記憶を上手に固定させる睡眠のコツ

はじめに

カグジョ世代になってくると。。。やっぱり学生の頃ほど覚えられるか?は疑問なわけで。記憶の固定に睡眠が役立つことは分かっていますが、その記憶の内容・種類によっても睡眠の影響のあるなしが変わります。
今回は、どうしても覚えておきたい事柄を覚えて置きやすくするには?に絞ってちょっとしたコツをお伝えします。※必ず覚えていられると保証するものではありませんのであしからず。

覚える時・ねる直前のマインド

人は感情の生き物。強い情動を伴う記憶は残りやすい。
例えば、あの頃の大好きな人との初デートの場所は覚えている。例えば、あの時交通事故に巻き込まれたときの場面は忘れられない。などの強い感情が発生した時の記憶は残りやすい。逆にあまりにも日常な事、例えば、一昨日の朝食何食べたっけ?例えば、交流会で沢山名刺交換した人達の名前あれ誰だっけ?意外と忘れがち。
感情を伴う事は覚えてい易い傾向にあるのは事実。
では、強い衝撃的な感情を伴う事柄以外でも、睡眠中に起こる記憶の固定を強くするには?

その事柄は『重要だと信じる』こと。

ある実験では、2組の情報(対にした単語の一覧表を2つなど)を覚えてもらい、Aグループには「次の日テストするよ」と伝え、Bグループには伝えなかった。
一晩寝て、成績が向上したのは、Aグループのみ。
この場合、Aグループの睡眠波形とBグループの波形は異なっていた。
別の実験では、被験者に単語をいくつか覚えてもらう。覚えてなさい言われた単語と、忘れなさいと言われた単語を、90分の昼寝の後テストすると、覚える様指示された単語だけ記憶の固定が促進した。
やはりこの場合も、睡眠波形が覚えなさいと忘れなさいでは異なっていた。
覚えるために睡眠の内容まで変わるのだ。
この様に、覚えたいことがあれば、自分の中で「重要度を上げること」が、ポイントのひとつになる。

寝る直前の記憶は固定されやすい

一説によると、睡眠中には寝落ちる直前の出来事や思考から時をさかのぼって定着や整理整頓を始めるといわれる。一番鮮明に記憶残りやすい又は夢に影響しやすいのが寝る直前の思考。
なので、寝る前は、否定的な事や、怖いこと、悩みや不安、そんな負の思考は避けるべきなのだ。固定・影響されやすくなる。
覚えて置きたいことがあるのであれば、寝る直前に、プラスの感情と共にその重要な事柄を思い出すのがベター。
ただし、覚えなきゃいけないからでは✕。ねばならない思考は脳にとってはストレス。
覚えて置くとどんなメリットがあるのかと一緒に思い浮かべるのが良い方法かもしれない。

まとめ

覚えて置きたいことの重要度を上げる。寝る直前に良いイメージと共に思い浮かべる。すると睡眠の力を借りて記憶の固定が上手く進む可能性がグッと上がるのだ。

それでは、今夜も良い眠りを・・・☆

プロフィール

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
薬剤師/睡眠改善インストラクター(H29年現在)薬科大学卒業後、営業職に従事。その後メンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる。2011年独立。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』や『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、セミナーや講演、企業研修を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。
スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/
快眠サロン水月~mizuki~   https://mizuki-kaimin.com/
新聞コラム連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

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