【令和女子は知っている 美・教養】
第49回 50代の梅雨メイク術・崩れ防止テクニック

こんにちは。salon de Saga manners主宰の嵯峨裕美子です。
これまでヨーロッパの社交界などで実体験した経験をもとに、たくさんのご受講生にエチケット&プロトコール(交際儀礼) マナー、立ち振る舞い、ファッション、メイク&ヘアスタイル、パーソナルカラー&スタイル診断などトータルにアドバイスさせていただきました。
2025年も引き続き「令和女子は知っている美・教養」で品格を磨く大人のマナーから、人生を豊かに愉しむための秘訣についてお伝えいたします。

今年の梅雨は例年より湿度が高くなると予想されています。気温上昇に加え、蒸し暑さ・マスク・皮脂が重なり、メイクが「浮く・ヨレる・消える」の三重のお悩みに。

さらに50代になると、「肌のハリ低下・毛穴の開き・部分的な乾燥」など、加齢による肌変化も加わり、メイクが崩れやすくなります。
梅雨に最適な50代メイク手法と長持ちさせるための最新テクニックをご紹介します。ちょとしたひと手間が「1日中きれいが続く」秘訣です。

1.湿気と皮脂に負けない「ベースメイク」

軽やか密着がポイント。
▶スキンケア
「油分カット」と「水分チャージ」がポイントです。
・洗顔後は導入美容液+高保湿ローション+軽めの乳液で整える。
・クリームやオイルの重ねすぎは控えましょう。皮脂と混ざって崩れやすくなります。
▶下地
「皮脂吸着+毛穴ぼかしタイプ」が最強です。
・皮脂分泌が多いTゾーンはマット系、頬などは保湿力あるものを使用します。
・崩れを防ぎつつ、毛穴やくすみもカバーできるものを選びましょう。
▶ファンデーション
「薄膜仕上げ+密着力」で勝負!
・クッションファンデよりもリキッド+スポンジ仕上げで肌のフィット感をアップ。
・「崩れることを前提に、厚塗りでなく”削れにくい薄塗り”を意識する」がトレンドです。

2.ヨレない「ポイントメイク」

50代は、上品で華やかに!
▶アイメイク
「クリーム×パウダーのW使い」でキープ。
・クリームアイシャドウをベースに塗ると、上に重ねるパウダーアイシャドウの密着度がアップ
します。
・マスカラ・アイラインは耐湿度があるウォータープルーフタイプが必須。
▶チーク&リップ
「ティント+血色感」で自然な美しさをキープ。
・パウダーチークよりティント系 or クリーム系で肌なじみが良くなります。
・リップもマスク対応・色落ちしにくいティントリップが便利です。

3.メイク持ちアップの裏技

▶フィックスミストで仕上げに「湿気ロック」
・メイク後に使うだけで皮脂・湿気をブロックしましょう。
・最新ミストはスキンケア効果もプラスされて進化中のタイプがおすすめです。
▶ティッシュオフで1日快適
・出かける前に軽くティッシュで余分な油分をオフ。(Tゾーンを中心に)
50代の梅雨メイクは「湿気に勝つ」「自然に魅せる」が鉄則です。
「軽やかで密着するメイク」×「湿気ブロックテク」が不可欠。50代の肌悩みに寄り添いながら、清潔感とツヤ感のある仕上がりを目指しましょう。
肌に優しく、それでいて「1日中きれいが続く」そんなメイクを叶えるために、ぜひテクニックを試してみてください。

マナー美・教養26 秘訣

私が毎日のメイクで取り入れているのは、メイク後にミストを一拭きしています。
季節によってメイク後のミストとは変えていますが、ちょとしたひと手間が「1日中きれいが続く」秘訣です。令和女子の皆様もぜひ、お試しください♡
~ 私が愛用しているメイクキープミスト ~
【ceruru.b】セルル ビューティキープ プレミア 55mL
合成色素フリー、合成香料フリー、鉱物油フリー処方
ほんのりラベンダーの香りで、2層のメイクコート&うるおいコート皮膜成分が化粧崩れ、肌荒れからお肌を守り、長時間美しく保ってくれます。汗・皮脂・擦れに強い、テカリ防止です。

 

嵯峨裕美子プロフィール
salon de Saga manners主宰
スイスが誇る伝統のフィニッシングスクール、ヴィラ・ピエールフー(Institut Villa Pierrefeu)を卒業され、プロトコールマナーを基軸としたスクールに20年間、従事し専属講師、副学院長を努める。欧州、王室主催の舞踏会に多数出席。
欧州社交界の経験から、受講生の実践の場としてモナコ王室「バラの舞踏会」やフランス「パリの舞踏会」、エルメス社主催「エルメスカップ」などの社交界に出席される方へ、テクニックや知識を伝え「教養を身につけ、人生を豊かに楽しむ。」ための講座やVIP研修を展開する。ホームページ http://salon-de-saga.com/
「エチケット&プロトコールマナー」「大人のマナー シリーズ」「メイクレッスン」を開催中。

 

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