食べる整腸薬で、免疫力底上げ!腸活レシピ

木沢 いずみ
三軒茶屋で14年、梅酒と地元青森の食材を使った創作料理を出す、
カフェバー tuakjam [トゥアックジャム]を経営。地元の野菜を仕入れ、体に良い料理、空間を提供。
日々集まったお客さんとの会話も楽しめるのも、お店の人気ポイント!
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

腸が冷えると体が疲れる!?

秋は、体調を崩しやすいです。なんだか、体調がわるいなと思ったら、お腹を触ってみてください。「冷たくありませんか?」

お腹が冷えてると、機能が低下し、胃の不調、便秘、下痢、感染症、アレルギー、疲労感などが起こる可能性があります。気づかないうちに、エアコンで冷えたり、冷たい飲み物で体が冷えてしまっていることが多いんです!室内にいることが多いなら、腹巻きを使うとか、あたたかい飲み物をゆっくり飲んでみたり、ちょっとずつ、習慣を変えていくのも体を守る対策のひとつだと思います。

冷えの恐ろしいところは、体だけでなく、顔にもでてしまうこと。血行が悪くなることで、新陳代謝がうまくいかず、肌のターンオーバーが遅れます。そうすると、顔色が悪くなったり、潤いが足りず、たるみやシワ、メラニンがたまると、シミの原因にもつながってしまいます。

なかなか、習慣を変えていくのは、大変なことですが、体と相談して、根気よく、体調管理をしてみてください。

日常でできる温活で、ヘルシー美人に!

ちょっと気にかけたらできる、温活とは、なんでしょうか。日常でのできることをあげてみます。

  • 冷たいものだけを摂らない。
    まだまだ暑いので、冷たいものでさっぱりしたいところですが、温かい食べ物を一緒に食べるなど、工夫をしましょう。
  • お風呂にゆっくりと浸かる
    20分程度、湯船に浸かるのがいいです。ゆっくりリラックスして、お腹や体全体をマッサージすることで、血流がよくなるでしょう。
  • ストレッチ
    同じ姿勢だと血流が悪くなり、冷えに繋がります。スクワットで、筋肉をつけると、全身が温まり、血の巡りもよくなります。自律神経の乱れにも運動は効果的なので、エクササイズからウォーキングなど、日々の習慣を取り入れてみましょう。

当たり前のことだけど、できない。が、日常になってきてしまいますよね。面倒だったり、時間がなかったり、気力がなかったり。私は、日々のルーティーンにいれてるので、筋トレ、エクササイズを毎日続けることができています。なにか、ひとつ。取り入れてみると、楽しくなって、体も変わってきますので、ぜひ、試していただきたいです。

体温1℃アップさせよう!温活ドリンク

基礎体温は加齢とともに、下がっていきます。体温が下がると代謝が低下して、いろんな不調を感じることに。体温が1℃上がると、免疫力が最大5〜6倍アップするともいわれています。免疫力が上がれば、風邪をひきにくくなる、疲れにくくなる、アレルギーや肌荒れが改善される、脂肪燃焼されやすくなる、などメリットがたくさん!
ほかにも、美肌、美髪効果、肩こり、便秘の改善、イライラの改善にも効果的です。
体を温めてくれる飲み物をあげてみましょう。

  • 白湯
    朝起きて、内臓温度を高めて体を目覚めさせる働きがあります。少しずつ口に含み、体に取り入れましょう。50度くらいがよいでしょう。
  • 発酵茶(烏龍茶、プーアール茶)など
    茶葉を発酵させた、飲み物は、体を温める作用があることで知られています。
    カフェインが気になる方は、ごぼう茶、玄米茶、ほうじ茶、黒豆茶、ルイボスティーも効果的です。
  • ココア
    純ココアがオススメ。砂糖やミルクは、逆に体を冷やしてしまうので、ホットで飲むか、入れないほうが、温活には、いいでしょう。
  • 生姜湯・葛湯
    生姜は、体を温める最強の食材です。とろみのある葛湯も体を芯から温めるので、古くから民間療法で活用されています。葛湯に生姜をすったものをいれ、はちみつやレモンを加えれば美味しく体が温まるドリンクができあがります。風邪をひきそうなときや、心が不安定なときにも効果があります。
  • 甘酒
    飲む点滴と呼ばれる甘酒は、体を温め、さらに保温効果まであるんです!栄養価が失われないように、加熱し過ぎには注意を。

