こんにちは。神楽坂女子俱楽部の高村です。

コロナ不安から資格や検定の特集がチラホラ出てきましたので、「失敗しない資格取得のポイント」を御伝えしたいと思います。

今回は資格選びの２つ目のポイントとして「求人を見て本当に役立つ資格なのかチェック！」についてお伝えしていきます。

約1万人以上の女性とのキャリア面談を経験していますが、ほとんどの方が「資格」について質問してきます。仕事と紐づいた資格であればいいのですが「流行っているから」「あれば安心だし。。」という理由の方が大半なんですね。

自分のキャリアに役立つもの、スキルアップするためのもの、第３者から見て「これ！できるんだ」とわかってもらうためのもの（英語できますと言っても話せるのか書けるのかわかりません。TOEIC800点とあればだれでもある程度レベルがわかりますよね）、あとは実務経験はあるが体系的に学びたいとか。。。

理由は色々です。本当に役立つかどうかを知るには「求人」を調べることをお勧めします！

「求人」には「あれば尚可」「〇〇必須」などが書いてあります。本当に勝ち抜ける資格は「必須」事項の資格になります。「あれば尚可」レベルでしたら実務経験を積んだ人のほうが優先される可能性大です！

「どんな仕事」に「どんな資格」が必須なのか事前にしっかり調べている方はそう多くはありません。例えば、フランスに本社があるグローバル企業が日本で募集をかけたとき、
「フランス語は尚可」でした。必須なのは「英語」です。具体的にTOEICの点数も書いてありました。

いくらフランス本社の会社でも会議やレポートは英語なんですよね。フランス語ができればいいけど仕事での優先順位は「英語」なんですね。

求人を見て興味ある会社があったら同業他社の「資格」欄と「TOPのコメント」も併せてチェックしておくことをお勧めします！

「TOPのコメント」を読んで業界として今後どの方向に向かっていくのか、そのためにはどんなスキルが必要になってくるのか？ここでも少し先を見る視点でチェックすることが大事です！

資格取得は時間とお金がかかります。趣味系の資格ならいいのですが仕事に活かす資格は戦略的に考えて取得してほしいですね！時間とお金は有限なので

高村　祐規子 合同会社キャリア＆マネー協会代表　人材育成コンサルタントとして企業内研修のコンサルや女性専門のキャリアカウンセラーとして現在まで約１万名の女性たちとの面談経験がある。「働く女性のキャリアとお金」が専門。 「GCDF－Japanキャリアカウンセラー」「ファイナンシャルプランナー」 法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻修了