《食》今回のテーマは「春の体をつくる」テーマカラーは、「若草色」です

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
あっという間に桜が咲いて、もう初夏の陽気ですね。
春が急ぎ足で過ぎるのが、少し寂しくもあります。
木は、新しい葉が育ち始め、さわやかな気持ちにさせてくれます。
ひとつひとつの木の違いに、まるで絵画を見ているような気持ちになります。
同じ「緑」でも、それぞれの個性があり、楽しむことができるので、まだ春を楽しむことができそうですね。

そんなわけで、今回のテーマは「春の体をつくる」テーマカラーは、「若草色」です。

『若草色』は、鮮やかな黄緑色を表す色名で、春先に芽吹いた草の色です。
フレッシュな若々しいイメージが強い、若草色。
緑の中でも、生命力がより感じられる色です。

そんな春に、体が欲している食べ物。
「春は苦味、夏は酢の物、秋は辛味、冬は脂」と言われています。

春はなぜ、苦味なのか。
春先の体は、冬の、体の機能が低下している状態から、だんだん活発になる途中なんです。
暖かくなり、花が咲き始めると、「春が来た!」と感じ、体が急に心拍数をあげて、動き出します。
体がびっくりして、実はかなりの負担がかかっているのです。
特に肝臓に負担がかかるので、春先はどうしても肝臓が疲れてしまうのです。

そんな春は、緑のおいしい食べ物がたくさんあります。

  • にら
  • 春キャベツ
  • 菜の花
  • ふきのとう
  • 山うど

など、山菜も豊富にとれるよい季節です。

春キャベツは、全身解毒の作用があるので、煮物や炒め物がオススメです。

ニラは、βカロチンやビタミンAとC、ミネラルが豊富で、飲む機会の多い春にぴったりの、アルコールを解毒する作用に優れ、弱った肝臓を改善します。

また、春野菜の苦味は、免疫力を高める効果が、解毒作用とともにありますし、山菜は、粘膜を強くするので、オススメです。
「良薬は口に苦し」というわけで、病気になりにくい体を作れます。

今回は、大人の女性に食べていただきたい、春にオススメのレシピを伝授します!

『豚バラとスタミナたっぷりニラ玉ソテー』

① ごま油でにんにく、生姜を炒めて、香りがたってきたら、豚肉を軽く炒める。
② 溶き卵にお酢を少しいれて、ニラを入れてフライパンで、炒めて、ふんわりしてきたら、火を止める。
③ さらに、ごま油をひいて、炒めた肉と生姜を合わせて、とりガラスープとみりんと、醤油を入れて、一気に炒める。

フライパン一個でできる、簡単でヘルシーな一品です。

ぜひ、お家で作ってみてください(*´∇`*)

4月は、体を整える準備をして、元気な体を作っていきましょう!

 

木沢いずみ

梅酒と青森ごはん tuakjam オーナー。

2007年より三軒茶屋にて、「梅酒と青森ごはん」の店、『tuakjam』をオープン。今年で10周年を迎えます。

以前働いていた焼酎バーでの知識を生かして、“酔いしれる「梅酒・焼酎・泡盛・果実酒」を中心に取り揃え、「お酒に合うごはん」を提供しております。一人飲みを楽しく、日々の生活に寄り添う、まさに“大人の学校”のような、お店です。『楽しみながら学ぶ』というのを、テーマに、和ごはん料理教室も定期的に開催。

また、『武士の食卓』では、プロ講師を取得。和文化をみなさんと一緒に「おいしく、楽しく」日本の文化を継承していきたいと思います。

 

 

藤本博子(福原百麗)

伊藤忠商事を皮切りに、転職8回、事務職から営業、大道芸人まで20の職種を経験。16年間、人材派遣・紹介会社にて営業、転職コンサルタントとして勤務後、独立。

これまでのべ1万人以上の就業・転職サポートを行い、2013年には人材大手転職サイト主催のスカウトコンテストにて1位(部門別)獲得。

現在、民間委託の求職者支援訓練指定校(セラピスト養成)にて就職支援講座(自己分析、就活実技、顧客サービス等)及びキャリアカウンセリングを担当。現在、京都造形芸術大学で芸術学を学びながら、アートを取り入れた「じぶん分解ワークショップ」を開発。訓練校やセミナー等で広く活用している。

一方、長唄囃子福原流笛方として演奏活動の他、洋楽(フルート)との比較やビジネスの視点から見た指導は非常にユニーク。

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