免疫力アップ!腸活レシピ

「しらすとお揚げのデトックススープ」

[材料 2名分]

しらす 50g
油揚げ 1/2枚
パプリカ 1/3個
セロリ 1/2本
ごぼう 1/4本
生姜 1片(親指大)
水 400ml
顆粒だし 小さじ2
ナンプラー 大さじ1
料理酒 大さじ2
すりごま 大さじ1
レモン汁 小さじ1
ごま油 小さじ2

[作り方]

① 油揚げとパプリカは細切りにする。生姜は千切りにする。セロリは、筋をとり、ごぼうも洗って、斜め薄切りにする。
② 鍋にごま油を熱し、セロリ、ごぼう、パプリカの順に入れて炒める。
③ 水を加え、沸騰したら、油揚げ、しらすを加える。
④ だし、ナンプラー、料理酒、レモン汁をいれ、ひと煮立ちさせる。
⑤ 器に盛り付け、すりごまをかけて、完成。

「空芯菜と切り干し大根のナムル」

[材料 2名分]

切り干し大根 20g
空芯菜 80g
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
酢 小さじ1
白すりごま 小さじ2
ごま油 小さじ1

[作り方]

① 空芯菜は洗って、ラップに包み、レンジで1分加熱して、水気を切って、3センチの長さに切る。
② 切り干し大根は、水で戻して、水気を切っておく。
③ ボウルに、鶏ガラスープの素、酢、白すりごま、ごま油を混ぜ合わせ、空芯菜、切り干し大根を混ぜ合わせる。
④ 器に、盛り付け完成。

「長芋ともずくのとろとろ味噌汁」

[材料 2名分]

長芋 5センチ
もずく 100g
えのき 小1パック
万能ねぎ 2本
顆粒だし 小さじ1
味噌 大さじ1
水 400ml

[作り方]

① 長芋は、食べやすい大きさに切り、もずくは、ざく切りに、えのきは3等分に切る。
② 万能ねぎは、小口切りにする。
③ 鍋に、水を入れ、だしを入れ、長芋を入れ、火にかける。
④ 煮立ったら、アクをとり、2分ほど煮る。
⑤ えのきを加えて、さっと煮て、もずくを加えて、味噌を溶き入れる。
⑥ ひと煮立ちさせて、火を止める。
⑦ 器に盛り付け、万能ねぎをのせ、完成。

※ これは温活✕デトックスの最強スープなので、ぜひ、作っていただきたいです。おくらをいれてもOK!

季節の変わり目の体調管理、とても大切ですね。何事も、準備は必要。
少しでも、皆様の、お役に立てればと思います。
今回もありがとうございました。

プロフィール

青森県出身。航空会社勤務を経て、イタリアン、アジアン料理、梅酒バーで修行し、2007年に、自分の 店、tuakjam トゥアックジャムを三軒茶屋にオープン。
地元青森の食材を使った創作料理や、おつまみを提供。ちょっと変わった梅酒や店主こだわりの焼酎が飲める。
店主もだいたい飲んでるので、ひとりで来ても安心。一緒に飲める家のような店。
武士の食卓で、和食伝承士を取得。 和食の料理教室を独自に開催。今後は定期的に開催するよう、準備中。
三軒茶屋のバーは、ひとりでくるお客様が多いので、大人の放課後みたいなイメージのお店。ごはんも食べれるので、独身率高め。 年齢層は、30〜40代メインに、幅広い。 現在、感染症対策につき、
定休日→火、水
営業時間→ 15:00〜21:00

■ホームページはこちら
https://tuakjam-cooking.crayonsite.net

■インスタグラムはこちら
https://instagram.com/tuakjam?r=nametag

 

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