おはようございます。
人生、丈夫に寝たもん勝ち!2分間コラム。今回は、「冬の布団と睡眠」のお話です。
一月も後半になるとぐっと寒い日もありますね。
お布団から出たくない・・・そんな日も(笑)
そんな心地よいはずの布団から出ると、アラ?なんだか方が痛い・・・強張ってる・・・なんてことありませんか?
前日に肩こりの心当たりがある場合は別として。思い当たるフシがないのに・・・という場合、ひょっとしたら布団又は寝巻きのせいかもしれません。
いつもより一段と寒い夜。
エアコンで寝室の温度を調節すればよいのですが、乾燥するし、電気代が・・・で、ついつい冬の夜間のエアコンは点けなかったりします。
そこで、寝巻きや布団で暖を取るための調節を考えます。
しかし、その選択を誤ると肩こりの原因になることが!
先ずはお布団。実は中年以降の筋肉量の落ちた女性の多くは自分が思う以上に、布団の重さに影響を受けます。
重さによって、いつもの寝返りが妨げられている可能性が。寝返りが打てないと、方や腰にかかる負担が増加するのです。それによって、朝起きたら肩が・・・なんてこともあります。
本来、保温性を考えると、毛布ON布団が正解。しかし、毛布一枚の追加で肩が凝ってしまう場合は、毛布IN布団で様子を見てください。総重量は同じはずですが、体へ直接かかる圧は多少変わります。
また、肩口に隙間が出来るお布団。これは言わずもがなかもしれません。寒い夜、冷気が肩口から入り込む。寝ていて気づかないうちに、肩に力が入ってしまうことも。方がコルだけでなく、力が入る事によって、脱力した質の良い睡眠が減少している状況です。
夏以上に、冬の布団選びは重要なのです。
重すぎない&肩口までふんわりカバーする布団を選んでくださいね。
それでは、今夜も良い眠りを・・・「人生、上手に寝たもん勝ち!」
プロフィール
Sleep Performance Company (スリープ パフォーマンス カンパニー)
代表:小林 瑞穂 (こばやし みずほ)
研修講師/薬剤師/睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会)
埼玉県出身。薬科大学卒業後、営業職に従事。医療の現場で心を病む人が増加している現状を目の当たりにし、心理カウンセラー資格を取得。その後、睡眠問題を深く掘り下げるためメンタル専門の薬剤師となり、延べ5万人以上の「眠りの悩み」に関わる中で、睡眠は心と体を元気にし、目の前のあなたに笑顔をもたらす!と確信を得る。
日本にわずか10名ほどしか存在しない『睡眠改善シニア指導員資格』を取得(H29年3月現在)。睡眠活用の専門家として、社会人が今よりもっと輝くための『ハイパフォーマンス睡眠法』に関するセミナーや、講演活動、『生産性向上のためのセルフリーダーシップ睡眠研修』など、企業研修・安全大会講演を実施。体感型ワークを多く取り入れた講座は、「すぐに実践できる」「スッキリ起きられるようになった」「仕事の効率化が計れた」「働き方改革に繋がった」など、好評を博している。
新聞連載・各種メディアでのコラム執筆や、TV出演等も行っている。
*著書:『できる大人の9割がやっている 得する睡眠法』(宝島社)
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