夢が教えてくれること

はじめに

「夢は見ません。」という人も少なくないですが。実は見ない人はいません。見ていないのではなくて、覚えていないだけ。そもそも、覚えていにくい・すぐ記憶から消え去るのがデフォルト。覚えているのは、その内容が強烈であったり重要であった場合や、覚えてい易いタイミングで目覚めた場合です。
寝ている間の私たちの脳は様々な処理をしています。夢の役割はまだはっきりと解明されていないことも多く、仮説に満ちていますが、それでも夢という現象は存在しますし、それをラッキーなことに覚えていたなら活用しない手は無いと思うのです。

夢の活用

中々エビデンスを取りにくいのが夢。何せ覚えていないことが殆どですし、睡眠中の現象であり本人は意識がないからリアルタイムで解析するのは難しいわけです。現状ではまだ、起きているときの記憶や叩き起こして直後に話を聞くしかない。でも、近い将来夢は誰でも簡単にコントロールできるかも?!マサチューセッツ大学の研究では見たい夢を見る技術の発表があったり、筑波大の研究では脳活動のパターンから夢の内容を解析する物もあります。昔のいわゆる夢分析とは違う形で、精神医療の領域での夢活用も視野に入っているようです。とはいえ、まだまだ未知。

そんなわけで、ここからのお話は筆者の独自の夢活用に対する見解でもあります。

夢はそのほとんどが意味はないと考えられています。
脳内にある記憶(自分は覚えがなくとも記録されているもの含め)がランダムに浮かんで構成されています。見たことも無いようなへんてこな場所、ずっと昔の知り合いや芸能人が登場してみたり。そうほとんどは解釈しても意味がない。

一方で、夢は日常の特に負の出来事や、特に寝る直前の記憶は反映されやすい。例えば、寝る前に怖いホラー映画を見てそのインパクトが強いと夢に見たりしますよね。
夢は9割悪夢。人は恐怖や不安の方が脳に残りやすい。
夢はその負のストレスを和らげたりストレスに対処する準備ような役割もあります。
もちろん、悪いことばかりではない。良いことも夢には出てきます。

夢は覚えている覚えていないにかかわらず脳内にある記憶で出来ている。つまり顕在意識も潜在意識も反映されているのが夢。

では夢の役割は何か?様々な学説がありますが。
私は「夢を活用する」ことについては、次のような効果が期待できると考えています。

① ストレス耐性UP!:ストレス本質を見極めて、起きている間のストレス対応に応用。解決する行動をとるもよし、逃げるもよし、思考チェンジするもよし。
② 新たな自分発見!:夢を見ている時は寝ていますから意識はない。外からの思考的な情報は入ってきません。純粋に自分の脳内の声が反映される。もし夢を覚えていたら、分析することで、今まで気づかなかった自分の視点に気づくことが出来ます。
③ 実現脳になる!:寝る直前の記憶は定着しやすいことを利用します。「夢にまで見た〇〇」なんて言いますが、9割悪夢の中、成功が夢に浮かべばもう、そのイメージは潜在意識に刷り込まれたと解釈してほぼ間違いなし。後は自信を持って行動するだけ。

夢は覚えておきにくいもの。でも、普段はわからない潜在意識をチラッと覗き見ることが出来るもの。覚えていたらラッキー!自分を知り、可能性を広げる喫変えに使えます。

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それでは、今夜も良い眠りを・・・☆

プロフィール

Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
薬剤師/睡眠改善インストラクター(H29年現在)薬科大学卒業後、営業職に従事。その後メンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる。2011年独立。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』や『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、セミナーや講演、企業研修を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。
スリープ・パフォーマンス カンパニー https://sleep-perform.com/
快眠サロン水月~mizuki~   https://mizuki-kaimin.com/
新聞コラム連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)

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