みなさまイタリアから直輸入のワインを贈答用として販売しております株式会社モンテビアンコの諏訪間裕子です。お歳暮やクリスマスプレゼントとして頂く方も多いと思います。年末年始ワインを飲む機会が増えてくる季節にワインのミニ情報をお届けしたいと思います。参考になれば幸いです。皆様どうぞ健康でよいお年をお迎えください。

白ワインだけじゃない！お寿司に合うワイン

お寿司と言えば日本酒というイメージから白ワインを選ばれる方も多いのですが
マグロなど赤身のネタに白ワインは生臭く感じる場合もあります。
ということで一つは「ワインとお寿司の色を合わせる」です。

白ワイン♡白身魚

シャルドネやピノ・グリージョなどフレッシュでミネラル感のある白はぴったりです。

赤ワイン♡赤身魚

マグロやカツオなどの赤身にはタンニンが軽めの赤ワインが合います。

ロゼ♡ピンク系魚

サーモンやエビ、貝類などには辛口のきりっとしたロゼワインが合います。

最後に、迷ったらロゼスパークリング！！という王道が(笑)あります。
フレッシュで普通～辛口のロゼスパークリングは色々なお寿司を楽しみたいときに美味しく楽しめるワインです。

最新ロゼワイン事情知ってますか？

最近ロゼワインよく見かけるなと思っていらっしゃる方も多いと思います。世界的に数年前からロゼワインの消費量が増え続け、フランスでは生産量、消費量ともに白ワインを抜きました。
日本でまだそこまでブームにならない理由として、ロゼへの誤解もあるのでは？と思っています。「ロゼ＝甘い」　現在主流のロゼはほぼ辛口です。白に比べ赤ワイン用の黒ブドウを使っていることからコクがあり、中華やエスニック、揚げ物系などお料理とバランスよく、美味しく楽しめます。そして「ロゼ＝低品質」20～30年前に大量生産の低品質なロゼワインが出回ったため、未だにその印象がある方もいますが、欧州各国、アメリカではロゼのための畑であったり、醸造チームが作られたり、研究機関も発足し、品質は飛躍的に向上しています。

アメリカではロゼワインだけのＴＶ番組が作られるほどのブームが起こっていて、特に30～50代、週末は家族や友人とホームパーティーを開く世代が消費のけん引役となっています。この世代は高級ワインを知識とともに楽しむというよりは、何より美しいピンク色が集まった人達の気分を上げ、気軽に仲間と食事を楽しむ時間と考えています。
ロゼワインには多様な楽しみ方があります。クリスマス、お正月などお祝いにぴったりの綺麗なピンク色でもあり、これからの季節に気軽に色々なものを試されてはいかがでしょうか？