目次
はじめに
冬場の寒い時期が増える夜間頻尿ですが、夏場は水分をとる過ぎるのも良くないしかといって取らなすぎると熱中症などの危険もある。では夜間頻尿対策どうする?夏場こそ、夜間頻尿の方は食事(水分摂取時)の工夫をスタートさせるにはもってこい。習慣が身に付けば冬場になる頃には軽減しているかもしれません。
夜間頻尿対策 食事編
50代になると5人に1人、60代になると5人に2人tだんだん増えていく頻尿。
夜間頻尿は睡眠にも影響を及ぼします。
そこで、対策方法の一つに、食事(水分摂取)改善があります。
一言でいえば、水分・塩分・当分の摂り過ぎに注意するってことなのですが。
朝食から対策は始まっている!
どういうことか、睡眠の質向上、特に寝つきを良くし最初の1サイクルの睡眠をぐっすりとるために重要なのが朝ごはんの内容。
トリプトファンとビタミンB6を摂っておくこと。それが結局セロトニン→メラトニンと変化するから。
豆製品・卵・乳製品・肉・魚などでトリプトファンを。
鳥肉・魚・ゴマ・緑茶・トマト・バナナなのでB6を。
たまにはザ・日本の朝食はオススメです。
水分の成分に気を付けよ!
カフェインは利尿作用が高い。よってノンカフェインを心掛ける。
コーヒーはもちろん、例えば日本茶でも玉露となると実はコーヒーン倍カフェインが入ってたりします。
寝る前は水分の温度に気を付けよ!
冷たい飲み物は、その刺激で膀胱の筋肉も緊張するため尿意を感じやすくなります。
熱中症対策として寝る前に飲むのならば、夏で暑いからといて氷入りは頻尿対策としてはNG。暖かい物の方が良いのです。
アルコールは摂らない。飲む時は頻尿になると諦めよ!
アルコールも、カフェイン以上に利尿作用があります。抗利尿ホルモンの分泌を抑えてしまうのです。
お酒に種類にもよってその効果がさらに高まります。
例えばビール。アルコール分だけでなく、カリウムも多く含むため、細胞の代謝が促進。これまた利尿に繋がります。だから飲んだ以上の尿が出ていくのです。その尿量は飲んだ分のビールの約1.1倍。
さらに、ビールは水と比べて尿を作る速さが約10倍。つまりトイレが近くなる。
赤ワイン・紹興酒などもアルコール+カリウムの飲み物です。
夜間頻尿対策的には、お酒は、何時までに、少量で済ませる&飲むなら何を飲むかが重要
まとめ
夏場は水分摂取量がどうしても増える。そして浮腫む。汗をかかず冷房ガンガンの部屋で寝ていればトイレにも起きる。飲まないと夜間熱中症などにもつながります。でトイレに起きる回数は減らしたい。何をどう摂るか?考えてみてください。
それでは、今夜も良い眠りを・・・☆
プロフィール
Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー) 代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ) 薬剤師/睡眠改善インストラクター(H29年現在)薬科大学卒業後、営業職に従事。その後メンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる。2011年独立。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』や『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、セミナーや講演、企業研修を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。 スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/ 快眠サロン水月~mizuki~ https://mizuki-kaimin.com/ 新聞コラム連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。 *著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社) |
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