《和文化》笛はどう持つの?

神楽坂女子倶楽部、和文化「かぐや姫チーム」、笛の福原百麗(ふくはら ひゃくれい・藤本博子)です。

広島、岡山、愛媛はじめ、西日本で災害に遭われた皆様、復旧作業に従事くださっている皆様には、大変な暑さの中でご苦労されていることとお見舞い申し上げます。

この連休中、皆さまはいかが
お過ごしでしたでしょうか?

私は・・・完全にバテてました。

これが熱中症なのかな?
油断すると死にも至る!と言われてるけど・・
やばいかも・・・

マジで、そう思いました。
水を飲んでも、もどしてしまうほどでしたので。

お陰様で何とか復活しましたが、まだ少々頭はぼんやりしております。
ということで、今日はゆるりと書かせていただきます。

これまで、「日本の笛」「篠笛の種類」を簡単に説明いたしました。

難しいことはさて置いて、篠笛は「横笛」→ これ大事! 横です。横。
尺八とは違います!尺八は縦!

まずはここを押さえておいてくださいね~

あ、簡単に「横笛」と言ってしまってますが、これも説明が必要だったかもしれませんね。

横・・・というのは床、地面と平行に構える、持つ、という意味です。
小学生の時に習ったリコーダー、あれは尺八と同じ縦笛です。
縦に持つのは自然なんですけど、横に持つ(構える)って初めての方には、かなりの違和感だと思います。

ちょっとベストの写真ではないですが、、こんな感じです。
横、自分の右側に横に構え(持ち)ます。

実は、この写真の時は、野外で風が結構吹いていたため、本来ならば、正しくない格好で吹いています。
正しくない点は、、、
笛が傾いている点です!

基本は床と平行なんですが、この時は風の向きに合わせて(そうしないと音が出ないので)傾けちゃってます。

野外ですと、風が吹いたり、雨が降ったり、想定外のことが起こることが多々あるので、野外の活動が多い祭囃子と、長唄などの少々難しいしきたりのあるジャンルでは構え(吹く姿勢)=所作が違ってきます。

今日は少々暑さバテに免じて、軽い投稿でお許しいただき、次回は、楽器のお話の続きの前に、ちょっと気になる和の所作について書いてみます。

お楽しみに!

どうぞ皆さんも暑さには、くれぐれもお気をつけくださいませ!

8月の篠笛体験講座は8月26日に予定してます。
神楽坂女子倶楽部メルマガでイベント案内させていただいております。

木沢いずみ

梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。

2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。

以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。

また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。

 

 

藤本博子(福原百麗)

伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。

これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。

現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。

一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。

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