カグジョ世代のおつかれさまごはん

木沢 いずみ
三軒茶屋で14年、梅酒と地元青森の食材を使った創作料理を出す、
カフェバー tuakjam [トゥアックジャム]を経営。地元の野菜を仕入れ、体に良い料理、空間を提供。
日々集まったお客さんとの会話も楽しめるのも、お店の人気ポイント!
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

青森の夏

プロフィールにも書いてありますとおり、私は、青森出身でございます。ずっと北国で育ってきたので、夏が大の苦手!!夏に家から出たくない病が発動します(笑)今年は、緊急事態宣言で私の店も休業せざるを得なくなりましたので、ワクチン接種もすんだしPCR検査も無事陰性だったので、1年半以上ぶりに青森に帰省しました。
今年は、とても蒸し暑いです。東京に比べると、とても過ごしやすいですが、いつもの青森の気候になれてる人たちは、厳しい夏に感じるだろうなと思います。
例年は、お盆すぎると、夜は涼しくなるので、エアコンいらずで、肌寒さを感じるくらいですが、東京は、ずっと暑いので、実は東京で暮らす人のほうが、体力があるのではないかと思っています。でもその分、冬が厳しいので、とんとんかなとも思ったり。
今年も、ねぶた祭りが中止になってしまいました。楽しみにしていたのですが、まだまだコロナがおさまりそうにないので、懸命な判断だったと思いますが、来年こそは、見たいです!祭り囃子のトラックがいたり、少しでも祭りを味わう努力をしていて、素晴らしいと思いました。
人もそこまでいないので、のんびりしています。
私の住む街には、大きな海がある公園があるので、犬の散歩にでかけたりと、ゆったりした夏を過ごしております。
この公園は、孔雀がいたり、猿がいたり、ちょっとした動物園感覚なので、楽しいです。バーベキューや海水浴もできるので、夏は賑わいます。
私も普段と違う夏を体験しているので、
楽しみたいと思います。

青森の郷土料理

青森の郷土料理は、津軽地方のけの汁、南部地方のせんべい汁、貝焼き味噌、鱈のじゃっぱ汁、うにとあわびの吸い物のいちご煮、鱈の子和え、干し餅、イカメンチ、いなり寿司、生姜味噌おでん、チリンチリンアイス、味噌カレー牛乳ラーメン、ねぶた漬け、などなど、挙げるとキリがないくらい、いろいろなものがあります。

そこで、私の好きなもの3つにクローズアップしたいと思います!

●けの汁
津軽の方言で「粥」を「け」と呼ぶことから、「かゆの汁」とされるなど諸説あります。米が貴重だった時代に刻んだ具材を米に見立てて食べたとされます。400年前の津軽藩祖から受け継がれたそうです。もともとは、小正月の料理で、正月に家族の世話や来客対応に追われた嫁が、小正月に里帰りする際、男衆のために作り置きしたもの。栄養豊富な保存食として、凍りついた汁を崩し温め直して、何日も食べたといいます。
一年の無病息災を願っていただく精進料理でもあり、「津軽の七草粥」とも言われます。

●貝焼き味噌
下北地方、津軽地方に伝わる料理で、江戸時代から食べられていたそうです。青森はホタテが有名なので、そのホタテの殻を鍋代わりにして、いわしやさばの切り身と自家製味噌をのせて焼いた漁師料理だったそうです。のちに、庶民が卵を入手できるようになり、溶き卵を流し込んで一緒にとじた料理に進化したそうですが、当時は栄養をつけるために病人や妊婦さんだけが口にできる特別な料理だったそうです。
お酒との相性もいいので、今では家庭でもたべられるようになりました。白ごはんにかけてもおいしいです!

●イカメンチ
津軽では、訛って「いがめんち」と言ったりします。
津軽地方に伝わる家庭料理で、いかを刺し身にしたときに残る「ゲソ」を叩いてミンチにし、たまねぎや人参などの野菜とともに、小麦粉でまとめて揚げたものです。
終戦直後の食糧難の時代に、貴重ないかを残すことなく食べるよう工夫された、エコな料理です。当時の人のアイデア料理ですね。
いかの旨味とぷちぷちとした食感に野菜の甘みが、食欲をそそり、今でも大人気なソウルフードです。
新青森駅のお土産屋さんにも売っているので、ぜひ見かけたらたべてみてください。

青森の赤いなり寿司、赤飯も意外に人気で、とっても甘いんです!
砂糖は昔、貴重だったので、慶事のときに、おもてなしとして、使われていたそうです。
私は、東京に出てきて、赤飯が甘くないのに驚きました!
同じ料理でも、地方によって、違うのって、おもしろいですよね。

青森の人は美肌が多い!?

