<人生100年時代の失敗しない資格の取り方>第3回

高村 祐規子

合同会社キャリア&マネー協会代表 人材育成コンサルタントとして企業内研修のコンサルや女性専門のキャリアカウンセラーとして現在まで約1万名の女性たちとの面談経験がある。「働く女性のキャリアとお金」が専門。
「GCDF-Japanキャリアカウンセラー」「ファイナンシャルプランナー」
法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻修了

こんにちは。神楽坂女子俱楽部の高村です。
<人生100年時代の失敗しない資格の取り方>第3回

1)少し先を見て何が必要になるか、世の中の動きをチェック!
2)求人を見て本当に役立つ資格なのかチェック!
3)資格は「掛け算」で考える

今回は3)の資格は「掛け算」で考えるについてです。

ポイントは、

◆1:関連している資格同士を掛け合わせる

資格は単独より他者との差別化&守備範囲を広げるために他の資格との「掛け算」
で考えて取得していくことが大事!

MOSという事務系の仕事に役立つ資格と英語の資格を掛け合わせて外資系に転職した方。(今はコロナなのでコロナ前の事例ですが)エステサロンオーナーで英語を勉強して外国人旅行者を取り込んだり。。。

経理系の資格も色々あるので、自分は経理のどんな分野に興味があるのかをまずよく考えてから取得の勉強をスタートしたほうがいいですね。
年次決算までできるようになり年収UPを見据えて、USCPAを取り転職を成功させた方もいます。

私はキャリアカウンセラーの資格を取り、日々女性達とキャリア面談をしていく上で、「キャリアの話にはお金の知識がマスト」だと思い、FPを取りました。年収、社会保険、転職後の生活、学び直し。。色々なところでキャリアとお金は絡んできます。

◆2:迷ったら<英語>を掛け合わせる!

今&これからも日本は人口減と高齢化でお金を稼げる市場はますます海外になります。
どんな仕事も語学、特に英語はできるようになっておいて損はないと思います。

今さらと思わずに、「人生100年時代」特に女性は長く生きるので。。(笑)
不動産系の資格、経理系の資格など色々な資格をバージョンUPさせてくれるのでぜひ、迷ったら<英語>を!

◆3:目指す資格を実際に使って仕事をしている人の話を聞く!

現実的にどのような業界でどのくらい役立つのか?ぜひ、資格講座に申し込む前に直接話を聞くことをお勧めします。

世の中が大きく変わってきているときなので、「今」は有効だけどこれからはどうかな??AIやITの進化が早いので難関資格を取っても希望の仕事につけない人は3年前くらいから多くなってきています。

弁護士資格を取ったけど年収300万とか。。
最後に。。
一番重要なことは、むやみやたらに取らないことです。
資格の数だけあっても仕事に役立たないのは「時間」と「お金」が無駄だからです。
趣味の資格と仕事のための資格をきちんと分けること。

VUCA時代を生き抜くために本当に役立つ資格取得を目指してください!!

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