皆さま、こんにちは。和文化チームかぐや姫の食担当の木沢です。
寒くなったり、暑くなったり、乾燥したりと、体がついていかないことが多い、今日この頃。
私は、乾燥で、体調を崩しがちです。日々、加湿器を使ってますが、それでも、補えない時もあります。
そこで、今回は、乾燥に負けない、“潤い”を補うレシピをご紹介いたします。
まず、潤いの食材を選びました!
今回は、「にんじん」です!
にんじんの栄養素を簡単にまとめますと、
●ビタミンA(カロテン)
がたっぷり含まれております。これは、皮に多く含まれております。
●カリウム
血液の循環をよくします。
●食物繊維
腸の働きを活性化させます。
この食材を体に上手に取り入れますと、
【乾燥肌への潤い】を維持することができます!!
簡単レシピをご紹介いたしますので、ぜひ、作ってみてください!
『にんじんと水菜の白和え』
【材料 2人分】
● にんじん 1/2本
● 水菜 1/4袋
● こんにゃく 50g
● だし汁 1/4カップ
● 砂糖 小さじ1
● しょうゆ 小さじ1
● 豆腐 1/2丁
● 白ごま 大さじ1
● 砂糖 小さじ1/2
● みりん 小さじ1
● 塩 小さじ1/4
【作り方】
① こんにゃく、にんじんは、細めの短冊切りにし、だし汁、砂糖、しょうゆで、煮汁がなくなるまで煮る。
② 水菜は、根を切り落とし、3センチの長さに切る。
③ 豆腐は、さっと熱湯に湯通しして、キッチンペーパーに包んで、水気を絞る。
④ 白ごまは、弱火で炒り、すり鉢で油が出るまでする。
⑤ 豆腐を加えてすり、残りの調味料入れて。さらにする。
⑥ にんじん、水菜、こんにゃくを入れて、和える。
『とろとろにんじんとたまごのジンジャースープ』
【材料 2人分】
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2本
生姜みじん切り 8g
水 400ml
鶏ガラスープ 大さじ1
水 大さじ1
片栗粉 小さじ1
たまご 1個
小口ネギ 10g
ごま油 大さじ1
ごま 少々
【作り方】
① にんじん、玉ねぎは、薄切りにして、たまごは割りほぐしておく。
② 鍋に、水、鶏ガラスープをいれ、にんじん、玉ねぎ、生姜をいれて、火にかけ、野菜が柔らかくなるまで、煮込む。
③ 水溶き片栗粉を作り、鍋に入れ、煮立たせて、溶き卵を流し入れる。
④ 器に盛り、小口ネギ、ごま油を加え、ごまをふって、完成。
『すりおろしにんじんと鶏肉とブロッコリーのクリームシチュー』
【材料 2人分】
にんじん 1本
玉ねぎ 1/2本
ブロッコリー 60g
鶏モモ肉 100g
オリーブオイル 大さじ1
水 2カップ
豆乳 1/4カップ
シチューの素 50g
【作り方】
① ブロッコリーは、一口大に分け、熱湯で1分程塩茹でする。
② にんじんはよく洗い、半分皮のまますりおろし、半分は、皮をむいて、一口大に切る。
③ 玉ねぎは、大きめにスライスして、鶏肉は一口大に切る。
④ オリーブオイルをひき、鍋を熱し、玉ねぎ、鶏肉、にんじんを炒め、火が通ったら、すりおろしにんじんもいれる。
⑤ 水を入れ、沸騰したら、軽めにアクを取り、中火で10分程度煮る。
⑥ 一旦火を止めて、シチューの素をいれ、溶かす。シチューの素が溶けたら、弱火にかける。
⑦ とろみがついたら、豆乳とブロッコリーを入れて、一煮立ちさせる。
煮込めば、にんじんも柔らかくなりますし、すりおろせば、高齢の方や、歯の悪い方、胃腸が弱い方でも、食べることができます。
その際、茹でる時間や、火にかける時間を少し調整して、作ってみてくださいね。
ぜひ、潤い肌を手に入れて、新しい時代令和、そして、素敵なゴールデンウイークを迎えましょう!
木沢いずみ
梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。
2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。
以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。
また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。
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