美容室勤務、百貨店勤務を経て独立し、通信業、保険業、海外積立等に携わり、現在は自身で暗号通貨やFX、gold、カジノ等様々なジャンルに投資をしています。 |
物価高や日本の国際的地位の低下でキャピタルフライトが起きるかも??
円ドルレートが21日には一時151円台と32年ぶりに安値をまた更新しました。
その後、円買い介入がまた行われ、少し円高に戻しているが、効果は持続しずらいでしょう。
急激に進む円安は、日本経済と日本人の生活に甚大な悪影響を及ぼします。
①物価高騰が収まらない。
仮にドル建て資源価格が落ち着いても、円安が進めば輸入物価が上がり、それが転嫁されて消費者物価が上がります。国民の暮らしは困窮し、ガソリンや電気・ガスの「円安補助金」で防衛費並みの巨額の対策費が必要になります。
大企業は原価の増加を転嫁でき、輸出の売り上げが膨らんで利益が記録的な水準にまで増えていますが、零細企業は価格交渉力が弱いため、原価の値上がりを売り上げに転嫁できず、利益が大幅に落ち込みます。
こうした格差は法人企業統計調査にはっきりと現れています。
②日本の国際的地位の低下。
ドル換算した日本の賃金が低下するため、海外からの労働力や高度人材を日本に招致するのが困難になります。フィリピンの介護人材などが他国に流れ、日本の有能な人材が海外に流出する動きが目立ってきています。日本の長期的な成長力を著しく低下させるでしょう。
③キャピタルフライト(資本逃避)が起きる危険性。
日本人が自国の通貨を見限り、資産を外貨建てで持とうとすると、国内での資金調達が困難になります。
日本では、個人金融資産約2000兆円のうち銀行預金が約1000兆円を占めており(正確には997兆円。2022年4~6月期、日銀、資金循環統計)その大部分が円建てです。
外貨預金は6.7兆円。対前年同期比はマイナス11.3%。これで見る限り、キャピタルフライトは起きていませんが、円安がこれからも続くと、多くの日本人が考えて外貨預金に走れば、それが巨大な円安圧力になって、日本経済が破綻へ向かう可能性もあります。
FXを始める人が多いわけとは。
最近、私の周りの方はFXで資金を増やしている30代が多いです。
「今の時代は何が起こるかわからないから、自分で稼ぐ力をつける。」と勉強をしながら、実践している方を多く見受けます。
FXの取引手法は大きく分けると、順張りと逆張りがあります。簡単に言うと、順張りはトレンドに沿った取引、逆張りはトレンドに逆らった反対方向の取引を指します。
FXの取引スタイルは、簡単に言うと短期から長期までの期間に応じた取引のパターンを指します。取引スタイルは生活スタイルや普段の仕事の特性、自身の性格やポリシーなどを考慮し、ライフスタイルに合ったものを選ぶといいと思います。
FXの取引スタイルは4つです。
○スキャルピング
注文から決済までの期間が数秒から数分という短期間で取引を完了させる手法です。1日に何度も繰り返し取引を行い、コツコツと利益を積み重ねていきます。1回の取引でとるリスクは少なめですが、判断力と集中力が必要になる取引手法でもあるため、初心者の方にはやや難易度が高いといえます。
○デイトレード
注文から決済までをその日のうちに完了させる取引手法です。一例として朝にポジションを保有して、その日の夜にポジションを決済させるパターンがあります。スキャルピングよりポジションの保有時間が長くなるだけに値幅も大きくなる傾向があり、1回の取引はスキャルピングよりも大きな利益になりやすいです。また、寝る前に決済をすることで、就寝中の為替変動リスクを抑えることもできます。
○スイングトレード
注文から決済までの期間が、数日から数週間かけて行う取引スタイルです。短期売買に比べてトレンドを予測しやすく、一度ポジションを保有したら定期的にチャートを確認すればよいので、ゆとりをもった取引を行えます。ただし、雇用統計や政策金利など重要な指標が発表されるときは急な変動が起きやすいため注意が必要です。初心者におすすめのスタイルになります。
○ポジショントレード
明確な期間は決まっておりませんが、約半年から1年という長期的な期間で取引を行う手法です。ポジショントレードではテクニカル分析よりも、ファンダメンタルズ分析のほうが重要になる傾向があります。スイングトレードよりもはるかにゆったりと取引を行うことができます。
FXで利益を出すために知っておくべき分析方法
FXで利益を出すためには、取引手法と同様に相場の分析方法が重要となります。
○テクニカル分析
過去チャートの値動きを分析して将来の値動きを予測する分析方法です。歴史は繰り返すといいますが、チャートにおいても過去に起きたパターンが将来にも出現する可能性があります。さらにパターンの組み合わせによっては新たな流れを予測することも可能でしょう。代表的なテクニカル分析は、ローソク足や移動平均線、ボリンジャーバンドなどがあります。テクニカル分析は多くのトレーダーが利用している有用な手法でもあり、覚えておきたい相場の分析方法です。
○ファンダメンタルズ分析
各国の経済状況や金融政策、物価の動向などを分析し将来の値動きを予測する分析方法です。その国の通貨に影響する要因を幅広く分析する必要があるため、多くの情報量を収集する必要があります。
時代が進んで個人でも取得できる情報は格段に増えているものの、逆に多すぎる情報の取捨選択や扱い方などに戸惑うこともあるかもしれません。慣れないうちはテクニカル分析をメインに取り組むこともひとつの方法でしょう。
FXは調べる媒体はたくさんありますし、興味のある方は勉強してみるといいと思います。
この記事へのコメントはありません。