皆さま、こんにちは。今年も残すところ僅かとなりました。この一年、皆様にとって、どんな年だったのでしょうか。年号も変わり、何か変化のあった年の方も多かったのではないでしょうか。
私は、2019年もたくさん笑って、学んだ一年でした。とても充実した年でした。
そんな、一年の締めくくりに、自分や家族におもてなしごはんを作りませんか。
簡単だけど、手の込んだ料理に見える、レシピを伝授いたします♪
縁起の良いものにしようと思いまして、食材は、豆、海老、ごぼうの3種類にクローズアップします!
海老は、
『腰が曲がるまで長生きに』という、健康への願いが込められております。
ごぼうは、
『細く長く幸せに生きていこう』という、願いが込められております。細く、長く根を張るので、縁起物の野菜として、食べられております。
豆は、
『丈夫・健康』という、願いが込められております。
まめに、働くなど、語呂合わせも良いので、お正月の縁起料理として、重宝されます。
それらの素材を使った、簡単おもてなしごはん、伝授いたします!
『カラフル開運サラダ』
【材料 2名分】
海老 6尾
豆 ミックスビーンズ1/3缶
グリーンリーフ 1袋
ミニトマト 6個
ごぼう 1/2本
みそ 大さじ1
みりん 大さじ1
酢 大さじ3
砂糖 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
ごま 少々
【作り方】
① 海老は皮をむき、背腸を取る。そして、色がピンクになるまで、茹でておく。
② グリーンリーフは、食べやすい大きさにちぎり、ミニトマトは、半分に切っておく。
③ ごぼうは、泥を落とし、大きめの削ぎ切りにして、少し多めの油で揚げ焼きにする。塩胡椒を少々振る。
④ みそ、みりん、酢、砂糖を混ぜて、混ざったらオリーブオイルを入れ、さらに混ぜ合わせる。
⑤ 皿に、グリーンリーフを敷き詰め、海老、豆、ごぼう、トマトをきれいに盛り付ける。
⑥ ④のドレッシングをかけ、ごまをふり、出来上がり。
『海老の彩り太巻き』
【材料 2本分】
海老 6尾
ごぼう 1/3本
しそ 2枚
たまご 2個
海苔 2枚
酢飯 2膳
白ごま 少々
きゅうり 1/2本
むき枝豆 大さじ2
マヨネーズ 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
【作り方】
① 海老の殻をむき、背腸をとり、茹でる。
② 厚焼き卵を作る。
③ ごぼうを、しょうゆ、みりん、砂糖、だし汁を入れて、柔らかくなるまで煮る。
④ 海苔に酢飯をしき、しそをしき、半分に切った海老をしきつめる。
⑤ きゅうり、ごぼう、枝豆も、きれいにしきつめる。
⑥ みりん、マヨ、しょうゆを混ぜ合わせたものを、上から塗る。その上にごまをふりかける。
⑦ 巻き簀で、下から上に向けて持っていき、巻く。
⑧ 3センチくらいの幅に切って、皿に盛り付けて、完成。
『海老しんじょうのすまし汁』
【材料 2名分】
海老 6尾
はんぺん 1枚
ごぼう 1/3本
むき枝豆 大さじ2
出汁 300ml
塩 ひとつまみ
醤油 小さじ1/2
三つ葉 少々
柚子 皮を少々
【作り方】
① 海老の皮、背腸を取り、生のまま入れ、はんぺんも入れ、すりこぎでつぶす。
② ごぼうは、削ぎ切りにして、酢水にさらしておく。
③ しんじょうの種を作ったら、スプーンでまるめる。温めた出汁にいれて、茹でる。
④ ごぼうをいれ、一煮立ちしたら、枝豆を投入。
⑤ 塩、醤油で味を整える。
⑥ お椀に盛り付け、三つ葉をいれ、柚子を少し散らして、完成。
消化、代謝に必要な服栄養素である、ビタミン・ミネラル・食物繊維が、豊富な玄米ごはん中心の食事「基本食」と、好きなもの、楽しい呑み食いの「快楽食」をしっかり切り替え、メリハリのある食生活を送りましょう!
お正月は、快楽食メインになると思いますが、一人でいる時や、イベントがないときには、「基本食」を食べて、体を整えましょう。
皆さま、良いお年をお迎えください。
今年一年も、ありがとうございました。
木沢いずみ
梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。
2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。
以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。
また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。
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