カグジョ世代の、からだが整うおかゆ、スープ、サラダ

木沢　いずみ
三軒茶屋で１５年、梅酒と地元青森の食材を使った創作料理を出す、カフェバー　tuakjam【トゥアックジャム】を経営。
地元の野菜を仕入れ、体に良い料理、空間を提供。日々、集まったお客さんとの会話も楽しめるのも、お店の人気のポイント！
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

1 ふぅ。と一息つきましょう！
2 パソコン、スマホ疲れの目に効く栄養素
3 からだを整える３つのレシピ

ふぅ。と一息つきましょう！

新年度がスタートして、１ヶ月経とうとしております。調べ物したり、書類を作成したり、何かと頭を使う機会が増えてるのではないでしょうか。スタートダッシュで、気が張り、少しおつかれモードになってるかも。ドライアイや、眼精疲労になる方も少なくないこの時期。少し、からだとこころを緩めてみませんか。
私も春は、頑張ってしまう傾向があるので、たまには、自分へのご褒美、「ゆるめる」ことも大切だなと感じます。
年中、目は使いますが、特に、花粉の時期も重なり、目からの疲れが全身疲労に繋がってしまいがち。そうならない予防策として、一息付きましょう！
からだを作るごはん。今回は、からだにとても優しいごはんをお伝えしようと思います。

パソコン、スマホ疲れの目に効く栄養素

目の粘膜を強化しながら、視力維持にも役立つ「ビタミンA」の原料になる栄養素のβカロテンを摂りましょう！
例えば、にんじんにもたくさんβカロテンが含まれていますので、キャロットラペにしたり、油で炒めてもいいんです。
菜の花も、ビタミンA、C、Eが多く含まれています。抗酸化作用が高いので、デトックス効果もあります。
海老もいいです。海老には、抗酸化作用が高い、「アスタキサンチン」が含まれているので、眼精疲労を緩和してくれます。そして、海老の旨味成分の「グリシン」は、睡眠の質を高める栄養素なので、目を休める手助けをしてくれますね。
目元のお手軽美容法として、軽く絞ったタオルをレンジで１分程度温め、目元に置くと、じんわり温かく、血流がよくなります。お試しくださいね。

からだを整える３つのレシピ

「たけのこと卵のおかゆ」

[材料　２名分]

たけのこ　１００g
卵　１個
ごはん　２００g
塩　（ひとつまみ）なくてもOK
昆布の顆粒だし（鶏だしでも可）　小さじ１
しょうゆ　小さじ１
水　２００ｍｌ
ごま油　小さじ１
白ごま　少々

[作り方]

①　鍋に水、たけのこ、ごはん、顆粒だし、しょうゆをいれて、煮る。たけのこは、お好きなカットでOK！
②　味をみながら、塩を足す。（薄味がよいときは、いれなくてもOK）
③　溶き卵をまわしいれ、ひと煮立ちさせる。
④　ごま油をまわしかける。
⑤　器に盛り付け、上からごまをかけて、完成。

「にんじんと海老のレッドスープ」

[材料　２名分]

海老　６尾
人参　1/2本
トマト缶　1/2
玉ねぎ　1/2個
水　３００ml
味噌　大さじ１
顆粒鶏だし　小さじ１

[作り方]

①　玉ねぎを薄切りにする。にんじんは、皮ごと使うので、食べやすい大きさに切る。
②　海老は、背わたをとり、殻をむき、下処理をしておく。
③　鍋に水をいれ、トマト缶をいれ、にんじん、玉ねぎを１５分ほど煮込む。にんじんに火が通るまで、煮込む。
④　海老をいれ、鶏だしをいれ、味噌をいれ、さらに１５分弱火で煮込む。
⑤　器に盛り付け、完成。

※　煮込めば煮込むほど旨味がでて、おいしいので、じっくりコトコト煮込むのもおすすめ。