青森は、シミのないきめ細やかな肌は、全国トップレベル!ニキビのゆらぎに強く、肌のポテンシャルが高いのです。ポーラさんの調べによると、キメの細かさは全国1位なんです。
なんで、青森の女性は、美肌の人が多いのか。
それは「日照時間が短い」というのもひとつあります。
紫外線へのダメージや老化が少なくなりますね。また、曇や雨が多い、日照りが少ない、年間を通して湿度が高いので、日常生活を送る上で、肌環境がとてもよいのです。
そして、冬はとても寒い!毛穴が開かず、引き締まったキメの細かい美肌になります。
次に、「水がきれい」というのがあります。
青森の水道水はとてもきれいです。
普段からおいしい水をのみ、その水で顔を洗ったりもするので、体の内部からも外側からも肌の新陳代謝をよくし、美肌につながるのです。
新潟や秋田、石川県も肌がきれいな県のトップクラスに君臨するのも納得です。
みなさんも、旅行に行かれるときに、その土地のお水を飲んで、新陳代謝をアップし、きれいになっていただきたいです。

青森の郷土料理レシピ

先程のお気に入りベスト3のレシピをご紹介いたします!

「けの汁」

[材料 4人分]

大根 1本
人参 300g
ごぼう 200g
わらび 250g
ふき 300g
油揚げ 1袋
高野豆腐 400g
こんにゃく 1袋
昆布(だし用) 1枚
昆布(具材)1/2枚
赤味噌 100g
水 1000ml

[作り方]

① 鍋にだし用の昆布と水をいれて一晩置き、だしを取る。
② わらびを水から煮て、そのまま冷ます。ふきは水にさらし、塩抜きしておく。
③ 具用の昆布は火に炙って焼き、手で割く。高野豆腐は、水で戻しておく。
④ ごぼうは、ささがきにして、わらびは、2センチ程度の長さに切る。大根、人参、高野豆腐、こんにゃく、ふき、油揚げはさいの目に切る。
⑤ だし昆布を取り出し、だし汁の入った鍋に大根、人参、ごぼうを入れて、火にかけ、じっくり水から煮る。
⑥ 火が通ったら、ふき、高野豆腐を入れ、へらで混ぜ合わせる。
⑦ 煮立ったら味噌を溶き入れ、わらびと油揚げとこんにゃくと、昆布を入れて煮込む。
⑧ 器に盛り付け、完成。

※ なるべく大量に作ったほうがおいしいです。家では大鍋で作ります!

「貝焼き味噌」

[材料 2名分]

たまご 2個
カツオ節 4g
焼干し 4本
板麩 1/4枚
赤味噌 30g
小口ネギ 少々

[作り方]

① 板麩は水で戻しておき、8ミリ程度の細さに切る。卵はよく溶きほぐしておく。
② フライパンに(本当は大きなホタテの殻が理想)水を200mlいれ、焼干しを入れて、火にかけ、だしをとる。
③ だしの香りがしてきたら、焼干しを取り出し、鰹節をいれる。
④ 鰹節が沈んだら、味噌を溶き入れる。
⑤ 板麩をいれて、沸騰したら、溶き卵を入れ、卵が固まったらねぎを加え、火からおろす。
⑥ 器に盛り付けて、完成。

「イカメンチ」

[材料 2人分]

いか 1はい
キャベツ 20g
人参 15g
玉ねぎ 50g
ししとう 4本
塩 小さじ1/2
胡椒 少々
小麦粉 大さじ2

[作り方]

① いかは胴と足をはずし、内臓をとって処理する。胴を切り分けてから、フードプロセッサーにかけ、形が少し残る程度に刻む。足は包丁でたたき、みじん切りにする。
② 人参はみじん切りにし、電子レンジで1分程度加熱する。
③ キャベツは5ミリくらいの大きめのみじん切りにする。
④ すべて混ぜ合わせ、塩コショウで味付けし、つなぎに小麦粉を混ぜて、かたさを調節する。ボウルの中で4つにわけておく。
⑤ ししとうを揚げる。
⑥ 4つに分けたたねを形を整えて、揚げる。表面に焼き色がつき、カリッとしてくればOK
⑦ 器にししとうと、イカメンチを盛り付けて完成。

※ 本来はいかの足だけで作るけど、身もいれたらさらにおいしくなります。お好きな野菜をいれて味を楽しんでください。チーズをいれたりしそをいれたり、バリエーションを楽しんでください。

今回は、地元青森について書かせていただきました。訛りがすごいので、圧倒されるかもしれませんが、コロナが落着き、自由に旅行できるときが来たら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。美術館や、自然がとても美しいので、本当におすすめです!
お読みいただきまして、ありがとうございました。

プロフィール

青森県出身。航空会社勤務を経て、イタリアン、アジアン料理、梅酒バーで修行し、2007年に、自分の 店、tuakjam トゥアックジャムを三軒茶屋にオープン。
地元青森の食材を使った創作料理や、おつまみを提供。ちょっと変わった梅酒や店主こだわりの焼酎が飲める。
店主もだいたい飲んでるので、ひとりで来ても安心。一緒に飲める家のような店。
武士の食卓で、和食伝承士を取得。 和食の料理教室を独自に開催。今後は定期的に開催するよう、準備中。
三軒茶屋のバーは、ひとりでくるお客様が多いので、大人の放課後みたいなイメージのお店。ごはんも食べれるので、独身率高め。 年齢層は、30〜40代メインに、幅広い。 現在、感染症対策につき、
休業中。

■ホームページはこちら
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

■インスタグラムはこちら
https://instagram.com/tuakjam?r=nametag

 

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