カリフォルニア シリコンバレーのコロナ近況について

こんにちは。神楽坂女子倶楽部の金岡です。すっかり秋らしくなってきたシリコンバレーからコロナの近況をお伝えします。私の住んでいるサンタ・クララ郡(人口約200万人弱)は、現在、新規陽性者が約200人/日、ワクチン接種終了(12歳以上)83%となっています。ワクチン接種率は、アメリカ全体で約55%、カリフォルニア州で約60%なので、この地域のワクチン接種率が高い事がお分かりいただけるかと思います。

※レストランは店内営業も通常通り行っていますが、テラス席を増やして、出来るだけアウトドアで換気の良いところで食事を出来るようにしています。

今年の6月中旬には、ワクチン接種の効果も表れて、コロナウイルス感染対策の規制を大幅に緩和されました。屋内(公共の乗り物や病院等を除く)でのマスク着用が必要なくなりました。これは大きな変化でしたが、意外にも店内ではほとんどの人が変わらずマスクをしていました。夏休みの旅行の計画の話もあちこちで聞くようになり、ホテルやレンタカー代が急上昇しました。

ところが、8月が近づいて変異株の影響なのか?新規陽性者が増え始めました。8月上旬には再び、屋内でのマスク着用が義務づけられました。それでも、店内での人数制限や営業時間についての変更はなく、経済活動はゆるゆると進んでいます。秋の新学期から、小学校から大学まで基本的にはオンラインではなく、通常に対面式の授業が全面的に再開されました。ワクチン接種済みの証明が必要な学校もありますし、知人の小学校では、保護者は、週に1度PCR検査で陰性を確認しなくてはならないようです。

※公共の乗り物(ウーバー等も)は、マスクは必需ですが、全てのバスの電光掲示板にはこの表記が。笑

私の通う学校は、ワクチン証明を提出する必要があり、手続きしました。ワクチンを接種するとその場で用紙(10cm×8cm)を渡されます。そこには、接種した日、ワクチンの種類等々、記載されています。これが紙としてのワクチン証明になります。これはCDCが作成しているので、全米共通の用紙だと思われます。また、カリフォルニア州のサイトで個人情報を入れると、デジタルの証明がQRコードとしてダウンロード出来るサービスがあります。今回はこちらのデジタル証明を提出しました。

ワクチン証明については、これから更に変わっていくと思いますが、屋内でのイベントについてはワクチン接種した人対象となってきつつあります。でも、事情があって接種出来ない人を対象とした救済策(陰性証明等)もあるようです。

※こちらのロボットは、テイクアウトの食事や食品を運んでくれます。市議で公道でのテストが認められているので、メイン通りで仕事をしています。笑
信号や段差、障害物を感知して、結構きびきび動きます。信号待ちしている姿はなかなか微笑ましいです。

企業活動は、リモートワークの会社も多いようですが、アパートの家賃がコロナ前より値上がってきているので、州外でワーケションしていた人達も戻ってきていると思われます。日常生活以外にも、イベントやスポーツ観戦、旅行等も再開されて、慎重になりつつも、リラックス感のある生活が過ごせているように思います。でも油断は禁物な事は今回の事で学びましたので、また規制が厳しくなるかもと思って過ごしたいと思っています。

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