カグジョ世代の”筋肉をキープ”で体あたためごはん

木沢 いずみ
三軒茶屋で14年、梅酒と地元青森の食材を使った創作料理を出す、
カフェバー tuakjam [トゥアックジャム]を経営。地元の野菜を仕入れ、体に良い料理、空間を提供。
日々集まったお客さんとの会話も楽しめるのも、お店の人気ポイント!
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

12月は食べて動いて熱を作って冷え取り体を作る

皆様、こんにちは。あっという間に12月。本格的な寒さを迎える季節となりました。空気も乾燥して、風邪をひきやすい時期でもあるので、体調管理には十分お気をつけくださいね。日も短くなって、もの悲しくなる季節。せめて、体をあたためて、元気になりましょう。
体を動かすことが、寒いと億劫になりがちですが、10分でもストレッチをして、体を動かすことを本当におすすめします!私は、今年から毎日起きてから運動をしているのですが、最初の半年は、痩せるどころか、体重が増えてしまい、見た目は変わっても体重計を乗るたびに、がっかりしていました。でも、半年過ぎてから、少しずつ痩せ始めて、今は、モチベーションもあがってます!年齢を重ねると、痩せにくくなって、めんどくさくなることも多いと思いますが、冷え性も改善したし、食べてもそこまで増加することがなくなりました。ただ、時間がかかる。。それでも、続けることで、体ができていきます。1年かかりましたが、去年から始めたことがわたしの中で、とても大きく、体調もよくなったので、ぜひ、今からでも皆さんに、実行していただきたいと思います。食べないと痩せますが、食べたらまた戻ります。基礎代謝をあげて、やせ体質を目指しましょう。今、寝るときは冷たい足も、布団にはいってすぐ、ポカポカになります。暑いくらい笑 よく眠れるし、お肌にもいい!忘年会シーズンに突入したので、食べて飲むことも多くなるでしょう。帰りは一駅歩くとか、ほんの少しの運動をとりいれて、万病の元を撃退しましょう!

冷えの原因とその改善策とは

まだ、寒さに慣れてない体は、冷えに敏感になりやすく、むくみや胃もたれ、自律神経の乱れ、ホルモンの乱れなど不調が増えます。
冷えの原因のひとつに、血行不良があります。血液を流れる体中の血管の9割以上は毛細血管で、全身に必要な栄養素と酸素をめぐらせ、不要な老廃物や二酸化炭素を回収します。血流がつまって流れが悪くなった毛細血管のことを「ゴースト血管」と呼び、じわじわと不調の種を増やします。手足が氷のように冷たくなっている人は、ゴースト血管化している可能性があります。体の中の必要なものの供給、不要なものの回収が十分にできず、シミ、シワ、薄毛など美容に関する問題や、高血圧、肝機能障害、腎障害、骨粗鬆症、認知症など病気に発展する可能性があります。
改善する3つのことをお伝えします。
● 睡眠前の入浴
体温がいちばん高くなるのが、夜です。体の深部の体温が下がり始めるタイミングで眠気を感じ、さらに朝に向かって徐々に下がっていきます。しかし、もともと体温が低いと、体温がグッと下がるタイミングがないので、睡眠の質が下がってしまいます。なので、芯から体を温め、血行を末端まで改善し、副交感神経を優位にして睡眠に必要な条件を揃えてくれます。40度くらいの温度でゆっくりつかりましょう。半身浴も血行促進でむくみもとれるので、おすすめです。
● あたたかい飲み物を飲む
ゴースト血管を再生するのが、スパイスティーです。
紅茶、ハーブティー、チャイが、取り入れやすいと思います。シナモン、ルイボスティーがおすすめです。ミルクティーにシナモンをいれて、心もリラックスして、ゆっくり飲んで、スパイスを体で感じてください。生姜パウダーも、紅茶、ハーブティーにふりかけたりして、体を温める飲み物のお気に入りを見つけてみてください。
● よく噛むこと
栄養素の吸収率をアップさせて代謝をあげるために、30回以上噛むことを目安にしっかり咀嚼することが大切です。噛む回数を増やして食べることは体を温めることにつながります。

代謝をアップの温活食材

代謝をあげるために必要な栄養素は、
● ビタミンB群
● タンパク質
● ミネラル
こちらを意識して効率よくとると、からだを温めてることができます。
ここで、3つの食材をご紹介いたします

