はじめに
カグジョ世代の皆さんは、10月と言えばハロウィンを思い出すようになったのっていつからだろう?そんな風に思ったりしますよね。ハロウィンと言えばオバケカボチャがつきもの。今回はカボチャの種と睡眠のお話です。
カボチャの種の快眠効果
カボチャの種、おやつとして食べても良いですし、最近ではおしゃれなサラダなどよく使われています。スーパーマーケットでも手軽に手に入ります。
自分でカボチャの種を食用にする場合は、
① できるだけ果肉を残さないようにこそぎ落とす。
② 水洗いして残っている果肉を落とし、キッチンペーパーなどで水分をふき取ります。
③ 完全に乾くまで広げて乾燥させます。
④ 少量の油をまぶして、予熱したオーブンで15~20分ローストさせます。
⑤ そのままかじっても良いですが、殻をとった方が色々使いやすいかも。
なぜ、カボチャの種が快眠効果が期待できるかというと・・・。
☆思ったよりタンパク質が豊富。しかも必須アミノ酸のバランスが良い。
しかもトリプトファンがしっかりと含まれるため、サーカディアンリズムを整える&メンタルバランスを調整するセロトニンを創ることができます。さらに、セロトニンを起床時に光を浴びてしっかり放出することで、スムーズな眠りへ導く入眠ホルモンメラトニンが夜に出てきます。
☆種にはうまみ成分の一つグルタミン酸が多く含まれます。グルタミン酸はGABAの生成を促します。GABAは不安やストレスを和らげてくれる作用があるので、安眠サプリなどにも使われています。
☆マグネシウムや抗酸化物質なども豊富に含まれるため、睡眠中の細胞再生の役にも立ちます。
物悲しくて、悩みがちな秋の夜長。不安を取り除いてグッスリ安眠。カボチャのスープや煮物ももちろん良いですが、種にも注目してみませんか?
まとめ
ハロウィンと言えばでカボチャを取り上げましたが、旬のものにはその時に起こりがちな体の変化に適した成分が含まれているもの。季節を感じながら、楽しく美味しい食事を摂って、ぐっすり眠って、また明日も頑張りましょう!
それでは、今夜も良い眠りを・・・☆
プロフィール
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Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー) 代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ) 薬剤師/睡眠改善インストラクター(H29年現在)薬科大学卒業後、営業職に従事。その後メンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる。2011年独立。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』や『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、セミナーや講演、企業研修を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。 スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/ 快眠サロン水月~mizuki~ https://mizuki-kaimin.com/ 新聞コラム連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。 *著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社) |
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