Vol.51 50代女性が知って得する睡眠情報:なぜ欧米人夫婦は同じベッドで一緒に寝られるのか?(仮説)

おはようございます。

人生、上手に寝たもん勝ち!2分間コラム。
さて、今年は、50代女性がこの先の50年も輝くための睡眠というテーマでお届けしていきます☆

今回は、「夫婦仲良く一緒に眠る秘訣?!」についてお話ししようと思います。
※全てのカップルに当てはまるわけではありません。あくまで一つの理由です。(笑)

カグジョ世代の皆さん、お宅の寝室はどうなっていますか?
和室・洋室、布団・ベッド、広い・狭い、色々住宅の事情はあると思いますが・・・
もし、どちらかが介護になるまでいつまでも同じ一つのベッドで仲良く・・・が希望であるならば、次の点に工夫すると良いというお話です。

❖ 2人の体格体重差が大きい場合。
⇒シングル・セミダブルを二つくっつける。ただし、マットレスはぴったりくっつくようなタイプのフレームのベッド。
1枚の同じマットレスや敷き寝具だとどうしても、体重の重い側のマットレスや敷き寝具のへたりが早いですし、重いほうが沈み込みます。ほんの少しの違い・傾きなのですが、女性は結構敏感に感じて、寝にくかったり、寝がえりが打ちにくいなど、快眠が妨げられることがあります。
そんな場合は分離しているほうが良いのです。

❖ 体感温度に差がある場合
⇒布団一枚を共通で使う場合、エアコンで、二人の共通する快適温度に年中通して設定調整する。
又は、掛け布団は各々用意。人は、部屋が寒くても布団さえしっかり温度が保てるものをしていれば、グッスリ眠ることが出来ます。ところが暑さには睡眠は弱い。28℃ぐらいまででしょうか。それ以上になると寝苦しくなる。高温多湿の中では快眠できないのです。なので、夏場はひょっとしたら暑がりの旦那さんにエアコンの温度設定は譲って、自分はしっかり布団を掛けることを選択する必要があるかもしれません。

❖ ベッドの配置
⇒一つベッドで寝たいなら、両サイドに通路を開けるが正解!
実はこれが欧米式!?配置のポイントなのです。
仕事の都合で片方が遅くに帰ってくることもあるでしょう。夜中にトイレに行きたくなることがあるかもしれません。朝は誰より早く起きて食事の支度。
静かにそっと出入りできる。
そう、相手を起こさなくて済むような気づかい・優しさが大切。
それから、雰囲気が良くなった時にどこからでもベッドに入れると言うロマンチックな意味もあるそうです。(笑)

❖ 寝室の照明
⇒頭の真上の豆電球(古い?!)はNGです。光の照度や刺激が強くなるので、頭上の電気は避けて!暖色系の間接照明で、眠るときはスイッチオフ。月明り程度が理想。廊下の電灯も夜は10ルクス程度までに落とせるとなお良いです。

以上、仲良し睡眠の工夫一部紹介!でした。
いずれにしても、大切なのは、コミュニケーションと、相手への気遣い思いやりなのかもしれません。

それでは、今夜も良い眠りを・・・「人生、上手に寝たもん勝ち!」

プロフィール

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
研修講師/薬剤師/睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会)

埼玉県出身。薬科大学卒業後、営業職に従事。医療の現場で心を病む人が増加している現状を目の当たりにし、心理カウンセラー資格を取得。その後、睡眠問題を深く掘り下げるためメンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる中で、睡眠は心と体を元気にし、目の前のあなたに笑顔をもたらす!と確信を得る。
日本にわずか10名ほどしか存在しない『睡眠改善シニア指導員資格』を取得(H29年3月現在)。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』に関するセミナーや、講演活動、『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、企業研修・安全大会講演を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。

新聞連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

 

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