2025年巳年 蛇とお酒と睡眠のお話し

はじめに

2025年は巳年。ということで、ヘビを睡眠に上手に使うとしたら?のちょっとしたお話をお届けしようと思います。
日頃中々蛇に接する機会はありませんが、この機会に知識として入れておくとよいかもしれません。

ハブ酒マムシ酒の睡眠から見る飲み方

ハブ酒やマムシ酒というと、滋養強壮!目がギンギンに冴えてしまいそう眠れなくなりそうなイメージですよね。日本だけでなく、世界各地でヘビを漬けたお酒があります。

民間療法であれ、その効能効果は実感されているということ。
では、その滋養強壮の元はどういうこと?を考えると、どうやら快眠の役に立ちそうです。

<ハブ酒>
ハブを主に泡盛に漬けたお酒。内臓など臭みの元になる部分を除き、一般的には1~5年漬け込む。10年以上超えた古酒なんかもあります。さらに、ハブだけでなく薬草やハーブや果物・糖類なども一緒に漬けて飲みやすくしてあるものも多い。

<マムシ酒>
マムシを主に焼酎に漬け込んだお酒。乾燥させたものをつける場合もあるけれど、生きたまま少量の水につけて水を交換しながらひと月かけて老廃物を吐かせ、その後生きたままお酒に1年~漬ける。

マムシは部位別に漢方薬としても使われます。共通する効能効果としてはやはり疲労回復&血行改善!!
ただのお酒と違っていろいろな種類のアミノ酸がたくさん含まれます。
ハブ酒には胃腸や肝臓の機能を促進する薬草類も入っているものが多い。
そう、寒い時期にはヘビ酒の効能効果はとっても役に立つ可能性があるのです。

ただし、やはりアルコールですから、寝る前にたくさん飲むものではありません。
しかも、ハブやマムシを漬けるお酒はアルコール同数の高いものです。

これらのことを鑑みて、服用タイミングは食前酒又は食後酒としてほんの少しだけ、中長期間がよいかもしれません。

仕事や寒さで疲れた体を素早く回復させ、血行を良くして快眠へ導く。
ヘビも使いよう?!怖いだけの存在ではありません。

まとめ

巳年は成長と完成と新たなスタートを象徴する年。現代日本ではカグジョ世代はまだまだこれから新たなお役目にチャレンジする世代!血の巡りもよくして、快眠して体調を整え元気に一年をスタートさせましょう!

それでは、今夜も良い眠りを・・・☆

プロフィール

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
薬剤師/睡眠改善インストラクター(H29年現在)薬科大学卒業後、営業職に従事。その後メンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる。2011年独立。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』や『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、セミナーや講演、企業研修を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。
スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/
快眠サロン水月~mizuki~   https://mizuki-kaimin.com/
新聞コラム連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

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