第37回「ETFってなに?投資信託とETFの違い」

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの阪田順子です。

ETFという投資商品をご存じでしょうか? ETFは投資信託の一種ですが、国内で販売されている投資信託は約6000本あるのに対して、ETFは280本程度しかありません。商品数は少ないですが、つみたてNISAの対象商品にもなるくらいなので、株式などよりも安全に資産を運用できる商品なんです。

ETFとは?

ETFとは、投資信託の一種で上場投資信託のことをいいます。一般的な投資信託とは違って取引所に上場しているため、個別の株式と同じように証券会社を通じて取引所で売買することができます。

ETFと投資信託の違い

ETFと投資信託の大きな違いは、取引のやり方です。ETFの取引は、取引所の取引時間内に市場の動きを見ながらリアルタイムでできるので、自分が取引したい価格で売買することが可能です。投資信託は1日1回算出される基準価額でしか取引できないので、売買した価格が翌日以降にならないとわかりません。
投資信託は証券会社だけでなく銀行や郵便局でも購入できますが、ETFは証券会社でしか購入ができないという違いもあります。また、投資信託は金融機関によって取扱商品が異なりますが、ETFの場合は証券会社に口座があれば、欲しいETFが買えないということは基本的にありません。

ETFのメリット・デメリット

ETFのメリットは、一般的な投資信託と比べて保有コストが安いことです。また、インデックスファンドのように指数の動きに連動するように運用されているので、値動きがわかりやすく分散投資も可能です。
ETFのデメリットは、分配金が自動で再投資されないことです。投資信託は分配金を受取るか再投資するかは購入時に選択できますが、ETFの場合は分配金を再投資する場合は手動で買い付けを行う必要があります。

まとめ

ETFは株式と同じように売買できる投資信託です。リアルタイムに値動きを見ることができるので、投資信託よりも売買しやすいという面はあるでしょう。ただ、ETFと投資信託では、どちらが優れている、どちらが劣っているということはありません。投資はどんな運用をしたいかによって商品を選ぶ必要があるので、投資信託だけ、ETFだけでもいいですし、場合によっては両方を組み合わせるなどしてみてもよいでしょう。

<阪田の独り言>

まだまだ暑い日が続いていますね。暑いのが苦手なので、この夏はほとんど家で過ごしていたら、かなり太りました(^_^;) 涼しくなったらダイエット頑張りたいと思います!

<プロフィール>

阪田順子/ファイナンシャルプランナー
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®超初心者向けマンツーマン投資サポーターとして、投資が「怖い」「難しい」「わからない」という方をマンツーマンでサポート。
知識がない、専門用語がわからない方でも投資をスタートできる、「資産運用講座」や「株式投資講座」が人気。投資で失敗し数千万円を失った身内を見て、投資は絶対にやらないと決めていたが、ファイナンシャルプランナー資格取得と同時に勉強のために投資を始める。
「失敗したらお金を失う」という不安を抱えながらのチャレンジだったが、適切な投資をすれば安定的にお金が増える、稼ぐことができることを実感する。
その後は本格的に投資について学び、年収を2倍以上にすることに成功。
お金があれば人生が豊かになるだけでなく、何かあったときも安心なため、投資を多くの人に始めてもらいたいと考え、以前の自分のように投資にネガティブなイメージや苦手意識を持つ人が投資を始められるようにマンツーマンでサポートをする講座を開始。投資で豊かな人生が送れる人を増やすために、ブログやSNSで情報発信も行う。
アメブロ:https://ameblo.jp/meromeromeronnu/
Instagram:https://www.instagram.com/jsfp2020/

 

 

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