６月の旬の食材とおいしい食べ方

木沢　いずみ
三軒茶屋で１５年、梅酒と地元青森の食材を使った創作料理を出す、カフェバー　tuakjam【トゥアックジャム】を経営。
地元の野菜を仕入れ、体に良い料理、空間を提供。日々、集まったお客さんとの会話も楽しめるのも、お店の人気のポイント！
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

1 ６月においしい旬の野菜
2 食べ合わせの良い食材
3 旬の野菜でつけ合わせレシピ

６月においしい旬の野菜

みなさま、こんにちは。とうとう、梅雨入りが発表されましたね。例年より少し、早いですが、湿度は高いので、梅雨を感じております。
６月の旬の野菜を、今回はピックアップしていきたいと思います。
さやえんどうや、スナップエンドウ、そら豆も美味しく、春野菜をいただけます。そして、枝豆もでてくる季節。
そして、きゅうり、ズッキーニ、おくら、茄子、ゴーヤー、唐辛子類やピーマン、空芯菜や、つるむらさきなど、夏野菜の葉物も出回ってきます。
新生姜や、にんにく、らっきょう、大葉、みょうがなども、でてきます。
春野菜と夏野菜、両方食べられるいい季節かもしれませんね。旬の野菜は、季節外れの野菜とでは、栄養価が約３倍違うともいわれています。ジメジメして、調子の悪いときは、体調を整えてくれる旬の食材で、乗り切りましょう！

食べ合わせの良い食材

よく食べる料理につけ合せがなんで、これなんだろうと思ったことはありませんか。ちょっとみてみましょう。

●カレー＋らっきょう
カレーには、たくさんのスパイスが使われていて、からだには、とてもよいのですが、疲れているときは少し、胃がもたれることありませんか。そんなときは、らっきょうがいいんです。らっきょうの香りに含まれる硫化アリルが、胃の働きをよくしてくれます。辛味を軽減してくれるので、食欲をさらに増進させる効果もあります。

●甘酢ガリ＋寿司
ぜひ、旬の野菜、新生姜を使ったものを食べてください。家でも簡単に作れるので、のちほど、レシピをのせておきます。
ガリには、殺菌作用があり、抗菌効果で生魚が元となる食中毒防止の効果が期待できます。また、胃の働きを整え、消化の促進も期待できます。

●サンドイッチ＋ピクルス
ピクルスは、野菜を酢漬けにしたものです。サンドイッチなどのパンに含まれる塩分が多いので、お酢でむくみを解消する働きがあるので、組み合わせは最高です。
いろんな野菜を漬けて、カリウムをとり、さっぱりしましょう。

旬の野菜でつけ合わせレシピ

「らっきょう漬け」

[材料　２名分]

らっきょう　１８０g
酢　３００ｍｌ
みりん　５０ｍｌ
砂糖　大さじ２
塩　小さじ1/3
唐辛子　適量

[作り方]

①　らっきょうの両端をカットする。
②　ボウルにいれて、水洗いする。
③　薄皮をｍじて、泥を落とす。
④　鍋にお湯をわかし、沸騰したら１分ほど茹でる。
⑤　ザルにあげて、乾かす。
⑥　ボウルに調味料を混ぜ合わせておく。
⑦　唐辛子を切って、瓶に、らっきょうと調味料をいれ、１週間以上漬け込んで完成。

※水分を必ずしっかり乾かしてください。カビ防止につながります。

「新生姜で作るガリ」

[材料　２名分]

新生姜　３００g
酢　２００ｍｌ
砂糖　大さじ２
酒　２０ｍｌ
塩　少々

[作り方]

①　新生姜をよく洗い、汚れてるところはスプーンで取り除く。
②　ピンクの部分は薄切りにして、ほかのところは、できるだけ薄くスライスする。
③　沸騰したお湯にピンクの部分以外をいれ、１分ほど加熱し、アクをとる。
④　ザルにあけ、水分をきり、生姜に塩を揉み込み、５分程度おく。
⑤　酒、砂糖、酢を合わせておく。
⑥　密閉の瓶にいれ、生姜をいれ、３日目くらいおく。長期保存できるので、大量に作ってもOKです。