「たらこ」
血行を促進するビタミンE、疲労回復や冷えの改善にも役立つビタミンB群が多く含まれます。冬に不足しがちなビタミンDも多く含まれます。

「ほうれん草」
抗酸化作用の高いβカロテン、ビタミンC、ビタミンEを豊富に含みます。鉄分、鉄分の吸収率を上げるビタミンCと葉酸を含むため、貧血傾向が原因で起こる、冷えや疲労感、むくみにも効果が期待できます。目の健康を保つルテインが多く含まれるため、眼精疲労の改善にも役立ちます。

「オリーブオイル」
保温性の高い、オリーブオイルをおすすめします。スープなどに少しだけ加えると体を温めてくれます。強い抗酸化作用をもつため、加熱しても酸化しにくいの油なので、加熱用にぴったりです。口臭や口内炎にも、オリーブオイルでうがいすると、菌の増殖を抑えられるので、ぜひ、お試しください。

作って食べてハッピー”からだあたため”レシピ

「たらことほうれん草の豆乳スープ」

[材料 2人分]

たらこ 1腹
ほうれん草 1/3束
しいたけ 2枚
黒胡椒 少々
バター 小さじ1
水 200ml
豆乳 200ml
鶏ガラスープ 小さじ1

[作り方]

① たらこを皮から取り出しておく。
② ほうれん草は、ざく切りに食べやすい大きさに切る。しいたけは3つに切る。
③ 鍋にバターを溶かし、ほうれん草、しいたけを炒める。しんなりしたら、水、豆乳、鶏ガラスープをいれる。
④ たらこを加え、黒胡椒で味を整えて、器に盛り付け完成。

「ベーコン入りオニオンチーズスープ」

[材料 2名分]

玉ねぎ 1個
ベーコン 2枚
オリーブオイル 大さじ1
スライスチーズ 1枚
水 300ml
コンソメスープの素 小さじ1
塩コショウ 少々

[作り方]

① 玉ねぎは薄切りにする。ベーコンは5ミリ幅で切る。
② 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒める。飴色になるまで、しっかり炒める。ベーコンを加え、さっと炒める。
③ 水、コンソメスープ、塩コショウをいれて、ひと煮立ちしたら火を止めて、半分に切った、チーズをのせて、完成。

※ 少量のオリーブオイルをさらに、たらしてもおいしく食べれます。

「鶏団子と白菜のジンジャースープ」

[材料 2名分]

鶏ひき肉 200g
白菜 3枚
ねぎ 1/2本
薄力粉 1/2カップ
卵 1個
生姜 3センチ
酒 大さじ1
醤油 小さじ1
塩 小さじ1/3
水 400ml
鶏ガラスープの素 小さじ1
黒胡椒 少々

[作り方]

① しょうがはみじん切りにする。ネギもみじん切りにする。白菜は食べやすい大きさに切っておく。
② ボウルに鶏ひき肉、生姜、ねぎ、薄力粉、塩をいれて、よくこねる。
③ 鍋に、白菜をいれて、水をいれて、沸騰させる。
④ スプーンで、鶏団子を作り、煮込む。アクを取りながらやる。
⑤ 鶏ガラスープの素、醤油、酒をいれて、さらに煮込む。鶏団子に火が通ったら、溶き卵を流し入れ、火を止めて蓋をする。5分ほど蒸らす。
⑥ 器に盛り付け、黒胡椒をふりかけ、完成。

プロフィール

青森県出身。航空会社勤務を経て、イタリアン、アジアン料理、梅酒バーで修行し、2007年に、自分の 店、tuakjam トゥアックジャムを三軒茶屋にオープン。
地元青森の食材を使った創作料理や、おつまみを提供。ちょっと変わった梅酒や店主こだわりの焼酎が飲める。
店主もだいたい飲んでるので、ひとりで来ても安心。一緒に飲める家のような店。
武士の食卓で、和食伝承士を取得。 和食の料理教室を独自に開催。今後は定期的に開催するよう、準備中。
三軒茶屋のバーは、ひとりでくるお客様が多いので、大人の放課後みたいなイメージのお店。ごはんも食べれるので、独身率高め。 年齢層は、30〜40代メインに、幅広い。 現在、感染症対策につき、
定休日→日、月
営業時間→ 17:00〜24:00

■ホームページはこちら
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

■インスタグラムはこちら
https://instagram.com/tuakjam?r=nametag

 

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