こんにちは。salon de Saga manners主宰の嵯峨裕美子です。
3月のテーマは「アイライン」です。今回は「見え方別アイラインの入れ方」をご紹介します。
まだまだ、花粉症対策などでマスク生活が続きそうです。この春はメイクで印象を変えたけれど、マスクをしているから難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。目はアイラインの引き方を少し変えるだけで、印象を変えることができます。
ナチュラルに目力アップの「縦アイライン」、クールビューティーな印象の「切れ長アイライン」、フェミニンな印象の「垂れ目アイライン』の3パータンのアイラインお引き方をご紹介します。
アイラインを上手に引くには、アイライナー選びも重要です。アイラインが苦手な方は、極細芯のペンシルアイライナーでなめらかに描けるタイプは、繊細ラインから太めラインまで自在に描ける極細の軸先が特徴になります。初心者から、年齢を重ねてアイラインが引きにくくなった方におすすめです。
*アイラインの引き方は、《第5回 アイラインの基本》を参照ください。
目次
見え方別アイラインの入れ方
1)ナチュラルで目力アップの「縦アイライン」
アイラインは、まつ毛とまつ毛の間を埋めるように細く引く「縦アイライン」。目のフレームが自然に強調されるので、さりげなく目力をアップさせたい時におすすめです。
「縦アイライン」の引き方
片手でまぶたを軽く持ち上げ、アイライナーでまつ毛とまつ毛の間を埋めるようなイメージで描きます。黒目の上のみ左右の目のバランスを見ながら少し太めにアイライン引くことで、目が縦に大きく見えます。目尻側は長くしなくて大丈夫です。
ポイント
アイラインは一気に引こうとせず、目頭側から目尻側に向かってアイライナーを小刻みに動かしながら、少しずつ引くのがおすすめです。
2)クールビューティーな印象の「切れ長アイライン」
横の目幅が自然に大きく見える「切れ長アイライン」。知的でクールな印象を変えたいときなどにもおすすめです。
「切れ長アイライン」の引き方
目頭から目尻まで上まぶたのまつ毛のキワに沿ってラインを引きます。
目尻から先は、下まぶたの延長線上にラインがくるように意識しながら、5㎜ほどはみ出してラインを引きます。また、 目尻側のラインを少し太めに引くことでよりキリっとした目元に仕上がります。
ポイント
目尻部分はやや上気味に描くときりっと感が増すので角度の違で印象を楽しめます。また、自然な仕上がりにしたい時は、目尻部分は床に対して平行に引きます。
3)フェミニンな印象の「垂れ目アイライン」
目尻側をやや下げ気味に引く「たれ目アイラン」。女性らしさや、やさしく見せたい時に取り入れてみましょう。
「垂れ目アイライン」の引き方
上まぶたのカーブに沿って、目頭から目尻までラインを引きます。目尻より先は、少しだけ下に降気味になるよう意識しながら、目尻から5mm程度のばしてラインを引きます。
ポイント
黒目の上部分を少し太めに引くことで、目が丸く見えよりやさしい印象になります。
カラーイメージ
アイラインのカラーでも印象が変わります。強い目力をエレガントに見せたり、トレンド感も取り入れられます。
1)ブラック
ブラックのアイラインはコンサバですが、入れ方を変えたらモードになります。
2)ブラウンブラック
さりげなく目力の印象がアップします。黒よりも艶っぽく、ブラウンよりも印象が出ます。
3)ブラウン
ブラックよりもふんわり盛れて、柔らかい印象の目元に仕上がります
4)グレー
目元をすっきり引き締めながら、抜け感をかなえます。
5)ネイビー
ブラックよりも大人っぽく上品に見せられます。
6)カーキ
モードで大人っぽい印象になります。こなれ感を演出してくれます。
テクニック編
アイラインを引く時は、鏡の位置や顔の向きがポイントです。
1)拡大鏡
アイラインがまつ毛のキワに引くのがに苦手な方は、拡大鏡で目をアップにして細部まで見える拡大鏡がおすすめです。まつ毛の隙間までしっかり見えるので、狙ったところにアイラインが引きやすくなります。
2)まつ毛の間を埋めるライン
アイラインは一気に引こうとせず、少しずつ線をつなげるように描くのがポイントです。目は閉じず、鏡を下に持つと細かい部分も見やすいです。
3)目尻のライン
目尻は正面から鏡を見て描くと、目尻の最後が上にハネてしまいがちになります。横を向いて目尻の位置を確認しつつ描き、最後は綿棒でぼかしましょう。
最後に・・・
春になり装いもコートからスプリングコートに変わりました。いつものメイクも少しテイストを変えるだけで旬のメイクになります。マスク生活もそろそろ終わりになりそうですので、この機会にメイク方法も新しく取り入れてください。ビューティーは毎日更新して、楽しみましょう!
嵯峨裕美子プロフィール
salon de Saga manners主宰スイスが誇る伝統のフィニッシングスクール、ヴィラ・ピエールフー(Institut Villa Pierrefeu)を卒業され、プロトコールマナーを基軸としたスクールに20年間、従事し専属講師、副学院長を努める。欧州、王室主催の舞踏会に多数出席。欧州社交界の経験から、受講生の実践の場としてモナコ王室「バラの舞踏会」やフランス「パリの舞踏会」、エルメス社主催「エルメスカップ」などの社交界に出席される方へ、テクニックや知識を伝え「教養を身につけ、人生を豊かに楽しむ。」ための講座やVIP研修を展開する。ホームページ http://salon-de-saga.com/ ビューティーアップレッスン「1月ビューティーDAY」開催 http://salon-de-saga.com/product/12/ |
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