【令和女子は知っている 美・教養】
第54回 50代の肌を育てる習慣 〜年明けに老けないために〜

こんにちは。salon de Saga manners主宰の嵯峨裕美子です。
これまでヨーロッパの社交界などで実体験した経験をもとに、たくさんのご受講生にエチケット&プロトコール(交際儀礼) マナー、立ち振る舞い、ファッション、メイク&ヘアスタイル、パーソナルカラー&スタイル診断などトータルにアドバイスさせていただきました。
2025年も引き続き「令和女子は知っている美・教養」で品格を磨く大人のマナーから、人生を豊かに愉しむための秘訣についてお伝えいたします。

今年も残すところあとわずかとなりました。年末年始のご準備でご多忙の方も多いのでyないでしょうか。気温もさらに下がり、底冷えも感じる季節を迎えています。

忙しいと自分の時間がなく感じてお肌のお手入れもおそろかになりがりです。迎える新年も継続して、50代の輝くきを放つ肌ケア方や秘訣をお伝えいたします。毎日の何気ないスキンケアが実は一番、大切なポイントです。最後まで愛読いただけると嬉しいです。

1. 年末に始めたい、50代の肌を育てる5つの習慣

なぜ「年末のお手入れ」が50代の肌にとって重要なのか?
年末は、下記の状態が一気に重なり、50代の肌が最もダメージを受けやすい時期です。この時期に肌を酷使すると、年明けに「シワが深くなった」「顔がしぼんだ」「くすみが抜けない」といった変化が表面化します。だからこそ年末は、 攻めるケアより「育てるケア」、即効性より「回復力を高める習慣」を意識することが、年明けの肌印象を大きく左右します。

〜原因〜
①気温と湿度の急低下
②忙しさによる睡眠不足
③忘年会・食生活の乱れ
④暖房による強い乾燥

「習慣1」 落としすぎない洗顔で“肌の土台”を守る

50代の年末ケアで最も多い失敗が、「1年の汚れを落とそうとして洗いすぎること」。
皮脂量が低下している50代の肌は、洗いすぎはバリア機能低下につながります。

〜対策〜
年末特有の乾燥・赤み・粉吹きを防げます。
①朝はぬるま湯中心
②夜は低刺激の洗顔料を使用
③ゴシゴシこすらない

「習慣2」化粧水は“量より入れ方”を意識する

乾燥する年末は、「化粧水をたくさんつけているのに潤わない」と感じる方が急増します。それは角層が硬くなっているサインです。

〜対策〜
正しい入れ方
①手のひらで包み込むように
②2〜3回に分けて押し入れる
③肌がひんやりするまで待つ

「習慣3」年末こそ“美容オイル”で肌を育てる

50代の肌育てに欠かせないのが、良質な油分。年末の乾燥・疲れ肌には、化粧水+美容オイルの組み合わせが最適です。

〜おすすめの使い方〜
オイルを取り入れることで肌の水分蒸発を防ぎ、ふっくら感をキープできます。
①化粧水&美容液の後に1〜2滴
②クリームに混ぜて使用
③首・目元にも忘れずに

「習慣4」年末は“角質ケアを控えめに”して回復力を優先

大掃除やイベント前で、「肌もリセットしたい」とピーリングをやりすぎるのはNG!年末の50代肌は、回復力が落ちている状態です。

〜対策〜
角質を取りすぎないことで、肌が自ら潤う力=育つ力を守れます。
①マイルドな角質ケアを週1回まで
②刺激を感じたらすぐ中止

「習慣5」睡眠と血流を整えて“肌の再生力”を高める

どんな高価なスキンケアよりも、年末に差が出るのが睡眠と血流です。
〜対策〜
これらを意識するだけで、夜間の肌修復力が高まり、ハリ・ツヤが戻りやすくなります。
①湯船に浸かる
②首・肩・デコルテを温める
③就寝前スマホを控える

年末のお手入れで“年明けの肌印象”が決まります!年末の肌は、「老化が進む時期」ではなく「立て直せる最後のチャンス」。
落としすぎない・与えすぎない・乾かさない・温める、このシンプルな習慣を続けるだけで、年明けに「老けた」ではなく「調子がいい」と感じる肌に変わります。
50代の年末ケアは“肌を育てる意識”が大切です。育肌で新しい年を迎えましょう。
本年も大変お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください♡

2. マナー美・教養31 秘訣

この12月は様々な出来事がありました。
50代になると健康上で予期せぬことがあったりと、健康診断は1年に一度は必ず受けておりましたが、老化と普段の違いなど年々と変わっていく現状を改めて感じております。
年練と共存しながら、来年も美肌キープを心がけてまいります。皆様もご自身の美しい肌をキープする秘訣をご自身にあった内容を更新されてください。

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嵯峨裕美子プロフィール
salon de Saga manners主宰
スイスが誇る伝統のフィニッシングスクール、ヴィラ・ピエールフー(Institut Villa Pierrefeu)を卒業され、プロトコールマナーを基軸としたスクールに20年間、従事し専属講師、副学院長を努める。欧州、王室主催の舞踏会に多数出席。
欧州社交界の経験から、受講生の実践の場としてモナコ王室「バラの舞踏会」やフランス「パリの舞踏会」、エルメス社主催「エルメスカップ」などの社交界に出席される方へ、テクニックや知識を伝え「教養を身につけ、人生を豊かに楽しむ。」ための講座やVIP研修を展開する。ホームページ http://salon-de-saga.com/
「エチケット&プロトコールマナー」「大人のマナー シリーズ」「メイクレッスン」を開催中。

 

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