナ禍でも幸福度を上げる方法を科学的見地からまとめた書籍が「99.9%は幸せの素人」です。今回は、『99.9%は幸せの素人』の中から「幸せ偏差値」をご紹介します。

幸福度を構成する3要素

同書では、多くの研究結果から幸福度に影響を与える3つの感情をとりあげています。

この3つの要素それぞれは独立的に幸福度に影響し、1つだけよくても他の2つがダメだと幸福度は高まりません。

  1. P:N:満足=100:100:0
  2. P:N:満足=100:0:-100
  3. P:N:満足=100:0:100

この例では、③がもっとも幸せということになります。

幸せ偏差値を測定しよう!

では、現在のあなたの幸福度を測定してみましょう。

各項目に当てはまる、今のあなたの状態に近い番号を「直感」で選んでください。

8項目の答えの数字を合計してポジティブ得点を出しましょう。

8項目の答えの数字を合計してネガティブ得点を出しましょう。

8項目の答えの数字を合計して満足度得点を出しましょう。

同書に示された日本人1500人を対象に行った調査での平均点は、

ポジティブ感情 =24.37
ネガティブ感情 =21.69
人生の満足度  =18.9

あくまで目安です。大切なのは、今の状況を知り、今後どう変わっていくか、だそうです。
自分の状態を知ったうえで、ポジティブ感情を強くしたり、ネガティブ感情を減らしたり、人生の満足度では自己受容力を鍛えることで改善できます。

さらに詳しい幸せ測定

「Well-Being Circle」

あなたがどんなことに満足し、どんなことに不満やストレス、不安を感じているかをさらに詳しく知りたい方は、慶応義塾大学「前野隆研究室」と一般社団法人ウェルビーイングデザイン、はぴテック株式会社が共同開発した「Well-Being Circle」が無料で提供されているので、チャレンジしてみるのもいいでしょう。

https://well-being-circle.com

こちらは、72問のアンケートに答えることで34項目の要素から分析する本格的な診断テストです。

【診断結果の例】

はたらく人の幸せ/不幸せ診断」

パーソル総合研究所×慶應義塾大学・前野隆司教授の共同研究プロジェクト「はたらく人の幸福学プロジェクト」では、あなたの働くことを通じた「幸せ/不幸せ」の状態を診断してくれます。はたらく人の幸せ不幸せ診断 – パーソル総合研究所 (persol-group.co.jp)

はたらく人の幸せ/不幸せ診断」では、幸せと不幸せを2つの独立した心の状態ととらえ、「はたらく幸せ/不幸せ」をもたらす7つの要因である、「はたらく人の幸せの7因子」「はたらく人の不幸せの7因子」の状態を測定することによって、現在のあなたの「はたらく幸せ/不幸せの状態」を診断します。

【はたらく人の幸せ7因子】 【はたらく人の不幸せ7因子】
◆自己成長(新たな学び) ◆自己抑圧(自分なんて)
◆リフレッシュ(ほっと一息 ◆理不尽(ハラスメント)
◆チームワーク(ともに歩む) ◆不快空間(環境イヤイヤ)
◆役割認識(自分ゴト) ◆オーバーワーク(へとへと)
◆他者承認(見てもらえてる) ◆協働不全(職場バラバラ)
◆他者貢献(誰かのため) ◆疎外感(ひとりぽっち)
◆自己裁量(マイペース) ◆評価不満(報われない)

「自分はどの因子を重視するのか」を考えながら、診断結果をもとに「改善したい因子」「満たされている因子」を確認することで、あなたの「はたらく」をより幸せな状態に近づけるためのヒントが見つかるかもしれません。

幸せな「はたらく」実現のために、ぜひ診断結果を活かしてみてください。

参考までに、現在の私の診断結果の一部をシェアします。

20代と60代は同じくらい幸せ?

『99.9%は幸せの素人』の中で紹介されている年齢と幸福度の関係で、興味深いデータ「The U-bend life」が示されています。イギリスの経済誌『The Economist』で話題になったもので、20代と60代は同じくらい幸せというもの。

「年齢と幸福度の関係」
イギリスの経済誌『The Economist』で紹介された「The U-bend of life」
出典はアメリカのサイエンス誌『PNAS』

このデータによると、40代から50代前半を底にしてU字カーブになっていて、60代は20代と同じくらいの幸福度となり、以降は加齢とともに上昇しています。「人生100年時代」といわれる現代、幸せな生き方を手に入れることに焦る必要も、あきらめる必要も全くない、と著者は述べています。

以上、エゴレジ研究所から幸せ測定についてご紹介しました。物質的に豊かになった反面、選択肢が増えすぎて「何が自分にとっての幸せか」がわかりづらい時代になりました。幸せは人と比べるものではないのに、ついついSNSを見て周囲と自分の環境を比較して落ち込んでしまう…そんな時間を過ごしている方も多いのではないでしょうか。好きなことをする人は幸せ、得意なことがある人は幸せ、人の役に立つことをしている人は幸せ・・・いずれも科学的に証明されています。あなたの好奇心が少しでも刺激されたら、最先端の脳科学、心理学、幸福学に裏付けされた『99.9%は幸せの素人』を手に取ってみて「おうち時間」の楽しみに加えてください。

エゴレジ研究所は,生涯発達心理学,パーソナリティ心理学,ポジティブ心理学の領域からの調査研究の成果を活かし,「エゴ・レジリエンス」をキー・コンセプトとして,いきいきと人生を楽しむことができる社会の実現に貢献することを目指しています。

あなたの元気のアドバイザー「エゴレジ研究所」
https://egoresilabo.com/

<プロフィール>

代表 小野寺敦子/ 心理学博士
目白大学 人間学部心理カウンセリング学科教授
・・・・同校 心理学研究科大学院修士課程教授
・・・・同校 心理学研究科博士後期課程教授
臨床発達心理士・三越伊勢丹アポセカリー顧問
NYこどものくに東京 理事

GM 畑 潮/心理学博士
GCDFキャリアカウンセラー
健康リズムカウンセラー

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