こんにちは!
笛の福原百麗(ふくはら ひゃくれい・藤本博子)です。
いよいよ神楽坂女子倶楽部恒例のランチ会が今週末に迫ってきました。
ご無沙汰の方々との再会、新しい出会いを心待ちに、また素晴らしい交流の場にしたいですね!
お仕事に繋がる事ばかりでなく、本業とは違う趣味や興味を持たれていることなど、幅広い会話からより深い交流が生まれれば良いなと思っております。
それが女性ならでは、神楽坂女子倶楽部ならではのコミュニケーションですね!
先週末は関西でフルートと篠笛を聴いていただく機会がありました。
仲間内のこじんまりした会でしたが、「アナ雪2」の「Into The Unknown」をフルート1本で演奏したり、ある画家さんの作品を題材に作曲したフルートと篠笛の曲を聴いていただくような実験的な試みでした。
日曜には関西から早めに帰京し、その足で午後に都内で篠笛体験講座を開催しました。
(篠笛講座はストアカでリクエストベースで開催しております)
ご参加下さった若手の女性は、なんとフルートをずっとされているとのこと。
なぜ篠笛なのか?と尋ねてみましたら、地元の祭囃子を小さい頃から聞いて育ち、いつかやりたいと考えていたそうです。フルートはご自分でずっと練習をされてきたようですが、本当はフルートでなく祭囃子の笛、つまり篠笛をやりたかったのだと。
祭囃子に憧れていたならば、近所の祭囃子のグループ(普通、連(れん)と言います)に「やってみたいのですが入れますか?教えてもらえますか?」と直接聞いてみるのが近道なのですが、なぜ私?だったのでしょう?
色々調べられてたようなんですが、ストアカ(Street Academy、お稽古事サイト)で私を発見して、自分と同じフルートをしていること、本業がキャリアコンサルタントで色々やってて面白そう!と思ってリクエスト下さったようです。
さすが、同じ横笛のフルートをされてるだけあって、初めて楽器を手にしたのに、一発で綺麗な音が出ました。初めて持った篠笛の軽さに驚かれ、これがずっと憧れてきた祭囃子の「ピーヒャラピーヒャラ」の笛なのか!と灌漑深い表情もされていました。
西洋音楽が多少お分かりになる方でしたので、先週もコラムに書かせて頂いたような西洋の五線譜と篠笛の譜面の違いからお話し、篠笛の数字譜は3分で理解できるほど簡単なものであること、西洋音楽は完璧を目指すものである一方、日本の音楽はアバウトさが邦楽らしさ、魅力であること等々、音楽でもこれほど違いがあるのかととても驚かれた様子でした。
ところで、
皆さんにとっての懐かしい音ってどのような音ですか?
音楽や楽器の音でなくても、何かの物音、声・・・であるかもしれませんね。
音の記憶はビジュアルに勝るものだと聞いたことがあります。
何かの音楽や楽器であった場合、彼女のようにその懐かしい音の記憶を再現したいと突き動かされて、習い事にチャレンジしたり、聴きに行ってみたり、そのような行動に繋がるのでしょうね。
●ストアカ(Street Academy)では「篠笛体験講座」をリクエストベースで開設しております。
ご興味お有りでしたら、どうぞお気軽にリクエストくださいね!
↓
https://www.street-academy.com/myclass/38288?
●個別にお稽古のご希望、ご相談等ございましたら、こちらまでどうぞ!
↓
ワード・スピリット 藤本博子
wordspirit.curation@gmail.com
藤本博子(福原百麗)
伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。
これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。
現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。
一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。
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