神楽坂女子倶楽部の皆さまこんにちは。
本日も働く大人女子にぴったりの簡単アロマ(精油)情報をお届けいたします。
年齢を重ねると心身の変化が起こりやすくなりますよね。
更年期の症状もその一つ。
今回は、働く大人女子の為の更年期×アロマケアについてお伝えしてまいります。
目次
更年期のメカニズム
性成熟期には規則的であった月経周期が不規則になり、やがて閉経を迎えます。
月経が来ない状態が12か月以上続いた時に、1年前を振り返って閉経としています。
個人差はありますが50歳前後で閉経する人が多く、この閉経の時期をはさんだ前後数年ずつの約10年間(一般的に45〜55歳頃)を”更年期”といいます。
更年期に現れるさまざまな症状の中で他の病気に伴わないものを「更年期症状」といい、
その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。
どんな症状がある?
更年期の症状は心身様々。ひとりひとりの症状も違います。
今回はその中でも代表的な更年期症状について解説します。
①血管に関係する症状
ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など
②血管以外の身体症状
めまい、動悸、頭痛、肩こり、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすさなど
③精神症状
気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など
症状別おすすめアロマ
更年期とアロマテラピーはとても相性の良い関係です。
更年期の症状は、年齢を重ねることで起こるエストロゲンの分泌低下によって女性ホルモンのバランスが崩れることより引き起こされることも要因の一つ。
このため、アロマテラピーでは更年期症状に対して「エストロゲン様作用」を持つ精油(エッセンシャルオイル)の活用がおすすめです。
更年期におすすめの精油(エッセンシャルオイル)Best3
・クラリセージ
特徴的な成分であるスクラレオールはエストロゲン様作用があり、ホルモンバランスを整え女性特有の不調の緩和に効果を発揮してくれます。
女性ホルモン調整、血圧降下、制汗、収れんなどにも効果が期待できます。
・セージ
古くから「長寿のハーブ」と呼ばれ、女性特有の悩みに働きかける効果が期待できる精油の一つです。
セージには女性ホルモンであるエストロゲン様作用もあるため、更年期特有のホットフラッシュと呼ばれるほてりやのぼせをはじめ、めまい、耳鳴り、肩こり、不眠、疲労感などの症状に対する効果があるといわれています。
・ローズ
甘く華やかで優雅なバラの花の香りのローズ精油は、心を明るく高揚させ、神経の緊張やストレスを和らげてくれます。
また、ローズの香りは脳内ホルモンのオキシトシンの分泌するのもポイント。
オキシトシンは「幸せホルモン」とも言われ、自律神経のバランスを整えたりストレスを緩和し気持ちをポジティブする働きがあります。
ご自身の好みや症状に合わせて選ぶことが出来るのもアロマテラピーの良さです。
ぜひ楽しみながらアロマライフを送って頂けたら嬉しいです。
また次回のコラムでお会いしましょう。
プロフィール
フランス式アロマテラピー<カリーナエッセンシャルカレッジ〉学長 なでしこsalon主宰 岩手県大船渡市出身。日本初のメディカルアロマリンパ専門サロンLuna route表参道店・横浜店にてアロマコンシェルジュとして活動後、カレッジ認定講師として延べ300名以上にオートクチュールアロマ®メソッドを提唱。 現在では受講生向け講義の他、講座開発、企業での講演会、社内ワークショップ等を企画開催している。講演実績 SONY様 Bridge Terminal 登壇「植物の香りでセルフメディケーション」法人様向け講座テーマ実績 「植物の香りで閃き力力アップ!」 「ビジネスシーンでの印象を上げる!効果的なアロマ(香り)の纏い方」 「毎日使えるアロマ活用法」等■Karina Essential College HP http://karina-labo.net/karina-essential-college■Instagram https://www.instagram.com/fumie.nadeshikosalon/■コラム執筆 https://bellebio-marche.com/archives/12098 |
この記事へのコメントはありません。