【令和女子は知っている 美・教養】
第27回 西洋料理

< 美・教養3 レストランマナー ふるまい >

こんにちは。salon de Saga manners主宰の嵯峨裕美子です。
これまでヨーロッパの社交界などで実体験した経験をもとに、たくさんのご受講生にエチケット&プロトコールマナーからメイク、ヘアスタイル、ファッション、パーソナルカラー&スタイル診断させていただきました。
新年からは「令和女子は知っている美・教養」で品格を磨く大人のマナーから、人生を豊かに愉しむための秘訣についてお伝えいたします。

3月に入りイベントなどでお忙しい方が多いのではないでしょうか。先日、大阪のラグジュアリー会員のセミナーでプロトコールをお話しさせていただく機会がございました。
国際儀礼のマナーやテーブルマナー、席次、おしゃれに楽しむ香りのエチケットなど、ラグジュアリーな特別な場所で楽しむ為に不可欠なポイントを凝縮してお話しをいたしましたが、あっという間の時間でございました。

セミナー後の懇親会ディナーは、SUGALABO V。「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」の最上階7階にあるSUGALABO Vは、ルイ・ヴィトン世界初となる完全紹介制レストランです。作品性に輝く料理を堪能してきました。

さて、そのレストランで色々とご質問をいただき、レストランに到着してお席に座るまでの「ふるまい」について今回はご紹介いたします。

いつもより素敵なレストランに訪れた際に、少し緊張してしまう方も多いのではないでしょうか。マナーのポイントを押さえるだけで、いつものように楽しい時間を過ごすことができます。いざ!の時に備えて、復習いただければ幸いです。

本日の本日の美・教養4は「レストランマナー ふるまい」についてです。
改まったお席での「ふるまい」はまた別になります。また、普段から身についていないことは、基本マナーが問われる場面ですぐにできるものでもございません。普段から意識したり、実践することで身につきます。

<ふるまい1 到着>

レストランに到着した時は、レセプションで予約を伝えましょう。ハンドバッグ以外の荷物、上着はクロークに預けます。

<ふるまい2 レストルーム>

レストルームに行くタイミングは、お席にご案内される前や、オーダーの後にお料理が運ばれてくる前までにしましょう。洋食の場合の席ではおしぼりのない場合もございます。手を洗い、身だしなみも整えましょう。

<ふるまい3 お席>

お席までの歩き方は、カップルの場合は、お店のスタッフ、次に女性、男性の順序です。
エスコートするのは男性になりますので、女性に前を歩いてもらいましょう。お席は、店内を見渡せる奥の席は女性やゲストが座ります。

<ふるまい4 着席>

西洋料理では、椅子に座る時に椅子の左側に立ちます。スタッフが椅子を引いてくれますので、ゆっくりと椅子の前に移動して座ります。椅子に座る時のポイントは、振り返らないで座ります。

レストランに到着してお席に座るまでの「ふるまい」について、人生を豊かに愉しむための秘訣として見直していただければ幸いです。

嵯峨裕美子プロフィール
salon de Saga manners主宰
スイスが誇る伝統のフィニッシングスクール、ヴィラ・ピエールフー(Institut Villa Pierrefeu)を卒業され、プロトコールマナーを基軸としたスクールに20年間、従事し専属講師、副学院長を努める。欧州、王室主催の舞踏会に多数出席。
欧州社交界の経験から、受講生の実践の場としてモナコ王室「バラの舞踏会」やフランス「パリの舞踏会」、エルメス社主催「エルメスカップ」などの社交界に出席される方へ、テクニックや知識を伝え「教養を身につけ、人生を豊かに楽しむ。」ための講座やVIP研修を展開する。ホームページ http://salon-de-saga.com/
「エチケット&プロトコールマナー」「大人のマナー シリーズ」「メイクレッスン」を開催中。

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